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「いい男は結婚している」のはあたりまえ。だから私たちがすべきこと

「いい男は結婚している」「結婚したいけど出会いがない」と不満を言う女性、素敵な男性と付き合って、ますます成熟していく女性――両者の違いは何か? なぜ、いい男は皆結婚しているのか? どうすれば素敵な独身男性と出会い、パートナーになれるのかを紐解いていきます。

「いい男は結婚している」のはあたりまえ。だから私たちがすべきこと

■「いい男は結婚している」、まずはそれを認めて

「素敵だな」「この人とお付き合いできたらいいな」と思う人が結婚していた――。それは珍しいことではありません。

男性は守るものがあって初めて力を発揮できるという特質があるから、独身男性と比べて、自分以外の守るもの(パートナーや家族など)がある男性は、余裕があり格好よく見えるのはあたりまえ。

そして、私たち女性が、本来の力に目覚めた覚悟と責任感のある男性を本能的に素敵だと感じるのはとても自然なことです。

もちろん結婚してなくても、覚悟と責任を持って人生を創造的に生きている男性はいます。そのタイプの男性は、結婚している男性と同じように、どっしりとした余裕を感じさせる、安定した雰囲気を持っています。

しかし、平和で安全で軍隊もないこの恵まれた国の環境で、普通にしていれば人並みの生活が保障されているのに、わざわざ「結婚」ではない責任を自らに課し、果敢に自分の可能性に懸けて生きる力のある男性はとても希少な存在です。

ある意味で、日本において絶滅危惧種のような「男性本能に目覚めた、まだ結婚していない素敵な男性」に出会い、そんな彼から好かれようというのは、一筋縄ではいかないことが容易に想像できます。

■運命のパートナーを見つける探知機、錆びついてませんか?

しかし、望みがまったくないわけではありません!

女性は皆、自分が幸せになるための直感を持っています。それは言い換えると、運命のパートナーを見つける探知機です。

しかし、このレーダーをうまく使いこなせずに、新規の男性との出会いだけを繰り返していると、最終的に行き着くところは、「皆いい人だからひとりを選べない」という境地。

そりゃそうです。あなたに意地悪をしたり、傷つけようと思って近づいてきたりする男性なんて、ほとんどいませんから。

自分のことを好きになってくれた男性の中から付き合う相手を選ぶのではなく、自分から好きになった人から「好きバック」(好き、を返してもらう)してもらう。

それを目指すための努力なくして、キラリと輝く何かを持った、無条件に心惹かれる自分だけの王子様に出会おうなんて無理な話です。

■相手の結婚ステータスはとりあえず無視。ときめく心を取り戻すのが先決

そこで、私からの提案です。

錆びついた幸せレーダーを動かすための強行手段として、ここはひとまず相手の結婚ステータスは無視して、自分が素敵だと思った人を、本気で好きになってみるのはどうでしょうか(※だからといって、決して不倫を勧めるわけではありません)。

相手が既婚者だったら、一夫一妻制のこの国では正式にお付き合いができないのは覚悟の上。しかし、相手が結婚しているとわかった瞬間から、その人を素敵だと思う気持ちにまで蓋をしてしまうとどうなるか。

自分の直感が、一体何に対してトキメキを感じるのかがわからなくなり、心が乾いた鈍感な人になってしまう可能性があると思うのです。

誰かを好きになるとき、心はとても柔らかくなっています。同じ風景なのに目に入るものが輝いて見えたり、同時に傷つきやすくなってちょっとしたことで心が揺れたり……恋をしている人の感受性はとても豊かになります。

こういう自分の気持ちを素直に感じきらないまま、無理に自分を奮い立たせて、「結婚してない男性」の中から相手を探そうとしても何もうまくいきません。

密かに思いを寄せる恋愛だとしても、寂しさや切なさや嫉妬や執着など、さまざままな感情を通して、自分のエゴと次々と対峙していく体験は決してムダになりません。

理不尽な恋愛の中でも、自分が惨めにならずに、美しく生きていくために、自分の心に湧き上がる感情をどのように昇華させていいかと悩み抜く体験を通して、女性として、人として大きく成長し、心が進化していきます。

そうやって、少し荒療治ではありますが、ときめく心と自分が幸せになるための直感を取り戻すことが先決です。こういう経験は、一見遠回りに見えて、実は自分の幸せを見つける一番の近道なのです。

■運命の相手が既に結婚している、のは珍しいことではない

植村 絵里

1980年東京生まれ、聖心女子大学卒。クイックエステBeautiQ(ビュティック)創業者。 自己実現と出産育児を自由に選択でき、内面も外見も美しい女性があふれる社会作りをモットーに、28歳で起業し、日本初の女子大生ベビーシ...

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