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仕事が忙しい彼氏との付き合い方。「エネルギー泥棒」にならなければ恋は続く

仕事が忙しい彼氏と付き合っていて、別れを考えていたり、なかなか会えないのをつらく感じていたり、愛されていないと思ったりする女性もいるのでは。でも、そんなことはありません。心の中がすごく重い女性=「エネルギー泥棒」にならなければ、会う頻度が少なくても恋は続いていきます。

仕事が忙しい彼氏との付き合い方。「エネルギー泥棒」にならなければ恋は続く

■デキる男性が避けたがる「エネルギー泥棒」

エネルギーを奪うというのは、迷惑をかけるとか、連絡がしつこいとか、そういう物理的なことではなく、その女性のことを考えるだけで、「エネルギーが下がる=重い気持ちになる」女性のこと。

仕事を今以上にがんばっていこうとしている将来性のある「デキる男性」ほど、このエネルギー泥棒に敏感です。

デキる男性は、付き合っている女性がエネルギー泥棒だとわかると、一刻も早く、自然な流れで関係を終わらせて逃げようとします。

なぜなら、エネルギーを奪われたら、いい仕事なんてできないから。仕事で成功したい男性にとって、エネルギーを奪われるのは、最も避けたいことなのです。

■自分も「エネルギー泥棒」になっていないか? 見極め方は

男性はどんなに忙しくても、それだけが理由で女性を振ることはありません。

もし、男性が「忙しさ」を理由にして、お付き合いスタート当初と比べて、

・あなたに冷たくなったり
・連絡頻度が極端に少なくなったり
・会う機会が極端に減ったなら

それは、あなたが彼のエネルギーを下げる、エネルギー泥棒になっている可能性が高いです。早急に根本からあなたの心のあり方を改善しないと、あなたが耐えきれなくて相手の元を去るか、我慢したあげく振られるか、それは時間の問題です。

エネルギー泥棒の恋愛の終わり方には共通点があります。

恋愛当初は彼の方が「会いたいモード」だったのに、彼の仕事がだんだん忙しくなり、会う頻度が減って、数カ月放置される。

最終的に女性側がしびれを切らして、男性に別れを告げるか、男性から「このまま付き合っても寂しい想いをさせるだけだから」と言われて女性側がフラれるか、のいずれかのパターンです。

また、エネルギー泥棒が、友人に恋愛相談するとき、自分がどれだけ理不尽な状況に耐えてがんばったかを主張するときの言葉には共通点があります。

「ワガママなんて一度も言ったことないのに」
「会いたいなんて言ったことないのに」
「彼が忙しいのをわかっているから、言いたいことも言わないで我慢してきたのに」

どこかで聞いたことあるぞ? と思った方、その友人は「エネルギー泥棒」かもしれません。

■男性は「忙しい」という理由だけで女性を振ることはない

それはなぜか。答えはシンプルで、男性にとって、会う頻度と相手への好き度が比例しないからです。

女性は好きな男性に会ったときに、「あーやっぱりこの人が好きだな」と思います。その気持ちをたくさん感じたいから、たくさん会いたいと願うわけです。

一方、男性は、そうではありません。男性が女性に「会いに行く」ということは、それだけで相手のことが好きなことは確定事項。そんなの確かめる必要もない、不動の事実です。

では、男性はどのようにして、会う前に、自分が相手を想う気持ちを確かめるのでしょうか。私が思うに、その女性のことを考えたときに、自分の中にエネルギーが沸いてくるかどうかで確かめるのです。

考えるだけで、エネルギーが湧く相手だから、会いたい→会う。考えるだけで、重い気持ちになってエネルギーが消耗する相手だから、会いたくない→会わない。とてもシンプルです。

そして、会いたくない女性(会う必要のない女性)に対して、関係性を引き伸ばす理由もないので、連絡するモチベーションが下がり、連絡頻度がだんだん少なくなっていき、最後は自然消滅……男性からすれば、とても自然な流れです。

そこで、女性陣が疑問に思うのは、なんで「会いたい」とか「さびしい」とか言ったこともないし、メッセージで伝えたこともないのに、重い女になってしまうの? ということではないでしょうか。

