【星座占い】いて(射手)座の性格や特徴「孤高の哲学者」 2/2
■いて座の恋愛観「追いかけられるよりも追いかけたい」
好きになると情熱が一気に燃え上がります。アプローチも積極的です。追いかけられるより追いかけることを好み、ちょっと危険でリスクがある恋の方が燃え上がることもあるようです。
純粋でまっすぐで、相手の気持ちに対して誠実であろうとする深い優しさを持っています。しかし、運命的に恋愛運が良くない方が多いです。特に若い頃は1年以上続く恋愛は少ないですが、20代の終わりから30代にかけて、本格的な恋愛のチャンスがやってきます。ある程度やりたいことができないと気持ちが乗らないのです。
■いて座の結婚観「いろいろなことを同時に進めるバイタリティ溢れる人」
家庭や仕事、子育てなど、活発にいろいろなことを同時にできるバイタリティを持っているため、結婚後も働いたり、趣味なども結婚前と変わりなく続けたりする人が多いようです。
とはいえ束縛を嫌うため、自分のことを尊重してくれない人との同居は無理な方が多いでしょう(例えば義父母と暮らすなど)。また、なんでも過剰になってしまう傾向があります。徹底して家事や育児をこなそうとする傾向も。息抜きをするなりパートナーと連携するなりして、ひとりで抱え込まない仕組みをつくる必要がありそうです。また、普段から暴飲暴食になってしまうことがあり、結婚後に太ってしまう方も多く、病気にも注意です。生活習慣は意識した方が良いでしょう。
■いて座の闇の面
いて座の人は「理想ばかりを語る人」に、嫌悪感を持つようです。いて座の人は、スケールが大きく楽天的で快活なのですが、その反面、無造作で不用意な行動が多いため、理想を追い求めることの難しさをよく知っているのです。
だからこそ、理想を追い求めていく人を見かけると、抵抗感が生まれてしまうことが。「自分は理想を追い求めていくことを我慢しているのに……」という感情から、その人への嫌悪が生まれているのです。
■いて座の好きなものと嫌いなもの
好きなことは、動いていることで、旅行や賑やかな環境で過ごすことも好きなようです。いつもと違うちょっと現実離れした場所も好きで、精神世界やオカルトの世界なども好きな方が多いです。
嫌いなものは縛られることや命令されること。できるとわかっていることをやっても意味がないと感じるのです。じっと静止して我慢しなければならない状況になると、誰よりも早くその状況から離脱します。
■いて座の相性
潔い選択をできる方や、好奇心に対してまっすぐな行動がとれる方とは相性が良いです。いつまで経っても覚悟を持てない方や、理不尽なことを平気で押しつけてくるような方とは相性が悪いです。
星座でいうと、おひつじ座、しし座の方とは相性が良でしょう。おとめ座、うお座の方とは、物事がなかなか決まらず、やきもきしてしまうことが多そうです。
■いて座の性格の背景
占星術において、いて座は黄道12宮の第9宮です。気候は寒く乾き、大地は緊張して年の歩みを反省期へと進めます。ギリシャ神話では、馬人ケイローンと言われております。ケイローンは姿は異様でも徳にあつく教育者としての資質に優れ、数多くのギリシャの若き英雄を育てたと伝えられております。
バビロニア出土の粘土板にも同様のものが発見されていて、カルデアのマルドウク神殿の神官ベロッソスの書を集めたエセビウスの年代記によると「宇宙創造の初期に並外れた性質と特異な姿をした怪物が生きていた。前足が人間で、後足が馬であるような人たちもいた。」とあり、半人半馬のいて座の姿は、高貴な人間性と荒々しい獣性を合わせ持つ人間の魂の二元性を象徴しています。
そんな、いて座のキーワードは「私は分かる(理解)I see」
より高度な人生哲学を求め、大きな人生テーマに挑もうとするところにあり、自己発見のための心の旅を通じて神の意志を知り、ともに歩む人々の精神レベルを高めていくのです。
いて座の守護星は木星です。成功、発展、拡大を司る惑星で、最大の吉星とされております。幸運のありかを示し、精神的分野、物質的分野、どちらにも保護と恩恵を授けます。木星は人間の意識を正義と道徳を尊ぶ精神、高度な学問や宗教へと指向性を与えます。
木星の影響は、人生のスケールを大きくしてくれるのですが、その反面、すべてを過剰にしやすく、過度の楽観による失敗、贅沢や不摂生なども招きますが、人生や人間味を豊かにさせるおもしろ味を教えてくれるのです。