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気になる彼と仲良くなれるのは、全力で甘えにいく女

エマちゃんの連載「粋な女になる。」#4は、上手な甘え方について。「甘えるのは性に合わない」「私は甘えるキャラじゃない」と思って、甘えを封印していた女性こそ、好きな人に思いっきり甘えてほしい、とエマちゃん。お兄さんふたりの下に生まれ、自他共に認める甘え上手として生きてきたエマちゃんが、上手な甘え方を余すことなくご紹介。

気になる彼と仲良くなれるのは、全力で甘えにいく女

「甘えかたがわからないです……」。幾度となくこの質問を受けてきました。

私は3人きょうだい、兄ふたりの末っ子なのもあり、生粋の甘えんぼうとして育ってきた自覚があります。

ベタベタに甘やかすお兄ちゃんふたり。初めての女の子でデレデレなお父さんお母さん。

長女でサバサバしてる母は、「エマちゃんみたいな甘え上手が心底羨ましい……」とよくぼやいていました。

学生時代から大人になっても友人知人からは

「エマちゃんの甘え上手は本当に勉強になる! いつも観察してる!」

と参考にされ、私を参考に好きな人や彼氏に甘えたら

「彼の反応がいい! 仲良くなれる!」

と大好評(笑)。

甘え方のノウハウって役に立つのだなあと、嬉しくも思いました。

ということで、今回は皆さんのお役に立てたらいいなと思い、僭越ながら私の甘え方を綴らせていただきます!

■嫌われるぶりっこ、喜ばれるぶりっこの違いは?

男性はぶりっこが嫌いな人が多いと思います。

ただ、ぶりっこ嫌いを公言してる人も、私からすると「どうでしょう?」という感じ。

男性が嫌いなぶりっこの多くは、自分以外にも向けられる大衆向けぶりっこのことを言っています。

誰彼構わずぶりっこする女性は、「媚び売ってる」と大不評になることも。

ただ、自分にだけ向けられるぶりっこは別。単純に可愛がられます。

「私みたいなサバついた女がぶりっこって……キャラじゃないし……」って思っているそこのあなた。

いやいや、逆にあなたみたいな凛とした人がふと繰り出すぶりっこ、めちゃめちゃ好評ですからね!

しかも、恥ずかしそうにしていたらなおさら。男性もそのギャップがたまらないはず。

■甘えベタさん、ココがもったいないぞ

甘えベタさんの思い込みによくあるのが

「こんなの自分ですぐできちゃうし」

「わざわざ頼むことじゃないし……」

「迷惑になるかな……」

など遠慮の塊! 対して甘え上手さんは

「ここでは甘えた方が喜ばれるはず」

「断るよりしてもらったことに対して喜んだ方がいい」

「どのくらい甘えられるかおねだりで試してみよっと」

とまあ図々しい考えです。

たとえば、「ご飯をご馳走するよ!」と男性が申し出てくれた場合、

「いやいやいいです! 私も出します!」

とお財布から現金を出すしっかりした人より

「嬉しい! 本当に美味しかったし、楽しかったです!」

と素直に受け取る人の方がいい。

しっかりするのは、その後のお礼などのお返しでいいんです。

■甘え上手は「喜び上手」

日頃見ていて「もったいない……!」と思うシーンがあります。

人が「◯◯しようか?」と言ってくれたとします。

それに対して、「いやいや! いいです! 大変でしょう!」と遠慮してしまうこと。

◯◯しようか? と提案してくれたことに対しては全力で受けるが吉です。

聖書の言葉にも「受けるより与える方が幸福です」という一文があります。

人は何かしてもらったことより、してあげることの方が喜びが大きい。

してあげたことに対して、相手が喜んでくれた方が嬉しいものなのです。

甘え上手は喜び上手でもあります。

周りを見ても、人に甘えて頼って思いっきり喜んでる人って、愛されているものです。

■まだ仲良くなれてない彼とぐっと距離が縮まる甘え方

私が「もうちょっと仲良くなりたいなあ」と思ったときに、ついつい(ワザと?)してしまう甘え方5選、全部公開します!

1.エスカレーターで下になって、後ろにいる彼に寄りかかる

彼が一段飛ばして背後にいたら成り立たないのですが(笑)

並んだときにさり気なく後ろの彼に寄りかかってみる。

顔も合わせないので恥ずかしさも半減。

寄りかかったときに、頭を撫でられるとか後ろからぎゅっとされるだとかの彼からの反応で、

脈ありかどうかも知れちゃいます。

2.「ねえ、見て!」「あれすごい!」驚くリアクションと共に彼の腕に絡む

好きな人には触れたいですよね。

感動で気持ちが大きく動いたときなんかは特に、彼ともその気持ちを共有したくなるもの。

身体が触れあえば共有度も高くなるし、距離が縮まります。

腕が絡んだことで、彼が喜んでいたり反応してきたりすると、仲良し度も上がった証拠。

3.向き合いながら「ぎゅっ」ほっぺを差し出しながら「ちゅっ」と、彼にハグやキスをおねだりする

「ハグして」とか「キスして」というお願いを言葉で最後まで言わず、目と態度で表して彼にしてもらう。

自分からやるのではなく、やってもらうように促す。これが可愛らしいと好評です(笑)。

4.ちょっと怒りながら甘える

「ねえハグしてよー!」

「なんで手つないでくれないのー!」

「テレビと私どっちが大事なの!?」

と言いながらテレビと彼の間に割り込む……。

男性ってちょっと怒ってる女性のことをなぜか可愛く思う生きモノ。

とくにもっと甘やかしてよ! と怒ってくる女性のことが大好き。

本当に怒ってはないけど、「甘やかしてよ!」と拗ねているくらいが、ちょうどいいんです。

感情や表情がコロコロ変わる女性は、男性にとって可愛い存在。

5.ちょっと図々しいかな? と思う甘えを勇気を出してやってみる

これが1番大事かもしれない。

関係がぐっと深まるきっかけって、どちらかの勇気ある言葉や行動なんですよね。

甘えるのも、そのひとつ。

「大好きな人にこうしてもらったら幸せ」

ってこと、女性ならひとつやふたつ、あるでしょう。私は200くらいあるけど(笑)。

好きな人にしかしたくないことや、してもらいたくないことがありますよね。

だったら、それを好きな人にしないでどうするの? と。

あなたが今甘えるべき存在は間違いなく、大好きな彼。

勇気を出して後悔したこと、私はないかな。

■だから甘えていこう

自分がキャパオーバーになったときだけ甘えるのではなく、甘える要素をあえて作るくらいの勢いがいいと思います。

ひとりでも余裕で通れる道を「怖いから一緒に通って」

コートを取ってもらうだけでなく「着せてくれる?」

余裕で降りられる階段を「転びそう! 手貸して」

とあえて甘えてみるのがポイント。

私くらいになると、「寒いから駅まで迎えにきて」という理不尽なことも言います。向こうも徒歩なのに、喜んで来ますね……。

甘えれば甘えるほど、図々しくなればなるほど、なぜか相手は夢中になってきます。

いつまで経っても「求められる」ことに燃える性質があるのだなあと感じます。

もちろん大好きな人だからこそ、「応えてあげたい!」って燃えるのだけどね。

そんなけなげな男性たちに「求める」ことは、女性としての使命とサービスだと私は思っています!

ということで、今日も全力で夫に甘えにいきます(喜ぶから)。

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エマちゃん

小悪魔と呼ばれていた恋愛戦士も今や人妻。芸能芸術のお仕事をしています。

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