恋愛本に、そういう態度は男性にプレッシャーを与えると書いてあったから、絶対にそういうこと言わないようにしてたのに。意味わかんない。

それこそが、重いんです。態度や言葉は重くない風を演じているけれど、「心の中」がすごく重いんです。

■重い女とかろやかな女性の違い

重い女とかろやかな女性の心の中を覗いてみましょう。

重い女:四六時中、会えないことについてばかり考えている。
かろやかな女性:次に会えることを心待ちにして、今を楽しもうとする。

重い女:自分の気持ちをテクニック(頭)で抑えつけて、自分が相手から嫌われたくないということに意識が向いている。
かろやかな女性:相手が心地よくなる言葉を想像して伝えようと、相手に意識が向いている。

重い女とかろやかな女性の違いは、スポットライト(意識や焦点)を当てる場所にあります。重い女は、現状&過去のネガティブな面と自分に焦点を当てて物事を考え、軽やかな女性は、未来のポジティブな面と相手(他者)に焦点を当てて物事を考えます。

目の前の現象(現実)は同じでも、考え方、捉え方が正反対なのです。

■「犠牲的な気持ち」は口にしなくても相手に伝わっている

この世の中で科学で証明されていることは、全体の1パーセント。残りの99パーセントは未だ解明されていません。

にも関わらず、多くの人が、目に見える1パーセントのことだけをすべてだと思って生きています。科学で証明されている1パーセントしか信じてない人は、言ったことしか伝わらない、送ったメッセージしか伝わらない、と思っています。

でも、「ふと思い浮かんだ人から急に連絡が来た」とか「今朝パッと思い浮かんだ人に道でばったり遭遇した」など、そういう経験をしたことはありませんか?

この世の中には、99パーセントの科学では説明できない、目に見えない「何か」があると思う方が、道理に適っています。思ったことは伝わる、という風に考えることもできます。

直接相手に言ったり、したりしているつもりはなくても、その根底にある気持が相手に伝わるのです。エネルギー泥棒の根底にあるのは、こんなに我慢している私、待ってあげている私、かわいそうな私、という犠牲的な気持ちです。

犠牲的な気持ちは、無意識に相手にも同じことを強いる(コントロール)しようとするのです。私がこんなに我慢しているんだから、あなたも我慢してほしい。

犠牲的な気持ちは、無意識に相手に見返り(取引条件)を求めます。私がこんなに待っててあげてるんだから、次に会うときはとびきりのデートじゃないと割が合わないよね。

こういう相手のことを考えただけで、重くなりませんか? エネルギーが下がりませんか?

次に会うとき、どんよりした雰囲気で、「は? 何考えてたの? 私に連絡一本もよこさないで、仕事がそんなに忙しいとかあり得ないでしょ」という文句しか言ってこない女に、ワクワクして会いに行く男性がいますか?

いません。どこを探しても、いません。男性はとてもナイーブで打たれ弱いです。女性の私ですら、そんな女性には会いたくありません。

■心の中で思うことを変えるだけで、世界が変わる

解決方法はひとつだけ。あなたの心で思っていることを変えること、です。

一生会えないわけではないのだから、会える日を心待ちにして、毎日楽しい気持ちで過ごせばいいんです。次に会ったとき、どんな自分でいようかな? 次に会ったとき、もっと素敵でいたいから、今日はどんな幸せを周りの人に与えられるかな?

写真を見ながら、「あー好きだな。彼ってほんと素敵」「彼と付き合えて幸せだな。彼の彼女なんて、私は世界で一番ラッキーだな」と思って、ひとりでニヤニヤしていればいいんです。

思ってれば伝わるのだから。悪いことも伝わる、というのは逆も然り。いいことも伝わります。そして、日頃持っている気持ちが、ときどき送るメッセージに乗るんです。

だから、文面を見ただけで、それが重い思いから出た言葉なのか、かろやかな気持ちから出た言葉なのか、受け手は直感で感じるのです。

少しテクニック的なことで言うと、会えないときの「さみしさ」=「好きが募る気持ち」の上手な伝え方は、「さみしい」ではなく、「早くキスがしたいな」が正解です。

つまり、自分の感情をそのままの言葉で表現するのは重くて、その感情から生み出される先の行動を言葉にするとかろやかになります。

直接顔を合わせていない文字だけのやりとりだからこそ、お互いにかろやかな気持ちを保てるように意識することがマナーであり、相手を思いやることです。かろやかに会話をした方がどちらも楽しいし、会話が終わった後に「好きだな」という気持ちが残ります。

植村 絵里

1980年東京生まれ、聖心女子大学卒。クイックエステBeautiQ(ビュティック)創業者。 自己実現と出産育児を自由に選択でき、内面も外見も美しい女性があふれる社会作りをモットーに、28歳で起業し、日本初の女子大生ベビーシ...

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