大切にされる女は我慢しない
エマちゃんの連載「粋な女になる。」#6は、恋愛相手やパートナーなどから「自分は大切にされていないかも」と悩む人向けのコラム。大切にされていない、と感じるのはなぜか。エマちゃんは「相手に大切にされるかどうかは自分次第」といいます。相手に大切にされたい人が今日からしたいことは――。
「片想いであろうがカラダだけのカンケイであろうが、わたしは彼に大事にされる権利がある」
なんて気合いの入った女は、いつだって幸せになるタイプですよね。
例えば「セフレ」。俗にいうセックスするだけのお友達。
でも、お友達という対等なカンケイのはずが、たいてい女性が下手に出ないといけない、搾取される側になっているのはなぜでしょう。
そして、周りから「自分を大切にしなよ」「ちゃんとしたカレシつくりなよ」なんて言われてしまう。
はっきり言ってしまえば、セックスするだけのカンケイの人がいるのは全然いいと思います。セフレがいるイコール「自分を大切にしていない」なんて思わない。
でも、現にそのカンケイで惨めな気持ちになったり、大切にされていないと感じたりするなら、「あなた、それじゃあダメじゃない?」と私も思います。
■「わたしのことを大切にしてください」シール、貼ってる?
いつまでも「自分の望むカンケイ性を築けず」「ロクなコミュニケーションも取れず」「相手の言いなり」だなんて、人として女性として、自分を雑に扱いすぎてはないかしら……と思います。
「出会った頃は大切にしてくれました。でも時が経つうちに、扱いはどんどんひどくなり、大切にされている実感がなくなってきました。彼の気持ちを取り戻すにはどうすれば良いのでしょうか」なんて相談をよく受けます。
答えを言うと、相手に大切にされるか否かって、自分次第なんです。
例えば、宅急便で荷物を送るとき、その荷物が割れやすく大切に扱ってほしいガラス製品なら「ワレモノ注意」というシールを貼っておくでしょう。
「この荷物は大切に扱ってください」という意思表示をする。
そうすると宅配便の社員さんも、ドサッと荷物を投げたり、その箱の上に重いものを乗せたりせず、丁寧に扱うわけです。
あなたは「ワレモノ注意=わたしのこと大切にしてくださいね」シールを貼っていますか?
■自分を大事にしていない人の特徴
例えば、男性がよく挙げる“すぐお持ち帰りできる女の子の特徴”なんかに、こんな例があります。
「靴がボロボロ」「カバンが大きくて中がごちゃごちゃ」「携帯の画面がバキバキ」など。
女の私から見てもこれは納得するところがあります……。
要はモノを大切にしてないということですが、「身に着けているものがボロボロでその状態を放置している」というのは、自分自身を大切にしてないことの現れでもあります。
ワレモノ注意どころか、ちょっと投げたり放ったりしても全然大丈夫! と自分から言っているようなもの。
自分を大切にしているかどうかは、このように身に着けているもの、態度、発する言葉から少しずつ出ているものなのです。
ワルい人はそこにつけ込むのです。
小悪魔と呼ばれていた恋愛戦士も今や人妻。芸能芸術のお仕事をしています。