NARS ナーズ ベルベットシャドースティック #8256
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気付けばもう年末。雑誌でもSNS上でも、各々が選ぶ「ベストコスメ」が続々と発表されていますね。今年もたくさんのコスメと出会って感動し、手持ちのコスメの素晴らしさを再認識することを繰り返す1年でした。そんな私、ゆっこが選ぶ、2018年とてもお世話になったコスメを発表します。
年々、1年が過ぎるのが異様に早く感じる。
ゆっこです。
「ゆっこ的ベスコス」なんておこがましいな……といつも思うのですが、お世話になったコスメと、それを開発・販売・素敵に紹介してくれたBAさんたちにお礼を込めて、独断と偏見で選んでみました。
ベスコスの選定基準は、限定・廃版にこだわらず、結局これじゃなきゃダメだと自然と手に取るコスメ、感動して何回も語りたくなるようなコスメを選びました。
ジャンルによっては、ひとつに絞れておりません。
2018年はこれよく使ってたな、こういうの出ていたな! と、後で見返したときに懐かしく思えるのもまた一興。
2018年の私を創ってくれた、すべてのコスメに感謝です。
NARS ベルベットシャドースティック 8266
これなくしては私のメイクは始まらない……。
以前、アイシャドウの記事にも登場した、スティック型のアイシャドーです。
パッと目を惹く綺麗なオレンジ色ですが、薄く塗り広げると、流行のくすみがかった色のアイシャドーを使用する際の下地にも、オレンジやブラウンのアイシャドーの下地にもとても相性が良いのです。
下瞼に塗ると、目元のくすみを吹き飛ばしてくれます。
数あるベルベットシャドーの中でも、この8266のBELL-ILLという色が大好きです。
Dior サンク クルール ボルカニック(限定)
8月に限定で発売した、ディオールのサンククルール、ボルカニックです。
このパレットには、「苦手と思っていた色でも、克服できる色がある」という発見がありました。
初めて見たときに飛び込んできたピカピカのシルバーと、暖かみのあるオレンジの印象から、「これは好きなオレンジだけど、さすがにシルバーは似合わないだろうな……」と、購入するつもりはまったくありませんでした。
特にシルバーは私にとって、苦手な色。
私には肌がくすむだろうし、使いづらいだろうなと勝手に思っていました。
しかし、ボルカニックを購入した方たちのレポを毎日のように見ていると、可愛いし挑戦してみたい、と心が動かされ、カウンターで試してみることに。
真ん中の柿のようなオレンジをベースに、左上の赤茶を重ね、右下のブラウンを目尻に。その上を重ねるように薄く左下のシルバーをのせると、不思議と深みが増します。
目頭に目の形に沿ってフワッと右上のアルミのようなシルバーをのせると、キラッとした立体感が生まれ、お洒落な目元に。
こんな風に色の組み合わせで楽しめるパレットに、本当に感動して購入以来、何度も使いました。
CHANEL レ キャトル オンブル308 クレールオブスキュール
こちらも8月後半に販売された新作のキャトル、 クレールオブスキュール。
通称、茶キャトルです。
それまでずっと赤キャトル(レ キャトル オンブル 268 カンドゥール エ エクスペリヤンス)を使っていましたが、この茶キャトルを購入してから、使い勝手の良さに、つい茶キャトルを手に取ることが増えました。
単品で使うことはもちろん、私は好きな赤やオレンジの単品のアイシャドウと組み合わせて使うのが好きですが、ベースにこの茶キャトルを仕込んでおくと、程よくオレンジや赤がブラウンと溶け込み、目元に奥行が出ます。
目元に印象を残しつつ、上品な仕上がりになるのはさすがだな……と毎回感心させられるのです。
ベーシックなブラウンアイシャドウですが、ひとつ持っていると、いろいろな組み合わせが楽しめる逸品です。
NARS リキッドブラッシュ 5155
目元が赤茶やオレンジの際、合わせたくなるのはこのチーク。
NARSのリキッドブラッシュの、オーガズムという色です。
NARSのチークの中でもとても人気な色で、リキッドブラッシュのこの色は、自然と頬が上気したような仕上がりになります。
薄く付けるとゴールドラメが頬に綺麗な艶を出し、少し多めに付けると可愛らしい仕上がりに。
上手に付けるコツは、手の甲に1プッシュ出し、甲の上で少し広げてから頬にポンポンと軽く叩くようにのせること。このやり方だと調整しやすいです。
迷うとこれ。
肌を夜まで綺麗にキープできるところも、信頼している点のひとつです。
MAC ミネラライズブラッシュ ウォームソウル
顔をバシっと整えたい時はこのチーク。
MACのミネラライズブラッシュのウオームソウルです。
ゴールドのさりげない艶のベージュチーク。
ベージュチークはモノによっては時間が経つとくすむこともあり、見極めが難しいですよね。
これはゴールドパールのおかげか、夕方になってもくすまないところがとても気に入っています。
海外の方がよくしている「骨格に沿って塗っているかよくわからないんだけど立体感のあるチーク」。私にとって憧れのメイクなんですが、このチークだとそれが叶うのです。
色が付きすぎず、程よい血色感と立体感を出してくれる。
濃いリップを付けるときや、大人っぽく仕上げたいときは、大体このチークを使います。
