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“勝負前”セックスするかしないか問題を考える

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「セックスをするとパフォーマンスが落ちる」と言われる競技があります。大事な試合の前、スポーツ選手はセックスをどうしているのでしょうか。

“勝負前”セックスするかしないか問題を考える

スポーツ選手はよく寝るし、よく食べるし、性も強い。

身体をフルに使った生活を日々しているので、デスクワークをしている同年代よりも欲求に対して敏感だと思います。身体の声を直に受ける生活をしているので、健康的な生活をしているともいえます。

食事に関して、スポーツ選手はよく食べます。運動量に左右される部分はありますが、よく食べるし、食べられることが強さにつながる側面は多分にあります。

タンパク質を多く摂る食事は、某AV男優の方が紹介していた「ボッキ飯」に似ているので、性欲も強くなるのだろうし、睡眠も深くなるのでしょう。運動、食事、睡眠をしっかりとしていれば健康に傾くのは当然なので、スポーツ選手が本能に忠実なのは当然のこと。

僕自身36歳になって、同年代でもスポーツをしていない人と格闘技選手それぞれと話をしていて、精力の強さの違いを感じることが多くあります。同年代は薬に頼らないとできない、なんて話や、性のネガティブな悩みを聞くことも出てきます。格闘技選手仲間からはそんな声を聞くこともなく、年齢問わず健康で元気な方が多いです。

■スポーツ選手は試合前、セックスをどうしているのか

ただ、格闘技界に限らずスポーツ選手には、「勝負前のセックス問題」があり、これは一般の人の中でも話題になりやすいテーマ。

ボクシングではセックスをするとパフォーマンスが落ちると言われます。練習を見ていたトレーナーが、足が動いていない選手を見て、「ああなるほどな」と気づく、みたいな話を聞くことがあるし、試合前の2週間は射精しないなんて話も聞いたことがあります。

科学的にどうだなんて話は個々で検索をすれば、それなりの記事は出てくるでしょうが、選手個々で考え方ややり方があって面白い話です。

男女の違いもあるとは考えていて、かなり昔、女子選手に試合前は禁欲するのかと聞いてみたら、「イかなければ大丈夫」との返答がきて、首を傾げたことを覚えています。スポーツ選手って個々で持論を持っているし、それが例外なく面白いから本当に好きです。面白くない方を探す方が難しいくらいです。

自分はどうしているかといると、僕は気にしないようにしています。試合前で神頼み的なテンションになっていたとすれば射精を我慢するし、逆に欲求が高まりすぎて自制が利かなくなりそうだったら、それはそれで躊躇なく射精します。

それが自慰行為なのか、セックスであるのかはその場の状況次第ではあるのですが、そのときの自分のテンションに任せるようにしています。試合当日の朝にオナニーしていったこともあり、その試合は25分間フルラウンド闘って勝ちましたし、コンディションの差はそこまででないと思います。

■「本能に忠実な人間は強い」と思う

僕の考え方の軸として「本能に忠実な人間は強い」というのがあります。いかにして本能を高めることができるかの勝負だとも思っています。

そのために健康的な生活を心がけているし、人間が本来あるべき姿を現代社会の中でいかに作り出せるかが、選手として活動する上で大切なことだと考えているのです。1回の射精を気にしている男よりも気にしない男の方が、パフォーマンスを出せるのは強いメンタルという意味でも正しいような気がします。

試合前にどうするかでいちいち悩んでいることが無駄だし、そのくらいのことは気にもしない大きな器でいることのほうが大切です。試合前に一切の欲が消えてしまう方が問題のような気がします。欲求に傾くような状態が作り込まれている状態なのではないでしょうか。

兎にも角にもいいコンディションを維持することが大切です。運動、栄養、休息を大事にしていけば、必ず身体は健康に傾くので、悩みがあったらまずは健康的な生活を心がけてみるといいでしょう。今日もそれなりにムラムラしています。

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青木 真也

プロ格闘技選手。1983年静岡県生まれ。修斗ミドル級チャンピオン。DREAM、ONEライト級チャンピオン。格闘技選手としての活動だけでなく、執筆、プロレス、講演など活動中。格闘小作農として地道に活動しています。著書に『ストロ...

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