風邪をひかないために続けている、６つの習慣
風邪をひいてしまうと、仕事にもプライベートにも悪影響が及びます。できるだけ元気な状態で過ごすために、MOTOKOさんが心がけている６つの習慣を聞きました。
朝晩が冷え込むようになり、秋の訪れを感じるようになりましたね。皆さん、風邪をひいていませんか？
仕事では、至近距離でセレブリティのメイクをするため、風邪をひかないように細心の注意を払っています。ハリウッドでは、かつてメイク中に咳をしたことが理由でクビになったメイクアップアーティストもいました。
若いころは、絶対風邪をひかない！ という気合いと仕事への情熱だけで、体調を維持できていました。しかし、40代の中頃を過ぎたころ、一度ひいた風邪が4ヶ月ほど治らなかったことがあり、それ以来、健康管理に気を配るようにしています。今回はMOTOKO流の健康維持法をお伝えします。
■食生活を見直し、少しずつ整えていく
まずは、自分の好きなものだけを食べていた食生活を見直そうと、ベジタリアンにトライしましたが、自己流だったこともあり2～3年で挫折。
そこで、炭水化物を減らす、食事のときはまず野菜を食べる……など、少しずつ変えていくようにしました。すると、大好きだったパスタもそれほど食べたくなくなり、自然に野菜中心の食事内容に落ち着きました。
今は、野菜・肉・魚など偏りなく食べていますが、濃い緑の野菜、酵素をよく含む野菜、繊維が豊富な野菜、発酵食品は毎日摂るように心がけています。
■飲み物は常温か温かいものを選ぶ
身体を冷やさないため、冷たい飲み物は1年を通してほとんど飲みません。朝は緑茶、ドクダミ茶、ハト麦茶などを飲んでいますが、午後からは夜の睡眠に影響しないようにデカフェの飲み物をとるようにしています。特に毎日飲んでいるのは、常温水かお湯にレモンを入れた「Hot Water with Lemon」。レストランでも飲み物は必ずこれを頼みます。
■コールドプレスジュースを飲む
ここ2年ほどは、栄養素が破壊されないコールドプレスのグリーンジュースに、身体を温める生姜を必ず入れて飲んでいます。コールドプレスジュースは、セレブリティやメイクアップアーティストの間でもとても注目されていて、控室に専用のジューサーと野菜や果物を常備している現場もあります。
■ハリウッドのセレブリティ定番の朝食は薄味
収録現場に用意される朝食では、健康管理やダイエットに対する意識の高いセレブリティのために、卵の白身だけを使いsea-saltで味付けしたホワイトスクランブルエッグや、ターキー（七面鳥）のベーコンなどが定番です。
セレブリティたちの減塩は徹底しています。塩分を控えたマクロビオティック食事療法も流行っていて、私には少し薄味かなと感じる料理を、「これは塩が効きすぎていて食べられない！」と残すのにはびっくり！
■体調がすぐれないときは、漢方に頼る
こうして食生活や飲み物などで体調管理を心がけていますが、それでも体調が悪いなと感じたときには漢方で整えるようにしています。体力の低下を感じたら、免疫力をアップするアガリスク・霊芝・田七人参など。風邪のひきかけには玉屏風散、小青竜湯などに頼っています。どれも日本に帰国したときに漢方薬局で処方してもらいます。
■身体をゆるめるよう、気づいたときに意識的に深く呼吸する
メイクの仕事は一点に集中する時間が長いことから、呼吸が浅くなってしまうことがあります。そうすると身体が固まってしまうような気がするので、気がついたときに意識的に深い呼吸をするようにしています。
ポイントはポジティブなことを思いながら、ゆっくり息を吸い、一回息を止めて、ゆっくり吐くこと。背筋も伸び、新しい活力が湧いてくるのでおすすめです！
