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自眉を活かしてメイクで美人眉を作るコツ

自眉を活かした美人眉の作り方をプロが教えます。基本を大事にしながら、練習してみましょう。

自眉を活かしてメイクで美人眉を作るコツ

「大人の美人眉は立体的。自眉を活かしてナチュラルに仕上げるコツ」で眉のお手入れを中心にお伝えしたMOTOKO流の眉、今回は自眉を活かした美人眉の作り方をご紹介します。

ここまでいろいろなメイクを試してきたDRESS世代だからこそ、もう一度基本に立ち返って、自信の持てる自分だけの眉を手に入れましょう。

■基本となる眉の描き方

まず、眉骨の位置、眉弓筋の位置を確認しながら、眉頭、眉山、眉下の位置を見定めます。細い線の描けるペンシル、リキッドなどで眉毛を1本ずつ補充する感覚で、眉全体の輪郭を眉頭から目尻に向けて流れるように描いてください。その後に輪郭の内側をパウダーやクリームタイプのアイブローで埋めていきます。

輪郭はくっきり描きすぎないように気をつけましょう。ぐいっと一筆書きをするのは禁物です。どうしてもうまくいかない場合は、最後にスクリューブラシを使って肌の境目と馴染ませるひと手間を加えましょう。どんな眉を描く場合も最後は細く流すように終わらせてくださいね。

眉の量がたっぷりある方は、全体を短く切ってしまうと平面的な眉で老け顔の原因になってしまいます。スクリューブラシで上向きと下向きにとかし、眉のラインからはみ出る部分のみをはさみでカットしてみてください。

■自然な眉頭が眉の完成度を高める

眉頭の色は、少し薄めにした方が自然です。毛量が足りない場合は、ペンシルで眉毛を一本ずつ描くか、ブラシやチップでパウダーを薄く塗るようにします。眉頭の始まりをさらに薄い色でぼかすと立体的に見えます。いきなり濃い色で眉が始まらないように気をつけましょう。

■眉頭のスタート位置は目と相談を

A)眉頭の上ラインをノーズライン延長上から始め、下は目頭の真上スタート「↖︎」な線で始める。
B)眉頭の下ラインをノーズライン延長上か目頭の延長上から始め、眉山に向かって↗︎状に描いていく。
*より自然な形にしたいときはBをお勧めします。

目頭より外側から始まる眉は、長さも短めになり幼い女性らしい柔らかさが出ます。逆に、ノーズライン延長線上から始る眉は、長く彫りが深く見えます。

眉頭の位置を利用して顔全体のバランスを整えることもできます。目頭が左右近い人は、眉頭は少し離してスタートしてください。逆に目頭が離れている人は、眉頭はそれ以上離さないこと。顔全体の印象がぼやけてしまいます。

■眉の太さは眉下で調整

眉の太さと顔全体のバランスも重要です。眉を元よりも細くまたは太くしたい場合、眉の核となる眉頭はそのままキープして眉下を削るか足すことで調整してください。繰り返しになりますが、眉上の調整は不自然になりがちですので、触ってはいけないエリアです。

■眉山の位置でリフトアップ

レコードプロデューサーのステファニー・フェアと。4人のお母さんでもある彼女が、自宅でチャリティ・イベントを開いたときのもの。

眉山は眉頭から眉全体の2/3の位置、または黒目の外側から目尻の間にあるのが一番女性らしく優しいイメージを出せると言われています。目尻の上か、それよりも外側に眉山を持ってくる場合は、きりりとした印象になりリフトアップ効果もあります。

■メイクで理想の眉に近づけられる

眉頭と眉尻が水平直線上、眉山が眉頭よりも上にあるのが標準的な綺麗な形です。

眉尻を上げると顔がリフトアップされますが、やりすぎはきつめの印象を与えてしまいます。

下がり眉は眉山下のカーブを丸くし眉尻を下げて描いて仕上げます。タレ目がちなかわいさを演出する一方で、表情全体が下がった印象にもなってしまうので、DRESS世代にはあまりおすすめできません。

眉と目の間を狭く見せたい場合は、ノーズラインの延長上から眉の下にかけて影を入れると眉と目の間が少し狭く見えます。決して眉上をそり落とさないこと!
何事も基礎が大切です。朝は忙しくて眉毛一本一本描くなんて無理! という方も、休日など時間がたっぷりあるときに、基本となる自分だけの眉を一度作ってみてくださいね。

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MOTOKO

ハリウッドを拠点に活動するメイクアップアーティスト。日本で6年間銀行勤務の後、結婚し渡米。銀行員のキャリアを続けながら、メイクの勉強を本格的にスタート。メイクの世界へキャリアチェンジし、名だたるプレステージエージェントを経て...

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