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“勝負前”セックスするかしないか問題を考える 2/2


■「本能に忠実な人間は強い」と思う

僕の考え方の軸として「本能に忠実な人間は強い」というのがあります。いかにして本能を高めることができるかの勝負だとも思っています

そのために健康的な生活を心がけているし、人間が本来あるべき姿を現代社会の中でいかに作り出せるかが、選手として活動する上で大切なことだと考えているのです。1回の射精を気にしている男よりも気にしない男の方が、パフォーマンスを出せるのは強いメンタルという意味でも正しいような気がします。

試合前にどうするかでいちいち悩んでいることが無駄だし、そのくらいのことは気にもしない大きな器でいることのほうが大切です。試合前に一切の欲が消えてしまう方が問題のような気がします。欲求に傾くような状態が作り込まれている状態なのではないでしょうか。

兎にも角にもいいコンディションを維持することが大切です。運動、栄養、休息を大事にしていけば、必ず身体は健康に傾くので、悩みがあったらまずは健康的な生活を心がけてみるといいでしょう。今日もそれなりにムラムラしています。


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“勝負前”セックスするかしないか問題を考える

※ この記事は2019年10月8日に公開されたものです。

青木 真也

プロ格闘技選手。1983年静岡県生まれ。修斗ミドル級チャンピオン。DREAM、ONEライト級チャンピオン。格闘技選手としての活動だけでなく、執筆、プロレス、講演など活動中。格闘小作農として地道に活動しています。著書に『ストロ...

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