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年下男性との恋を育むコツは「3つの感情」を刺激し続けること 2/2


■年下男性だけじゃない。多くの男性が感じたい3つの感情

年下男性の抱く理想とは逆に、年上女性もまた、年下の彼氏に対して甘えたい、癒やされたいと思っています。社会で仕事をがんばっている自分の話を聞いてほしい、労ってほしい、認めてほしいと望んでいます。つまり、ふたりが同じことを同時に相手に満たしてもらおうとしている。これが年下男性と年上女性が上手くいかない一番大きな理由です。

多くの男性が望んでいることは「美しくて賢い女性に精神的に満たされ、男としてのプライドを保ちたい」ということです。それは、相手が年上だろうが年下だろうが関係ありません。

さらに、多くの男性が感じたい3つの感情があります。

ひとつ目は、認められたい。(ありのままの自分を受け入れてほしい)
ふたつ目は、存在意義を感じたい。(自分は役に立つ、必要とされる男だと感じたい)
3つ目は、ステイタスを感じたい。(自分は特別で1番であると感じたい)


年齢に関係なく、この3つの感情を刺激されると男性はたまらなく心地いいと感じます。一時期だけモテる女性は、外見が魅力的や媚びるのが上手というのがありますが、男性から長く愛され続け、そばにいてほしいと思われる女性は「心地よさ」という刺激を与えます。

男性は、この3つの感情をいつも満たしてほしいと思っていますし、そう感じさせてくれる人を大切に守りたいと思っているのです。

■年下男性と付き合うときにやってしまいがちなNG行為

年下男性と付き合う年上女性が陥りやすい罠は、「見下す」「頼りないと感じる」「年下だからと諦める」ことです。年下という事実が、この3つのネガティブな気持ちを女性の中に助長させるのは確かですが、年齢に関係なく、この3つすべては男性が最も嫌うこと、男としてのプライドを傷つけられることです。

また、年下の彼氏を育てようとすることも、実は彼のプライドを傷つけ、彼の力を奪うことにつながります。たとえば、彼に対し仕事に関係する人を紹介したり、仕事のアドバイスをしたりすることは、そのときは喜んでいる様子に見えても、男性の原動力となるエネルギーは満たされず、仕事ができるようにはなりません。

男性は育てるものではなく、自らの力で目覚めてがんばるようにエネルギーを注ぐ関わり方をすることです。いつもニコニコして、彼のいいところをたくさん認め、ありのままを受け入れてあげることです。

女性から過度に期待されずに、愛情のエネルギーを注がれることで、男性性がより強く目覚め、内側から挑戦しやり抜く態度が醸成されてくるものです。女性は男性を育てるのではなく、がんばってもらうように関わることが、男性がより男性らしく社会で活躍し、女性が女性らしくキラキラ輝く方法です。

女性の愛情とは、相手を理解し、共感し、受け入れることで、女性自身の調子がいいときは、彼のことをわかってあげたい、気持ちを察してあげたい、気遣ってあげたい、お世話してあげたいと思うものです。しかし、これと同じことを男性に求めても無理です。

「私のことをわかってほしい」「言葉にしなくても気持ちを察してほしい」「不安にならないように気遣ってケアしてほしい」と望んでも決して満たされることはありません。ただし、ひとつの例外を除いては。

■年下男性に「3つの感情」を常に感じさせ続ける

その例外とは、女性がまず先に、彼のわかってほしい、察してほしい、ケアしてほしいを満たし、男性が重要視している3つの感情を常日頃からシャワーのように感じさせてあげることです。

そうすると、男性はこの「心地よい刺激」を手放さそうとしなくなり、それを保つために初めて努力をしようとします。つまり、どうやら彼女の気持ちを察してあげることが必要らしいぞと彼が思うまで、辛抱するしかありません。

私も男性と付き合う中で、私の仕事にもっと興味を持ってほしい、私のがんばっている話を聞いてほしいと望んできましたが、それは叶わぬ夢だと悟りました。あなたの仕事に興味を持ち、あなたの活躍を心の底から無条件で応援してくれる男性は、この世の中にあなたの父親だけです。

でも、諦めないでください。目の前の男性を満たし続ければ、同じようにあなたを満たしてくれる日がやってくるはず。

残念なことに、その彼があなたを満たしてくれなかったとしても、彼にそのように関わり続けた努力は、決してムダにはなりません。男性が満たされたい3つの感情を満たそうとする態度は、人の良いところを見る優しい眼差しと、男性に頼れるいい意味で力の抜けた、精神的に丸みを帯びた穏やかな女性に導いてくれます。

会う度に美しく!

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※この記事は2017年1月13日に公開されたものです

植村 絵里

1980年東京生まれ、聖心女子大学卒。クイックエステBeautiQ(ビュティック)創業者。 自己実現と出産育児を自由に選択でき、内面も外見も美しい女性があふれる社会作りをモットーに、28歳で起業し、日本初の女子大生ベビーシ...

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