ブラジェク ガラス爪やすり
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モテる男には“膣ホスピタリティ”がある。AV男優がしている、女性の体を傷つけない指先・爪ケア
セックスをするとき、男性に最優先して考えてほしいのは「女性に痛みを感じさせないこと」。相手をイカせることが重要なのではなく、相手の身体をケアできるホスピタリティが何よりも大切です。女性に痛みを感じさせないために、AV男優として20年、指先と爪周りのケアをひたすらやってきた僕が、その方法を紹介します。
こんにちは、AV男優の黒田悠斗です。
先日の帰りの電車内。僕の向かいの席に長身のイケメンサラリーマンが座ってました。今風の顔立ちをしていて、髪型もキマっています。
モテそうな空気出てるなあと羨ましく眺めてたんですが、彼の指先に目がいくと思いが一変しました。彼の指先。爪がニュッと飛び出てて、先が鋭利に尖っています。
こんな粗暴な出で立ちをした爪、女性がデート中に見てしまったら、たとえ好意を抱いてたとしても、エッチする気が一気に失せるだろうなぁ……。
女性は細かいところまで見ています。重ねてくるであろう相手の唇。これから触れられるかもしれない相手の指先。自分の腟内に入ってくる可能性のあるものが凶器のような見た目であれば、恐怖心が湧いてしまい、性欲もパッと霧散してしまいます。
言うまでもなく腟の中はとてもデリケート。爪の伸びた指で腟内を掻き回すと、硬い爪によって粘膜に傷ができて、痛みを感じてしまう。
女性はいったん痛みを感じると、それ以降はセックスの快楽に没頭できなくなります。ただただ不快で不毛な時間に突入してしまうのです。
そんなときに男性が自分の快楽を優先し、行為をそのまま続けようとすると、気持ちが冷めてしまった女性との間に決定的な溝ができてしまうでしょう。
■セックスで一番大事なこと
危険性をまったく感じない指先
（写真提供：黒田さん）
セックスで一番大事なのは、相手をイカせようとする闘魂スピリッツではありません。相手の身体のことをケアできるホスピタリティです。「行為中に痛みを感じさせない」。これを最も優先させてください。
爪の手入れに使えるものはなにも爪切りだけではありません。AV男優として20年間、ひたすら爪の手入れをやってきた僕がおすすめしたいのは、ずばり爪ヤスリ。
よくドラッグストアなどに売ってるスチール製のものではなく、できればガラス製の爪ヤスリの方がベター。過去にいろいろなメーカーの爪ヤスリを試してきましたが、「ブラジェク」の爪ヤスリは削り口が滑らかに仕上がるのでベストでした。
爪の先だけを削って短くしてればホスピタリティ満点というわけではありません。爪の両端にある角。そして指先に生じたササクレ。それらも女性の腟壁を傷つける要因となります。
■腟に優しい指先を
ここで自分の指が凶器となってるのかどうか判別する方法を伝授しましょう。いますぐパンティストッキングを買いにコンビニへとお走りください。
買ったパンストを早まって履いちゃいけません。パンストの口を広げ、前戯で使う方の手を中へと突っ込むのです（両手使う人であれば両方の手を）。
そうすれば自分の指先の至らない部分が一瞬でわかります。手をゆっくりと通していくと、腟壁を傷つける可能性のある硬くかさついた箇所がパンストの繊維に引っかかるからです。
尖ってたり、ささくれていたり、乾燥していたりする箇所がわかったら、爪切りや爪ヤスリを使ってケアしましょう。これで、腟へのホスピタリティ溢れるセックス紳士に一歩近づきました。
もし、あなたが女性にセックスを楽しんでもらいたいと願う善良な男性であるなら、さらにもう一歩踏み込んだ上級ケアをおすすめします。
■上級者向けの指先ケア
乾燥した肌と潤った肌、あなたならどちらの肌に触りたいと思いますか？ 前戯に関しても話は同じです。
女性は「乾燥した指」と「潤った指」のどちらを腟内へ挿れてほしいと思っているでしょう？ 乾燥した指の皮膚も、女性の腟の粘膜を傷つける要因のひとつ。
保湿ケアをするだけであなたの前戯の点数が格段に増します。しかも、寝ている間にできるケアなので、とくだん労力も要りません。
僕が使ってる保湿ケア用品は「ケラチナミン・コーワ20%尿素配合クリーム」。これを手全体に塗りたくって、上から綿100％のコットン手袋をかぶせ、そのまた上から軍手をはめて就寝しています。
最近はスマホの画面タッチ可能な軍手も売っているので、とても便利になりました（スマホの画面に反応できない安価な軍手を使っていたときは、鳴っている起床アラームを止めるのに一苦労していました）。
指マンでのイカせにこだわって潮吹きだのなんだの指技を試す男性がいますが、指先のケアができてないとその行為はまったく意味を成しません。
指マンをあれこれ駆使しても、逆に相手を不快にさせてるだけという場合も。パートナーに嫌われたくないという思いから、多くの女性が「痛い」の一言をパートナーの男性へ言い出せないでいます。
まず、女性の腟の痛みを想像するところから始めましょう。爪やササクレで傷ついた状態の腟に空気を読まず指マンを続けるということは、「花粉症で粘膜が荒れた鼻の穴に、ひねり揚げを突っ込まれてズボズボ動かされてる感じ」と言えば想像つくでしょうか？
相手の身体の痛みを思いはかれる男性がセックス上級者と言えます。腟ホスピタリティ溢れる達人を目指しましょう。まずは、はじめの一歩から。それが「爪の手入れ」です。
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