『妄想場面メイク』のバックナンバー
・きらきらした空間でスイーツに囲まれたい! アフタヌーンティーメイクアップ ・顔は水につけない派! ナイトプールメイクアップ ・仕事終わりにお肉が食べたい! BBQメイクアップ ・読書の秋! ワインレッドのリップでブックカフェへ ・きらめく赤をまとって、いざクリスマスディナーへ ・コスメ好きによる、コスメ好きのための、コスメ新作発表会へ・華やかで上質なひとときを! 着物にあわせるメイク
・ショコラトリーで甘いひとときを
自分の好きな綺麗を自由に楽しむためのメイクを伝える連載『メイクの自由帳』。“妄想場面メイク”では、なかなか行動に移せないリアルな状況に思いを馳せ、「もしもその場にいたら、どんなメイクを楽しみたいか」を考えます。今日の行き先は「ショコラトリー」! チョコレート専門店でイートインを楽しむメイクをご紹介。
行きたいのに行けない、やりたいのにやれない。
さまざまな理由で行動に移せないことがたくさんあります。
「もしそれらができたとしたら、その場面で筆者はどういうメイクをするのかな」
本連載では、そんな妄想をベースにしたメイクアップをご紹介。
どこにも行かないけれどGRWM(※)、今月の妄想は「ショコラトリー」。
甘くてちょっぴりビターな香りに包まれた空間に妄想を広げていきましょう!
※「Get Ready With Me」の略で、「私と一緒にお出掛けの準備をしよう」という意味。
じんわり溶けるチョコレートをイメージしたブラウンメイク!
POINT:クリアなツヤ感が出るクッションタイプを選ぶ
朝のスキンケアを終えた肌にクッションファンデーション(a)を塗布しましょう。カバー力が高いため、コンシーラー要らず。肌トラブルがあり隠したい部分はパフで塗り重ねるようにタッピングします。室内でも自然光を浴びているかのような仕上がりが特徴のファンデーションなので、照明が暗いお店の中でも肌をきれいに見せてくれるはず。
POINT:ファンデーションのすぐ後に使用する
肌の色むらを整えたら、メイクキープミスト(b)でベースメイクを固定しましょう。フェイスパウダーを使うとせっかくのファンデーション(a)のツヤが抑えられてしまうため、ミストを用いました。
アイメイクなどすべてのメイクが終わってからミストするのが定番の使い方ですが、今回はファンデーションの直後にふりかけてミストを乾かす時間を長く取っています。
理由はマスクにより一層ファンデーションを付きにくくするため。ミストで顔がやや濡れた状態でマスクをつけるよりも、しっかりと乾かしてベースメイクを固定してからの方が崩れにくいですよ。
POINT:チョコレート色のペンシルを使う
偶然にも色名がチョコレートの眉ペンシル(d)を所持していたため、メイクに取り入れました。なじみのいいダークブラウンのペンシルをお持ちでしたらそちらを使ってください。
足りない毛を足す程度の描き込みで十分です。自眉のなだらかなカーブを活かしましょう。自眉が平行の人や角度をつけたい人はいつも通りに描いていただいて構いません。色が濃くついてしまった部分はアイブロウブラシ(c)でぼかして修正しました。
POINT:2色使ってグラデーションを作る
似合う組み合わせが計算されたデュオアイシャドウ(f)を使うなら、2色とも使わなければもったいない。丸斜めブラシ(h)を用いて淡いブラウン(f1)をまぶた全体に広く塗布し、濃いブラウン(f2)はまつげに近いキワの部分に狭く塗りました。境い目をあえてぼかさなくてもいい感じになるので、グラデーションメイクが苦手な人も使いやすいパレットだと思います。
ペンシルアイライナー(i)はまつげの終わりを始点に、上まぶたの膨らみに沿ってグイッと跳ね上げました。目を閉じた写真だと目のカーブに合っており、自然に仕上がっていますね。グイッと跳ね上げた感じがわかりにくいですが、次のSTEP2の写真を見れば、ラインが一度落ちて上がっている様子がわかると思います。
POINT:目の下の三角ゾーンを上まぶたと同じ色で引き締める
目の横幅をちょうど半分に割り、目頭側にはラメ(j)を、目尻側には再度丸斜めブラシ(h)を使って淡いブラウン(f1)を同じくらいの縦幅に塗ります。
眉毛に用いたアイブロウブラシ(c)に濃いブラウン(f2)を取り、目尻の三角ゾーンを埋めました。目尻の締め色を太くすると重くなってしまうため、先に塗った淡いブラウン(f1)より外側にはみ出さないよう太さに気をつけてください。
ベリーカラー(g)のマスカラを上下まつげに塗ればアイメイクの完成です。チョコとベリーの組み合わせは相性がいいので、アイメイクでもカラーの組み合わせの参考にしました。
POINT:同じメーカーの2色を使って奥行きを出す
今回はベースメイクをクッションとミストでツヤ肌に仕上げたため、チークカラーではなくハイライターを使って艶やかな仕上がりにしてみました。ハイライターのみだと血色が足りないと感じたので、色つきタイプのものを2色用意しました。
こちらはチークにもアイシャドウにも使える優れもので普段から愛用しています。同じメーカーで揃えると色が重なったときの調和やパールの質感が似ていてなじみやすいです。
付属のアプリケーターはないため、化粧筆やパフを自身で用意する必要があります。今回は指で塗りました。中指と薬指を揃えてコーラル(k)の表面を撫でるように一周なぞった分が片頬分。タップするように頬の中央に塗布しましょう。
反対側も同じように。人差し指でローズウッド(l)を擦り取り、鼻の付け根あたりにツヤを出します。思ったより濃くついてしまった場合は、大きめのチークブラシで余分な粉を払ってあげると洗練された印象になります。
POINT:ツヤツヤのシロップリップに挑戦
写真越しにもわかるレベルにツヤが出るシロップリップ(m)に挑戦しました。
中でもヌーディーな色を選んだため、ヘルシーな印象に。グロスいらずなので化粧直しもこれ一本で済みます。マスクの中は乾燥しやすいですが、唇がパサつきません。唇が荒れているとせっかくのチョコレートも楽しめないので、ケアしつつかわいくしてくれるリップがおすすめです。
ショコラトリーに行くための妄想場面メイク、完成です!
メイクレシピプランナー
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