いい男の本命になるのは、ワガママな女と怒れる女 2/2

■怒れる女が大事にされる理由
では、怒れる女はどうでしょうか。
女性の怒る姿にはその人の生き様が現れます。怒れる女の特徴は以下にあります。
・こだわりを持ち美学がある
・意思表示することを恐れない
・相手と対等であろうとする
つまり、「自立していて、自分の意思を表現できる、芯の強い女性」だということ。
素敵な男性たちは、自分の言うことを何でも聞いてくれる、意思を持たない女性を好みません(そういった女性を好む男性はモラハラ気質があり危険だと、私は考えています)。
社会では威風堂々と先陣を切って働いている男性にも、もちろん弱いところがあります。意思が揺らぐ瞬間もあります。失敗を恐れることもあります。
そんなときに、自分と同じ立場でものを話し、意思のある芯の強い女性に支えてもらえるのは、彼らとしても大変心強いのです。
■心をグッとつかむ怒り方とは
自分が「嫌!」と思うことをされたときや、相手の行動に強く疑問を感じたときなど、然るべきときに、正しく怒れるというのは大切なこと。
怒る適切なタイミングは2種類あります。
・怒りを感じたとき、その瞬間に言う(溜めない)
・相手がリラックスしている時間を見計らって言う
その場で言うことで、相手が忘れてしまうこと、怒りを言わずに自分の中に溜めて大きくなることを防ぎ、問題を解決しやすくなるからです。
リラックスしているときに言うことで、相手がイライラしにくく建設的に話せるようになり、その場しのぎにならず、真剣に向き合ってくれやすくなるからです。
怒ることは単なる感情の爆発ではなく、相手との関係を良くするものとも定義づけられます。そのためにもタイミングを見計らうのは、思いやりのある賢い行動といえます。
■強い女が持つ魅力
怒ることは自分を守る意味でも大切です。
自分を守れる、ということを男性は意外と重要視しています。
力では弱い女性が自分を守るには、何よりも強い意思が大事だからです。
「この人は流されない人なんだ」と思われることは、それだけでも男性の本命になる要素でもあります。
そして、怒りというのは日常なかなか出てこない感情ですし、ましてやそれを表現することもなかなかないでしょう。
だからこそ、人の真剣さと情熱が伝わる瞬間でもあります。
怒りに限らず、人はその人に宿る真剣さや情熱を見ると、心惹かれるものです。
多くの人を魅了する芸術作品にはどちらの要素も含まれています。
怒りは良くも悪くも、その人の人格を真っ直ぐに表すものであり、同時に他人も惹きつけられる要素にもなるのです。
■男性は女性に「◯◯さ」を求めている
ワガママも怒りも根っこにあるのは「素直さ」です。
女性が男性に対して優しさを求めるのと同じくらい、男性は女性に素直さを求めていると感じます。
求められてるなら、応えてあげる。
ワガママはサービス。怒りは自分と相手との関係を守るもの。
私はいつもそう考えています。
『粋な女になる。』のバックナンバー
※こちらは2018年9月8日に公開した記事内のリンク切れなどを修正したうえで再掲載したものです。
小悪魔と呼ばれていた恋愛戦士も今や人妻。芸能芸術のお仕事をしています。