大人の美人眉は立体的。自眉を活かしてナチュラルに見せるコツ
トレンドを反映しやすい眉メイク。でも、流行を取り入れる前に、基盤となる自眉をきちんと整えてみませんか。自眉を活かしてナチュラルながら、理想的な眉を作るアイデアをご紹介します。
顔全体の印象を左右する眉。雑誌のお手本のようには生えてない。流行を取り入れたいけれど、なんだか変になってしまう……なんてお悩みの方も多いはず。
あるべき場所ではないところに眉があり、眉を上下に動かすと盛り上がる眉弓筋の動きとずれて、とても不自然になっている方も見かけます。
大人のキレイに欠かせないのは、基礎となる自分の眉を知ることです。トレンドを取り入れるのは、まず基礎ができてから! 今回はMOTOKO流の眉メイク、基本のキからお伝えします。
■自眉を活かして、自分に合った眉を作る
自分の持っている眉骨や眉弓筋の位置、眉毛の量や流れと相談しながら形を決めるのがベストです。そもそも一番しっくりくる位置に眉毛が生えているはずなので、いじりすぎるのは禁物です。
もっと自然に戻って、自分に合った眉毛の形、好みの形を見つけてください。それが、眉のお悩みから解放される一番の近道です。
そうはいっても、もともとの眉は濃すぎる、足りない、形が不揃い……。理想の眉に近づけるために、眉全体を短く剃って、さらに左右の形を整えるためにシェーバーや毛抜きでトリミング。その方法は危険信号!
MOTOKO流の眉メイクでは、自眉を最大限活用します。まずは骨格に合った眉を描いてみましょう。そこからはみ出た不要な部分のみを最小限、カット、毛抜き、眉シェーバーで整えるのがおすすめです。
■毛足を残すのが自然な眉に見せる秘訣
毛足をなくして一本一本の毛を短くしないのもコツです。「描きました」感満載の平面的な眉は、老けて見えるので要注意です。
特に眉頭は、自然に描くのがとても難しい場所。ナチュラルな眉を作るためにも、触らずに残しておきましょう。ただし、ノーズラインよりも中央にはみ出している部分は、毛抜きかシェーバーでトリミングしてOKです。
すでに形を整えてしまっている方は、毛を伸ばしながら理想とする形を目指してください。
■眉上は触ってはいけないエリア
これは今回の最重要ポイントと言っても過言ではありません。眉上は抜いたり剃り落としたりしないこと。眉を動かしたときに眉弓筋が不自然に盛り上がって見えてしまうからです。
基本となる眉ラインの上にはみ出している産毛や、眉山に尖ったように生えてしまっている部分は、形を整えるために剃ってもいいのですが、眉弓筋が見えるほど剃ることは絶対しないでくださいね。
眉と目の間を狭く見せたり、下がり眉を演出したりするために、眉上を剃り落としている方を見かけますが、剃り跡が見えてしまいますし、眉弓筋の動きとずれてとても不自然に見えるのでNGです。
■眉メイクを洗練させてくれる優秀アイテム
眉頭や眉尻など、毛足をプラスしたい場合にはペンシル、リキッドタイプを使って、毛並みに沿って一本ずつ描き込みながら眉の形を作ってください。
全体量をプラスしたい場合には、隙間を埋めたり、色をブレンドしやすいパウダータイプやクリームタイプを使ったりすると良いでしょう。スポンジチップは眉全体にすばやく色を入れるのに便利。アングルブラシは隙間を埋めたり、形を整えたりするときに使います。
もともとの眉がしっかりある場合には、マスカラタイプで毛並みを整えてみてください。カラーマスカラで色を調整することもできます。次回はさらに詳しく眉メイクをお伝えします。眉が変化すると顔の印象がガラッと変わるので、早速明日からメイクに取り入れてみてくださいね!
この記事は2016年9月20日に公開されたものです。