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セックス中に男性が萎える6つの瞬間と萌える表情 2/3


Photo/ShutterStock conrado

4.虫歯の影響で口臭がある

虫歯のにおいもかなり気持ちが萎えます。独特な悪臭なのでつい意識がそちらに奪われてしまい、セックスへの集中力が低下するんです。口臭というものは自分ではなかなか気づけないため、定期的な歯医者通いをおすすめします。

どこも痛くなくとも歯科検診を受けて、隠れた虫歯がないか歯医者さんにチェックしてもらいましょう。虫歯による口臭は治療をすればなくせるものです。やれる範囲の努力をして、普段から自身の口腔環境のことを意識しておきましょう。

5.セックス中、前に性的関係を持った相手の話をする

次に挙げるのは僕個人の意見です。全員が同意する意見ではないと思いますが、うなずく人も少なからずいるでしょう。僕は元彼や昔のセフレの話をセックスの際に出されると気持ちが急激に萎えてしまいます。

「昔の彼からフェラが下手って言われた」
「元彼から○○○されたけど嫌だった」

過去に性的関係があった男性との負の体験談を聞かされるとテンションが下がるんです。ピンとこない人もいると思うので、わかりやすい例え話を出してみます。仮にアナルセックスをしたいと彼女に持ちかけたとしましょう。そうしたら彼女からこういう返答があったとします。

「元彼から『中出ししたい』からって、何回かアナルセックスされたことあるけど、切れちゃって痛かったから、もうやりたくない」

意見としては何も間違ってません。気を悪くすること自体、こちらの落ち度です。ただ、独占欲と嫉妬心が入り雑じり、男性側はこうマイナスに解釈しちゃうときがあります。

「元彼にはアナルセックスを許したのに、自分には許してくれない。好きの度合いが自分に対してより元彼に対しての方が大きいのかも?」

「元彼はちゃっかり美味しい思いをしてるのに、なんで自分だけ味わうことができないんだ」

「そんな最低なこと言い出す彼氏と付き合ってたのか。なんだか馬鹿らしくなっちゃったな」

完全に間違った解釈で彼女の言葉を受け取っているんですが、元彼の存在を出されたことによって、脳内で話が変にこじれてしまうのです。でも、主語をぼやかすことによって、このややこしい事態は回避できます。

「粘膜が強くないから、お尻の穴はほんとに苦手なの。後日、絶対に病院にいくことになっちゃうから、アナルセックスはしたくない」

「粘膜」が主語になってるので、恨むべき相手も登場しません。アナルセックスも取り止められます。ちょっとした気遣いで結果が全然変わってくるのです。

恋愛中も元彼の話はしないほうがいい

恋愛面でも同じことが言えます。交際相手の口から、元彼にこういうひどい扱いを受けたというエピソードを話されることがありますが、話を聞いてるうちに恋愛感情の目盛りがぐっと下がるときがあります。

おそらくこちらに信頼感を抱いてくれていて、予防線として「元彼と同じことはしないでほしい」という話をしてるとわかってはいます。でも、これが逆効果に働いて、別のマイナス感情を生んでしまう事態も……。独占欲と嫉妬心に火がついて、ついつい負の三段論法が作動してしまうのです。

「前の彼はほんとひどかったの。私に電話かけてきて、『今から女とデートしてくる』とか平気で言うの」

女の子からこう言われて、すごくテンションが落ちたことがあります。他の男が軽く扱った女の子を、自分は大事にしてるのか。その元彼より自分の方が地位は下なんだな。

この三段論法は完全に論点がずれていて、真理ではないと重々わかってはいるのですが、マイナス感情が発動しているため、つい卑屈な方向に結論づけてしまうのです。人間の感情ってコントロールが難しくて、うまく整合性がとれないときがあるんですよね。相手のことを好きであれば好きであるほど、このコントロールが難しくなります。

NTR(寝取られ)願望がある人はこういう場合、逆に熱が入るようです。「嫉妬心」を興奮の引き金にできるため恋愛感情がより膨らみます。こうやって見ると、人間の感情や恋愛って多面的でほんと面白いなと思います。人それぞれ、独自の恋愛観があって、形が皆違っています。

こういうことを言ってる僕も、コラム上で昔の彼女やセフレの話を出しまくってるわけだからタチが悪いですね。因果な商売です。胸くそ悪い気持ちにさせてしまった歴代彼女たち、ごめんなさいでした。

黒田 悠斗

AV男優。1975年生まれ。大学を卒業後、つても何もなかったAV業界になんとか潜り込み、20年間一線で生き残り続ける。1999年にデビュー。男優業の他に監督業や執筆業なども。マッチョ系の見た目に反し、中身は文系人間。Webコ...

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