ハプニングバーの体験談。料金は？ 危なくない？ 10年通った私が教えます
今回ご紹介するのはハプニングバーの体験談です。名前を聞くことはあっても、その全貌を知る機会はなかなかない「ハプバー」こと「ハプニングバー」。ハプニングバー歴10年のAV監督・鈴木リズさんが、ハプニングバーの楽しみ方や注意点をお伝えします。
後腐れのない一夜の経験、さまざまな性的嗜好を持った人々との出会いが叶う。しかも女性は無料、完全女性上位、危険な行為や望まない行為は一切なしの安全な環境。
こんな夢みたいな場所が、通称「ハプバー」と呼ばれる「ハプニングバー」です。
今回は、ハプニングバー歴10年以上の私、鈴木リズが、初心者のアナタにハプニングバーの体験談をお話しします。
ハプニングバーとは？ 知っておきたい基礎な知識
ハプニングバーとは、さまざまな性的嗜好の男女が集まり、初対面での突発的なハプニングを楽しむ場所です。
実は首都圏には、これまでアナタが見たことも聞いたこともないようなめくるめく光景が日夜繰り広げられるハプニングバーが複数存在します。１軒１軒個性があり、にぎわう日時や客層、料金にも違いがあります。私はひとりで行くことが多いですが、「女性同士」「男性同士」「単独」「カップル」、20歳以上ならどんな人でも入店できます。
周りにハプニングバー経験者がいれば、その先輩にアナタに合ったバーを紹介してもらうのが一番。そういった方が身近にいない場合は、それぞれのバーのウェブサイトで告知されているイベントを参考にするとバーの個性が見えてきます。
ハプニングバーって、何時頃に行くもの？
早めの時間に無料で飲酒して出ていく女性が多い20時前後、終電を諦めた人たちが集まる深夜１～２時頃が特に盛り上がる時間帯です。バーの内部はかなり暗いので、普段より濃い目のメイクで自分のモチベーションを上げていきましょう。
ハプニングバーではどんなイベントが開催されている？
「緊縛イベント」「カップル割引イベント」「レディースデイ」「ポールダンスイベント」「コスプレイベント」「ヤングデー」など、お店によってさまざまなイベントがあります。自分の趣味趣向に合わせて選んでみましょう。
特別な性的嗜好がなくても行っていい？
まったく問題ありません。何もせずに退店しても良いですし、お店に集う人の話を聞いているだけでも世界が広がります。まるで海外旅行のような非日常を楽しめるのがハプニングバーなのです。
いざ入店！ 入店時の流れを把握しておきましょう
勇気を出してバーのドアを開けてみると、そこには簡素な受付があります。
登録用紙に「氏名」「住所」「性別」「年齢」などの必要事項を記入して、サイン。顔写真付きの身分証明書も提示します。
料金は、入会金と入場料を支払います。店によって差はありますが、単独男性の場合、入会金と入場料を合わせて２万円程度。女性は入会金の数千円のみ、というケースが多いです。入場料には飲み放題も含まれています。なお、カップルで来店すると入場料がぐんと安くなります。
登録が終わるとスタッフさんがバーについての説明をしてくれますので、きちんと聞きましょう。
入店後は荷物をロッカーに預けます。携帯電話の持ち込みはNG。持ち込み発覚次第、出入禁止になるバーがほとんどなので、忘れずにロッカーへしまいましょう。
中は薄着の人が多く、室温設定も高めなので、ジャケットなどの上着もロッカーに預けてしまうほうが得策です。身軽でいた方がこの後断然気楽なので、私物はなるべくロッカーに預けるようにすると良いでしょう。
理性を捨てろ！ 本能で遊べ！
いよいよみんなが遊んでいるフロアに潜入！
店内は、いくつかのスペースに分かれているパターンが多いです。私がよく通うお店のフロア構成は、３つに分かれていて、以下のとおり。
１階：受付、ロッカー、シャワー（携帯電話の利用はここのみ可）
２階：プレイフロア（吊り床 ※１・マジックミラールーム ※２）
