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不倫をやめるには転機が必要。依存を断ち切る方法とは

不倫の付き合い、いけないとわかっていてもなかなかやめられない。不倫をやめる方法や「やめどき」がわからなくて苦しむ女性は多いですが、それは既婚の彼に依存しているから。周りが見えなくなると、どんどん自分だけが取り残されていきます。実際に不倫をやめた女性は、自分の時間を大切にするために依存を断ち切りました。

不倫をやめるには転機が必要。依存を断ち切る方法とは

■つながりに変化が起こりにくく、やめどきを失うのが“不倫”

不倫をやめる

お互いの都合さえ許せば、いつまでも関係を続けられるのが不倫です。独身同士のお付き合いなら、関係が長くなればいずれ結婚など次の段階に進む話が出ますが、不倫の場合はそれがありません。

もちろん、既婚者のほうが本気になって、離婚するからきちんと一緒になってくれ、と言われる場合だってありますが、多くは現状維持のまま、世間に隠れて会い続ける日々が続きます。

独身の女性が悩むのは「やめどき」がわからないこと。このままじゃいけない、とわかってはいても、実際はどんなタイミングで別れれば良いのか、こじらせずにきれいに終わらせるにはどう進めれば良いのかが思いつきません。

不倫であっても、本人にとっては恋愛です。好きな人と離れる決心はなかなかつかず、気がつけば1年以上付き合っているという女性は大勢います。別れるにはきっかけが必要です。気持ちに変化が生まれる出来事があれば、踏ん切りがつけやすくなりますが、不倫だとその機会がなかなか訪れません。

普通のお付き合いなら、男女で恋愛の優先度が違えど関係は進みます。同棲を始めたり、結婚したり、時間とともに変化の起こるきっかけがセットで付いてきます。それは、恋愛が「表に出せるもの」だから。自分の人生と密接に関わる恋愛は、独身同士のお付き合いなら前向きな変化を公にしながら関係を築いていけます。

不倫は逆です。何があっても人に知られては困る恋愛だと、ふたりのつながりに変化を持たせにくくなります。ふたりの恋愛であっても、主体は違います。配偶者のいる男性なら家庭がメインの居場所になるし、独身の女性側も自分の都合だけで動けるつながりではないので、窮屈な中で関係の維持だけに意識を向けるようになります。

恋愛の優先度を下げるしかない不倫は、関係の動くきっかけが起こりにくく、やめどきがつかめません。それが依存を引き起こします。

■依存してしまうのは、自信がないから

1年が経っても、相変わらず相手の奥さんに隠れて会い続ける関係に嫌気がさしていたあるアラサーの独身女性は、仲の良かった友人が結婚していく姿を見て、不倫をやめることを決意しました。

それまでは、周りが止めようと「私には彼しかいないの」と既婚の彼にどっぷりハマっていましたが、どんどん皆の人生が変わっていく中で、自分だけが取り残される恐怖を感じたと言います。仕事では要領が悪くて上手くいかないことばかり、彼が欲しくて合コンに出かけても、自分より人生を楽しんでいる友人たちのキラキラした姿に引け目を感じてしまい、自分をアピールすることもできずにいた彼女。

そんな中で、いつも彼女を励ましてくれていた職場の上司と不倫関係になってしまったのは、自信のない自分でもこの人なら受け止めてくれる、という安心感から。“独身の男性だと私なんか相手にされない”と決めつけてしまい、自分のがんばりを認めてくれる既婚の上司の優しさにすがりました。

ですが、最初は自分でも納得した関係であっても、まともに恋愛感情を育てられない環境に気づき、苦しむようになります。どんなに「好きだよ」と言ってはくれても、奥さんと離婚するつもりもなければ、会う時間さえこちらに合わせてはくれない男性。

休日に会いたいとLINEしても断られ、「家から出られないんだから、わかるだろ」と言われれば黙るしかなく、それでも会えばいっぱい愛してくれる男性の気持ちだけが拠り所でした。友人たちとの約束より既婚の彼との約束が最優先、観たい映画のチケットを買った後でも彼から呼ばれれば飛んでいき、「捨てられないように」一生懸命でした。

自分の時間を完全に相手にコントロールされている状態。関係を止める友人たちの言葉も、彼の愛情を失う恐ろしさから聞こえないフリを続けます。

彼の愛情を失う恐ろしさとは、「こんな自分でも愛してもらえる」実感が得られなくなることです。彼しかいないと思うのは、周りが見えていないから。仕事も精一杯がんばって、彼に会えない日には英会話の勉強をして、好きな映画を楽しむ時間だって持っている彼女は、決して魅力がないわけではありません。

既婚の彼のためではあっても、体型維持やメイクに気を使い、女性らしさを手にする努力を続ける彼女は、本来明るくて真面目な性格で友人も大勢います。男友達の中には彼女に好意を感じる人もいて、その視線に気づきさえすれば、わざわざ不倫というネガティブな関係を選ぶ必要なんてどこにもないのです。

そんな彼女の「やめどき」が、友人の結婚という転機を目にしたことでした。

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https://p-dress.jp/articles/3358

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女性の中には、あえて不倫という関係を選んでしまう人もいます。どんな女性が不倫にハマりやすいかお話します。

ひろた かおり

37歳で出産、夫と子どもの三人暮らし。何歳になっても恋愛ネタ大好物。恋愛相談家としてこれまで多くの男女から話を聞いてきた経験を活かし、復縁についてのアドバイスや不倫などさまざまな「愛のカタチ」について書いていきます。 人生...

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