NARS リップスティック 1003 モロッコ
新しく買った2本目も、既に使いすぎて形が変わりつつある、NARSのリップ、モロッコ。
以前、モロッコへの愛を存分にしたためた記事を書いたので、もう十分かと思いますが、一言。
どんなに疲れていても、寒くて血色が悪くなっていようと、これをサッと塗れば顔色の問題は解決。
可愛らしい唇をキープできるので、欠かせない存在となっています。
SHISEIDO ヴィジョナリー ジェルリップスティック 212 Wood Block
今年買ったリップにもたくさん当たりがあった2018年でした。
中でもモロッコと同じくらい手に取ったのが、SHISEIDOのヴィジョナリージェルリップスティックの、ウッドブロックという色。
濃いめの赤茶で、とってもお洒落な色なんです。
このリップを塗ると、旬な装いをしている気分になるので、単純に気分が上がります(笑)。
パッケージもとてもスタイリッシュですよね。
乾燥しにくいところや、少しひんやりする付け心地もお気に入りです。
dejavu ラッシュアップKマスカラ
実はマスカラで繰り返し購入するほど気に入ったのは久しぶり。
今の気分がナチュラルな睫毛メイクなため、このデジャブのマスカラはドンピシャでした。
産毛までキャッチするほど細いブラシで塗りやすく、1本1本をセパレートさせて自然に強調してくれます。
仕上がりもとてもナチュラル。
今までどんなマスカラにもマスカラ下地を使用していましたが、カールのキープ力もあるため、今ではマスカラ下地も使用していません。
お湯でするっと落ちるストレスフリーなところも、非常に気に入っています。
アンプリチュード フィニッシュ ルースパウダー
私はツイッターで四半期に一度、各月によく使ったコスメを挙げています。
その中でフェイスパウダーは毎回、他のフェイスパウダーを推しており、贔屓していたのですが……。
11月に購入し、そのクオリティの高さと仕上がりの好みにあっさりとその座を奪っていったのが、このフェイスパウダー。
アンプリチュードのフィニッシュルースパウダーです。
色は2色あり、私は01のトランスルーセント ライトベージュを使用しています。
アンプリチュードはファンデーションが非常に話題でしたが、私はこのパウダーの質の高さに心を奪われています。
今では、ベースメイクは化粧下地とこのパウダーのみ。
付けたての仕上がりはすりガラスのようにさらさらとしていて、実際に毎回頬を触ってみると、さらっとして本当に気持ちが良い仕上がりになります。
時間と共に肌に馴染み、皮脂がちょうど良い艶になるような馴染み方をしてくれるのです。
夕方になってもくすまず、乾燥せず、テカらず、ドロドロにもならない。
出会ってたった1カ月なのに、もうこのパウダーの虜になってしまいました。
なので、ベストコスメにランクイン。
大きめの柔らかいブラシで、ササッと仕上げてマットに仕上げるのが好みです。
OPI ネイルラッカーC89 チョコレートムース
購入以来、とても気に入って何度も使用しているネイルがこれ。
O・P・Iのネイルラッカー、チョコレートムースという色です。
これも以前のネイルについての記事で挙げましたが、爪の先にぽっと赤みが宿り、可愛い……と何度も爪を眺めてしまうくらい、とても気に入っています。
私が大好きな秋色リップをネイルにしたら、まさにこんな色なのではないかな?という色。
おしゃれで可愛くて、でもくすんだ色でもあるので、少し大人っぽい。
絶妙にちょうど良い色なんです。
褒められネイルも、この色でした。
爪に塗るとこうなります
CHANEL レ ゼクスクル ジフ ドゥ シャネル ガーデニア オードゥ パルファム
コスメとはちょっと趣向が違うかもしれませんが、香りも私にとって欠かせない存在です。
目に見えた演出ではないのですが、気分を落ち着かせたり、相手に印象付ける意味でも重要な役割を果たしていますよね。
とはいえ、香水が苦手な方も中にはいるので、私はあくまでも「自分だけが香って楽しい」ような付け方をしています。
今年、やっと見つけた! ずっとこの香りを探していたんだ! と思った香りが、これ。
シャネルのガーデニアという香りです。
フローラルな香りが好みですが、なかでもこのガーデニアの香りは、くちなしの花そのもの? と思うほど再現度が高く、透明感があり、ほのかに香る。
とても女性らしい香りです。
下着を身に着ける前に何プッシュか付けているので、ほんとにふとした時に自分だけに香り、その度に幸せな気持ちにしてくれます。
このレ ゼクスクルジフ ドゥ シャネルは限定店舗で取り扱っているので、人とあまり被らないことろもお気に入りの理由。
1年はあっという間でしたが、気づけば今年もたくさんの化粧品と出会えた1年でした。
それぞれの良さを再確認したり、新商品からコスメ業界の発展に驚いたり。
いつもこの小さなコスメたちから、日々をがんばる力をもらったり、キラキラできる瞬間をもらっている気がします。
年明けからもたくさんの新作が出るのがとても楽しみです。
昨年からも徐々に手に取るものが変わってきているので、来年のこの時期、私はどんなコスメを選んでいるのか想像ができません。
来年も、定番と挑戦を程よく取り入れている自分でありますように。
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