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LINEじゃなくて毎晩電話。恋人の連絡にイライラしない秘訣は「ルールを決めて守る」こと

彼からのLINEが少ない、文面がそっけないなど、パートナーとのLINEにモヤモヤを抱え、不満や不安につながっている女性は少なくないよう。でも、LINEを含め、連絡の仕方や文面、頻度など、パートナーとの連絡に関する価値観は人それぞれ。あくまで連絡は手段です。ムダに悩んでストレスを溜めないためにおすすめの方法を提案します。

LINEじゃなくて毎晩電話。恋人の連絡にイライラしない秘訣は「ルールを決めて守る」こと

今の時代、LINEでのやりとりが恋愛の始まりから終わりまで欠かせない存在となっていますね。

人それぞれ連絡の仕方と付き合い方があって、もはやそれは「ひとつの価値観」なのだと感じます。

でも周りの女の子を見渡すと、「連絡の仕方には人それぞれ価値観があって、一人ひとり違う」と理解していない人が多い気がします。

■彼のLINEに一喜一憂する女性たち

だから「彼はLINEを全然くれない。わたしのことを好きじゃないのかな」「忙しくてもトイレに行く暇があるなら連絡できるでしょ……!」と連絡頻度への不満から始まり、彼のLINEでの言葉遣いや文面にいちいち反応して一喜一憂したりしています。

連絡頻度や言葉遣いによるニュアンスの伝え方など、連絡に関する価値観は人によって違うものだし、お付き合いしたらどちらかが自動的に合わせるもの、ではありません。

そして、連絡は対面して言葉を交わすコミュニケーションには敵わないもので、補欠的な存在だと認識したほうがいいですね。もちろん、LINEがあっていいことはたくさんあるし、私もその恩恵を日々受け取っているけれど、LINEで起きる悪いことなんて「マジで、ムダ」じゃないですか。

LINEが恋愛に欠かせない存在となっているからこそ、そのツールとの上手な付き合い方やコントロールの仕方を知っておくといいですよね。ムダな感情を引き起こさないためにもね。

■LINEを無理に続けてもいいことナシ!

わたしはお付き合いする人から、「エマちゃんとのLINEのやりとりは面白い」「エマちゃんの連絡の感じ、とてもちょうどいい」と言われることが多くて、私自身もそのバランスの良さは自覚しています。

だって、連絡方法でいちいち病んでる暇はないからね。ふたりを盛り上げるツールとしてしか使いたくないものです。

基本的なわたしの連絡のモットーは「あっさりさっぱりダラダラしない」「楽しい話題のときだけ続ける」です。だから、大抵の場合、すぐ終了します(笑)。

中身のないやりとりをダラダラ続けることほど、ストレスになる連絡はありません。もう話すことなんてすっかりなくなっているのに、無理矢理話題をつなげる、なんて愚かなことをしたら、せっかくのご縁もムダになります。いくらやりとりを続けたい相手でも、話題が尽きたタイミングは見逃さず、スパッとやりとりを終わらせる決断をします。

そして数日経って、中身のある話題や相手が楽しめる話題が生まれたらまたやりとりを復活させるようにする。

つまらないLINEをダラダラ続ける人の行く末は、確実に既読無視されるパターンです。

■恋人時代、夫から提案されたのは「毎晩の電話」

学生のときは時間があり余って、恋愛の頭を占める度合いも優先順位もかなり高いものですが、社会人にもなれば仕事のできる忙しい男性ほど、仕事とプライベートのスイッチがハッキリと分かれています。女性が考える以上に、仕事中にプライベートな連絡をするのを難しく感じる男性は多いです。人によっては集中力を切らしたくないがために、食事を取る時間も惜しむくらいですからね。その不器用さをナメたらあかんです。

私は夫と恋人だった頃、ふたりの間の主要なコミュニケーションツールは電話でした。私たち夫婦は付き合っていた頃から今に至るまで、連絡方法が不満や喧嘩のもとになったことがありません。それは連絡に関する「ルール」のおかげだと思っています。

夫から「お付き合いしてください」と告白されたすぐ後、「ルールを決めよう! エマちゃんが駅から家まで帰る道のり、毎日電話をしよう」という提案をされました。当時私は「電話は苦手だな……」と感じていたし、毎日の電話なんてどんなにラブラブな彼氏でもしてこなかったので、「ルールとなれば今日は電話いいや……って逃れられないってことだよね。大丈夫かな……?」と戸惑いました。

皆さんはどうですか? 毎日電話しようって言われたら、結構身構えません?

「毎日の電話が義務感になって、本当はしたくないのにイヤイヤするようになったらどうしよう……」と先々の不安まで頭に浮かんだほどです(笑)。

■「1日の終わりに電話」生活は超快適だった

彼に押し切られるようにしてそのルールに従うようにしたのですが、不安を感じたのも束の間、翌日から始まった電話生活はなんとも快適。

なぜかって毎日の電話があるから、LINEの返信の有り無し、言葉や文面の一つひとつに一喜一憂しなくなったから……(笑)!

お前もしてたんかいというツッコミはやめてください。私も乙女です。

1日の終わりに必ず電話をするから、メッセージでのやりとりに割く時間や労力や重要度はかなり低くなりました。
例えば彼から長いことLINEの返信がなくても「電話で話せばいいか」と思えるので不満が溜まらないし、「彼が今日1日何をしていたのか」「彼が普段どんなことを考えているのか」「私を大切に思ってくれているか」が1日の終わりの電話で伝わってくるので、関係性に不安を覚えることもありませんでした。

特に夫はこの電話のルールにかなり誠実で、仕事をしているときも、飲んでいるときも、どんなに大切な商談があるときも、欠かさず電話をしてくれたのです。夫いわく「ルールだから、ふたりで決めたことだから」そうしていたと。今振り返ると、連絡についてのルールを最初に決めるのは、とても大事だったなと思います。

■ふたりで話し合って連絡のルールを決めると心地よい

ふたりの連絡の仕方が自然と合ってきた、というのもいいのですが、ルールにすることで、例えば「毎日電話をする」というような決めごとを守る意識が高まります。

さらに、「今日はいいか」とか「疲れたから」とか「不機嫌だから」というような気まぐれに左右されることがなくなり、それによって相手に不安を抱かせることがなくなります。自分や相手がムダに不安や不満を抱かないためにも、このルール決めはおすすめです。

私たちは「毎日電話をする」がルールでしたが、それこそ価値観の違いが出るものなので、ふたりですり合わせながら連絡のルールを決めるといいと思います。

例えば、「必ず絵文字はつける」「こういう言葉遣いはしない」とか、そういう文体に対してのルールもいいと思います。

連絡に関することで、何か不安や不満があったら、相談すべきは他でもない、付き合っている相手です。連絡の仕方が違うのは価値観の違いなので、どちらがいい悪いではなく、「わたしはこう考えるのだけどあなたはどう思う?」「わたしはこうしたいのだけどあなたはどうしたい?」とすり合わせるといいですね。

わたしと夫がずっと仲が良かったのも、ルールがあって毎日の電話のやりとりがあったからだと思います。

たかが連絡、されど連絡。ふたりを盛り上げるツールとして、活用していきましょう。

※この記事は2019年5月24日に公開されたものです

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エマちゃん

小悪魔と呼ばれていた恋愛戦士も今や人妻。芸能芸術のお仕事をしています。

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