【星座占い】かに(蟹)座の性格や特徴「心優しき青二才」 2/2
■かに座の恋愛観「激情に突き動かされ、一途に尽くす」
恋愛も良いですが目的は結婚にあります。ですから、結婚の可能性がもてない相手では安心することができないでしょう。独身生活が長くなる傾向もあり、職場恋愛や見合いが多いのもこの星座の特徴といえます。とはいえ恋愛が始まると相手の気持ちを全力で感じ取り、傷つくことを恐れながらも、激情に突き動かされ、積極的に行動をとっていきます。
愛情表現が豊かでふたりだけの時空で思いっ切り甘えます。ふたりの関係に他の方が入り込むことを嫌う傾向があり、一途に尽くします。恋人を安心できる自分だけの癒しの場とするのです。ただ、気難しさが不意に出ることがあり、無言で帰ってしまうようなこともしばしば。
■かに座の結婚観「子どもが好きで家庭や愛する人のために力を注ぐ」
12星座のなかで最も子どもが好きです。そのために結婚を求めていきます。ただし不幸にはなりたくないといった気持ちも12星座のなかで一番強いでしょう。また、自分の居場所作りや献身をテーマとしている星座ですから、自分のことはそっちのけで家族や家庭、愛する人のために力を注ぎます。
一方で、激しい感情に突き動かされ、ルールを簡単に乗り越えていくこともあります。それは、かに座の人にとってルールや誠実さよりも、そこに気持ちがあることの方が重要なことになるからです。おまけ。料理がうまい方が多いです。
■かに座が持つ闇の面
仲間で楽しくしている人に嫌悪感をもちます。かに座の人は、身内を大切にするところがあり、身内だと思っていた人が他の人と接触することに敏感になりやすいです。若干打算的なところもあるため、仲間と楽しく過ごすことを我慢してしまうのです。
■好きなもの嫌いなもの
人の気持ちを感じられることや、開放的すぎないことが好きです。境界線がどこにあるのかがわかった方がのびのびとしやすく、世界を広げていこうと行動的になれます。
嫌いなことは、人の心を無視するような態度をとる人や、利己的な行動をとる人。激しい怒りを感じます。また、どんな高価で価値のあるものでも、人の気持ちが感じられないものには反応しません。反応したとしても満足は得られないでしょう。
■かに座の人との相性
あなたのわがままな部分を受け入れてくれる方や、感情の流れに沿って対応してくれる方とは相性が良いです。感情をむき出しにしてくる方や、気持ちを汲み取ってくれない方とは相性が悪いでしょう。
星座でいうと、さそり座、うお座の方とは相性が良いです。おひつじ座、てんびん座の方とはお互いに意見がぶつかりやすく、物事の進捗が悪くなることが多いです。
■かに座の性格の背景
占星術において、かに座は黄道12宮の第4宮です。太陽はここに入座して夏至を迎えます。雨の多い時期で、大地を水分で潤します。ギリシャ神話では、月の女神セレネ、結婚の神聖と出産の安全を守る女神ヘラの使い獣とされております。
かに座はその形象から子宮のシンボルとも言われ、甲羅を再生することから再生のシンボルともされております。かに座は古代より聖地や寺院に設けられた聖域、避難所などと関係しており、外敵の侵入を許さない防衛本能と、身を盾にしてでも我が子を守ろうとする母性愛が、この星座の特性と言えるでしょう。
かに座のキーワードは「私は感じる(感応)I feel」。
人生のなかでいえば、親の保護を求める依存心と、自立したい願望が心の中で揺れ動く思春期です。過去を捨てて未来に生きる夢と、環境の変化に対する適応性を学ぶのです。
かに座の守護星は月です。
占星術では10天体を、自身の中にある一部として、10個集まって自分とします。月はそのすべての惑星の影響力を吸収し放出する惑星とされており、感受性と反応能力、本人の気分と感情を司っております。
月は順応性や穏やかさ、大衆社会からの人気を得られる反面、対人関係や適応力が失われがちになりやすく、人生に多くの浮き沈みや離散を作り出してしまいます。月は10天体の中でも最も動く速度が早く、毎日その姿を変えていきます。月は人生の中にある不安定さの在り方を教えてくれるのです。
※この記事は2019年4月14日に公開されたものです。