【星座占い】しし座の性格や特徴「ナイーブな勇者」 2/2

一度好きになると、なかなか冷めることはありません。

冷めるときは思い込みや理想の投影でしかなかったことに気づいたときくらいです。とても正直でまっすぐな恋愛観でドラマチックなものを求めていくため、バラの花束や夜景の綺麗なレストランなど、直球的なサプライズなどを好む傾向にあります。

「必ず想いが届くはず」といった無邪気な楽観性と温かい誠実さがあります（ただし相手の気持ちもきちんと考えることが大切です）。恋愛は生きがいになりやすく、何歳になろうと恋愛をすれば青春を味わえます。

■しし座の結婚観「なんとかなるだろう」

結婚に対してとても積極的です。難しく考えることなく「なんとかなるだろう」精神で取り組んでいきますから、結婚にあたって相性を占うこともあまりありません（もしかしたらこういった占いもあまりご覧になられていないかもしれません）。

家庭を持っても、自身が家族を支えているといった自覚が生きていくためのエネルギーとなります。中心であろうとする性質から威厳を保つこともあるでしょう。プライドの高さや子どもっぽい無邪気なところを受け入れてくれる人との相性が良さそうです。

■しし座が抱える闇の面

しし座の人は、微細な配慮に欠けるところがあり、物事にはっきりした実行主義なために、目下の人の人望を失うことがあります。自分自身のことをよく分析できている人の中には、そうした傾向を抑えるために言葉遣いや態度を繕っている人もいます。

ですが、「自分が主役でありたい」「もっと成果を出して目立ちたい」といった気持ちも内側には抱えているので、なんの配慮もなく目立っている人に対して嫉妬に近い感情を抱くことがあるでしょう。

■好きなもの嫌いもの

明るく開放的な場所であったり、「これだ！」と思えたものにとことん情熱を注ぐことが大好きです。マイペースなように思われますが、意外にフットワークが軽く、楽しめるところに誰かと出かけることや、誰かが待っているところに足を運ぶことも好きなことでしょう。

嫌いなことは、プライドを傷付けられることや押さえ込まれること、個性を無視されることです。ひとりの時間を嫌うところがあり、孤独な時間を耐えるといったことはしないようです。

■しし座の人との相性

いつまでもあなたの選択を尊重してくれる方や、まっすぐ向き合ってくれる方とは相性が良いです。一般論で押さえ込んでくることや、型にはめ込んでくることを強要してくる方とは相性が良くないでしょう。

星座でいうと、おひつじ座、いて座の方とは相性が良いです。おうし座、さそり座の方とは、お互いのこだわりが理解しにくく、息苦しさを感じやすいです。

■しし座の性格の背景

占星術におけて、しし座は黄道12宮の第５宮です。
季節は真夏。太陽は激しく燃え、地上に惜しみなく熱と光を降り注ぎます。

しし座はバビロニア諸侯の象徴であり、帝位と王権を守護する星座とされております。エジプトの「死者の書」にはオシリス神の玉座を護る四鬼のひとつ、ジャッカルの頭を持つ鬼神とされ、ギリシャ神話ではヘラクレスと激闘したネメアの獅子とされております。

神意によって授けられた王の権威のもと、正々堂々とした王道精神に生きることに、しし座の特性があるとされております。

しし座のキーワードは「私は志す（意志）I will」

人生でいう、恋や芸術やスポーツに情熱を傾けて、人生の意義や自分の可能性を発見しようとする青春期です。自ら行為することによって創造的な人生活動の喜びを知るのです。

しし座の守護星は太陽です。

太陽は、熱と光輝の星であり、生命と活力の源です。精神と基本的性格を決定し、意識の目覚めと自己実現を促します。
太陽が与える最大の贈り物は、人間としての尊厳と気高さであり、名誉や誇りを得るための事柄を支配する能力を与えるのです。

太陽は人生に栄光と成功を招く反面、高慢さや横暴、わがままになってしまったり、人生の方向を誤らせる結果を招くこともありますが、人生をまっすぐ進めるための大切な指標を教えてくれるのです。