小顔を叶えるコントゥアーメイク5つの基本
コントゥアーはメイクで光と影を作り出し、顔を立体的にかつ小顔に見せるテクニックです。海外ではすでに定番化しているこのテクニック、新年を迎えて気持ちもメイクもキリッと引き締めるためにも、MOTOKO流コントゥアーのコツをぜひマスターしてください。
皆さま、明けましておめでとうございます。
私、MOTOKOの2017年最初のビッグイベントは、ゴールデングローブ賞のレッドカーペットです。NBCの話題のドラマ『This Is Us』から助演女優賞にノミネートされているクリッシー・メッツのメイクを担当します。
気持ちを引き締めて新しいことに臨む機会の多い新年。メイクもキリッと決めたいですよね。年末から年始にかけてご家族やお友達と、美味しいものを食べたり飲んだりという機会が多く、顔が少し丸くなったと思っている方いませんか?
日本でも徐々に知られてきた「コントゥアー」、光と影をメイクでつくることで、顔を立体的に見せるテクニックです。難易度高めのテクニックですが、新年らしくチャレンジ! 上手に使って、引き締まった理想の輪郭を手に入れましょう。
■コントゥアーのコツ1.輪郭引き締めの基本はシェーディング
MOTOKOが得意とするコントゥアーの基本はシェーディングです。肌の色より濃い目のファンデーションかルースパウダー、またはブロンザーやフェイスシャドーを使います。肌にいきなりつけるのではなく、1度手の甲やティッシュでのせる量を調整してからつけることをおすすめします。色の白い人は最初から濃い色でトライしないように気をつけて。
■コントゥアーのコツ2.耳から顎ラインへのシェーディングで、二重顎を「なかったこと」に
耳から顎の先端にかけて膨らみが気になる場合、顎のラインからはみ出している部分に、肌の色から1~3段階濃いシェーディングを施し、ラインを引き締めます。フェイスラインのきわをブレンドすることで、自然な影を作ることができます。
■コントゥアーのコツ3.側面のシェーディングで立体顔に
顔の側面のフェイスラインのきわを1~2段階暗くすると、顔全体が引き締まって見え、立体顔が作れます。シェーディングのきわはだんだん薄くなるように、グラデーションをかけるのがコツです。
■コントゥアーのコツ4.頬骨下のシェーディングでシャープな輪郭に
頬骨下にシェーディングすると、小顔でシャープに見えます。口内の頬の肉を吸い取るようにして「おちょぼ口」を作ったときに、頬の下の方にできるくぼみに沿って2~3cmの幅でシェーディングしてください。耳の横から口にかけて、斜め方向に自然に影ができているように見せるのがコツです。
もともと彫りの深い顔立ちの方は、自然なシェーディングができている場合が多く、この部分をさらにシェーディングすると疲れた顔に見えてしまうので気をつけて。
■コントゥアーのコツ5.おでこのシェーディングで小顔に
おでこの生え際のフェイスラインにシェーディングをすると、顔全体のパランスがよくなるので小顔効果があります。とくに額が広めの方におすすめです。
額から耳の付け根上部の生え際にシェーディングを入れます。眉方向に向かってグラデーションをかけるのを忘れないようにしてください。
コントゥアーのコツは、自分の肌の色で明るくするところとシェーディングで暗くするところのメリハリをつけること。Tゾーン、目の下から頬骨上部の逆三角形、眉下、顎の口の真下部分は明るく残し、全体に自然な凹凸に見えるように境目をよくブレンドすることが大切です。
スポンジやブラシで境目の部分をよくブレンドして馴染ませ、ここからつけました! とわからないようにしてください。
シェーディングを上手に使えるようになれば、メイクをワンランクアップさせることができます。是非トライしてみてくださいね。