セックス中に男性が萎える６つの瞬間と萌える表情 3/3

６．セックス中に不快な部分を触りすぎる

次は物理的な話を。セックス中に不快な部分を触られすぎると、素に戻ってしまい、セックスの熱が霧散します。不快な部分というのを具体的に述べると、くすぐったいところや急所などです。

AV撮影において台本上、「序盤は焦らしプレイで」と書いてあった場合、女優さんに必ず確認することがあります。耳や首筋はくすぐったく感じるか。フェザータッチでさわさわと触るのは平気か。内ももを触られるのは苦手じゃないか。

人間はくすぐったく感じると素に戻りがちです。笑いのスイッチが入ってしまったり、イライラのスイッチが入ってしまったり。いずれにしてもエロい気持ちが即座に散ってしまいます。そういった事態を回避すべく、事前に情報を共有して、触れられると苦手な部分を知っておくのです（もちろん、くすぐったさを快感に感じる女性も存在します。あしからず）。

ここでまたセフレとの昔話を。セックスした後にピロートークをしていると、ヘソに指をいれてクリクリといたずらしてくる女子がいました。会う度に毎回、ヘソに指をいれてクリクリクリクリと指遊びしてきます。くすぐったいと言うより、とにかく痛くて不快で。その都度、「それ、好きじゃないからやめてくんないかな」と制するんですが、何回注意しても次回会う頃には忘れちゃうみたいで、セックス終わりに必ず指をヘソ穴に入れてきました。

会う度に「ヘソ触らないで」と繰り返し伝えるのも疲れます。温厚な性格の僕もさすがに10回目くらいでキレちゃって。「痛いって言ってるべ！ヘソ触るなってなんべん言えばいいんだよ」と言い放ち、服をパッと着込んで、そのまま彼女の家をあとにしました。関係は終わり。ヘソいたずらがきっかけで別れが唐突に訪れる。人生ってほんと先が読めない。

■セックス中の地雷は回避できる

Photo／ShutterStock Lightcube

ここまで、セックス中に気持ちが萎えるNG項目をいろいろと挙げてきましたが、上記のさまざまな地雷はどうやったら回避できるでしょう。

基本的には、「相手の気持ちをより察する」と「自分がされて嫌だと感じることはパートナーに対してやらない」のふたつで解決できると思います。

パートナーの気持ちを汲み取らずに行うセックスは、相手の体を使った単なるマスターベーションと言えるでしょう。身体だけではなく、気持ちも交差したセックスの方がより質の高いものになります。パートナーの気持ちに立つことを今一度、自分の中で意識してみましょう。