バーでお酒を飲む横で何やら盛り上がっている空気の男女が……といった光景は日常茶飯事。ハプっている（プレイ中の）人を見て騒ぐと非常に迷惑です。当たり前のような素振りでスマートに対応しましょう。
入店したら、まずはバーカウンターで飲み物をオーダー。女性は、だいたいこの時点で声をかけられます。
名前や年齢のような無難な話のときもあれば、これまでの経験人数や好きなプレイなどハプニングバーらしい会話からいきなり入ることもあります。
ここでは恥じらいや理性などは不要。
気に入ればそこで話し込むもヨシ、周りを巻き込んで複数で盛り上がるもヨシです。
なかなか声をかけられない場合は、店内バーで貸し出しているコスプレ衣装に着替えると、かなりの高確率で声をかけてもらえます。
もちろん自分からドンドン声をかけていくこともなんら問題なし！ そんなことで引く男性は、そもそもここにはいませんから。
（※１）緊縛で吊るすときに必要な頑丈に作られた天井
（※２）マジックミラー越しに室内をのぞけるスペース
ハプニングバーって危なくないの？
女性として一番気になるのは、安全面。
ハプニングバーでは、常に複数のスタッフさんが巡回＆見張りをしています。さらに、「カップルで来ている女性の横には単独男性は座れない（話しかけるのもNG）」など厳格なルールがあります。
とはいえ、意志をしっかり主張することは大事です。
声をかけてきた相手がタイプでない場合は、ハッキリとその旨を伝えましょう。
ハプニングバーは｢女性上位｣です。偉そうに断っても誰も文句を言いませんし、女性に無礼を働いた時点で男性は退店です。
中途半端な態度を見せるとずっと付きまとわられるので、嫌なら嫌とハッキリ伝えることが、ハプニングバーを存分に楽しむ上で一番大切なことと肝に銘じてください。
なお、特に好みの人がいなかった場合は何もしないで退店してもなんら問題ありません。というか、実はそういう人がほとんどです。
初心者さんは過度な期待はせず、「新しい世界を覗き見る」「おもしろい話を聞いてみる」「タダでお酒が飲める」程度の気持ちで行くと、ガッカリしなくて済むかと思います。
ハプニング後、ココに注意！
ハプったあとの立振る舞い
無事意気投合し、ふたり（または複数人）で楽しい時間を過ごしたあとは、しばらくそのお相手と一緒にいましょう。
というのも、ハプった相手とすぐ離れてしまうと、その様子を見ていた多数の人から｢俺もこの子と遊べる｣と考えられ、あちらこちらから声をかけられて結果的にいづらくなってしまうからです。
場が落ち着くまで、そばにいてもらうほうが賢明。その間、他のカップルの様子を見ていると、どうやらプレイの反省会をしている人が多いようです。こりゃ勉強になる……！
普段、自分のプレイを他人と比べたり、ましてや改善点をお互いに話し合ったりなんてしない人がほとんどだと思うので、これもハプニングバーならではの貴重な経験ですね。
コミュニケーション力は必要です！
また、ハプニングバーを楽しむためには、コミュニケーション力が必要になります。
お店の雰囲気やほかのお客さんに圧倒されて、うまく話すことができない人もいるので、最初は空気感に慣れてなるべくリラックスできることを目標にしてみてください。
友達と一緒に参加したときに、つい友達同士で話してしまい気が付けばチャンスを逃してしまっていた……なんてこともあります。
「あんまり来たことなくてどうしたらいいですか？」「初めてなので緊張しているんです」など、自分の状況をありのまま伝えることもひとつの手段！ 恥ずかしさを捨てて、その場の出会いを楽しんでみてください。
以上、ハプニングバーの全貌をお伝えしました。
ここに書いた注意点を守れば、ハプニングバーを全力で楽しめること間違いなし！
普段はできないような一夜の出会い、めくるめく体験を存分に楽しんでくださいね。
ハプニングバーって法律違反なの？ 気になる疑問へのお答えは以下の記事でご覧ください。
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