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41%が未経験、46%がセルフプレジャーをしない──国際女性デーに問う日本女性の性のリアル

3月8日、「Womanizer x SEKIRARA CARD」国際女性デーイベントが開催されました。日本女性の41%がオーガズム未経験、46%がセルフプレジャーをしないという最新データをもとに、日本女性の性のリアルに迫ります。

41%が未経験、46%がセルフプレジャーをしない──国際女性デーに問う日本女性の性のリアル

41%の日本女性が、オーガズムを一度も感じたことがない。

この数字を見て、どう思われますか。「そんなに多いの?」と驚いた人も、「わかる気がする」と思った人も、きっといると思います。

3月8日は国際女性デー。女性の権利や機会、社会の中での立場について改めて考える日として、世界各地でさまざまな取り組みが行われています。そんな日に合わせて、ドイツ発セルフプレジャートイブランド「Womanizer(ウーマナイザー)」と、コミュニケーションカードブランド「SEKIRARA CARD(セキララカード)」が共同でメディア向けイベントを開催しました。

「女性が性を解放することが、自然であたりまえの世界になれているのか?」をテーマに、代官山のシアターギルドに集まり、前半はトークセッション、後半はオリジナルカードを使ったワークショップという構成で、約90分にわたって行われました。

そのトークの軸になったのが、ウーマナイザーが2026年2月、日本を含む世界9カ国・9,000人を対象に実施した最新調査のデータです。

数字が示した、“ギャップ”の大きさ

調査データが映し出されたスクリーンと、手前で聴講するメディア関係者たち

調査結果:男女の間に広がるギャップ

調査によると、パートナーとの性行為においてオーガズムを「毎回感じる」と回答した日本男性は33%。一方、日本女性では41%が「まったく感じない」と答えています。

同じ行為の中で、これほどの差がある。

登壇した3名

椅子に座って対話する3名の登壇者

この日のトークセッションには、3名が登壇しました。

Womanizer広報として日本でのブランド活動を担うPRマネージャーの小澤美優さん、1996年に日本初の女性向けセクシャルウェルネスショップ「LOVE PIECE CLUB(ラブピースクラブ)」を創業し、30年にわたって女性の性と向き合い続けてきた北原みのりさん、そして対人関係を深めるコミュニケーションカードブランド「SEKIRARA CARD(セキララカード)」代表の藤原沙耶さんです。

“沈黙”が生んだ数字

マイクを手に話す登壇者

小澤さんは、この数字についてこう話しました。

「男女の体質の差ではなく、女性のオーガズムの仕組みについて、十分に語られ、理解されてこなかったこと。女性が自分の快感を言葉にする機会が限られてきたこと。その沈黙が、今回の数字として表れているのではないか。」


言われてみれば、学校の性教育で「女性がどう快感を感じるか」を習った記憶は、ほとんどないかもしれません。男性の生殖機能の話や、妊娠・避妊の話はあっても、女性が気持ちよくなる仕組みについては、ほぼ教わってこなかった。

北原さんは、30年間の活動を振り返りながらこう語りました。

「今回の結果を見て、まだここなのかと感じた。日本の男性の中には、女性の性を十分に尊重していない人が多い印象がある。それが数字に出ているのではないか。」


30年間積み重ねてきた実感のある言葉でした。

セルフプレジャーを「していない」女性は、約半数

ウーマナイザーの製品とSEKIRARA CARDが並ぶテーブル

約半数が「まったくしない」と回答

セルフプレジャー(自慰行為)の頻度についても、男女差は明確でした。

「週に数回以上」と定期的に行う男性が33%いる一方で、「まったくしない」と回答した日本女性は46%。約半数です。

ギャップの正体は、許されてきた時間の差?

ウーマナイザーの製品とSEKIRARA CARD

「男性のほうが性欲が強いから」と片付けてしまいがちですが、小澤さんはこう指摘します。

「このセルフプレジャーギャップは、男女の性欲の違いではなく、自分の身体に触れることを許されてきた時間の差なのではないか。」


この言葉が、じわりと響きました。

「女性はそういうものじゃない」「はしたない」という空気が、長い時間をかけて積み上がってきた結果なのかも……

「やったほうがいい」ではなく、「していい」

参加者がテーブルを囲んでカードを手にしている様子

セルフプレジャーは、セルフケアのひとつ

一方で、調査では別の数字も出ています。セルフプレジャーをしている日本女性のうち、38%が「ストレス解消」のため、34%が「睡眠改善」のために行っていると回答。

つまり、セルフプレジャーはすでに、ヨガや入浴と同じような「自分のためのケア」として実践している人たちがいる。

北原さんはこう話していました。

「性は、一生もの。身体を癒すこと、楽しむこと。そういうひとりの時間はとても大切。でも、日本の女性は、安心・安全に過ごせる自分の部屋や、ひとりになれる時間を持ちにくい。それが、まだまだ大きな課題だと感じています。」


藤原さんは、「語ること」の手前にある一歩についてこう言います。

「誰かに話す前に、まず自分自身にOKを出すこと。『したい』と思う気持ちを否定せず、自分自身を優先することが大切だと思います。」


誰かに打ち明けたり、パートナーと話し合ったりする前に、まず自分が自分に許可を出す

それが最初の一歩、というのはなんだか腑に落ちる話です。

ワークショップ:語ることが、はじめの一歩

ピンク色のSEKIRARA CARDが広げられたテーブル

後半は、このイベントのために制作された「Womanizer × SEKIRARA CARD」のオリジナルカードを使ったワークショップに。参加者はグループに分かれ、「自分の身体との向き合い方」や「セルフプレジャー」をテーマにカードの問いをもとに対話しました。

参加者がカードを手に対話しているワークショップの様子

普段は口にしにくいテーマを、カードという媒介を通じてフラットに話す時間。「語ること自体が、はじめの一歩」という藤原さんの言葉が、ここでも生きていました。

自分が必要だと感じたときに、選んでいい

ウーマナイザー製品・セキララカード・"go yourself!"トートバッグが並ぶテーブル

イベントの最後に、小澤さんはこんな言葉を残していました。

「自分が本当に必要だと感じたタイミングで、自分のために選んで、すること。そのときが来たとき、ウーマナイザーを思い出していただきたいですね。」


「やったほうがいい」でも「がんばって取り組むもの」でもなく、「自分がそうしたいと思ったときに、していい」。

その選択肢が自然にある、というだけで、少し気持ちが楽になる人もいると思います。

■自分の性を、自分のものとして

今回のイベントを通じて改めて見えてきたのは、日本の女性が「自分の性について知る機会」も「語る機会」も、まだまだ少ないという現実です。数字はその結果に過ぎない。

セルフプレジャーは、義務でも努力でもなく、自分を大切にするための選択肢のひとつ。そう捉えると、少しハードルが下がる気がしませんか。

「DRESS WEB」では、そんな“オトナの性”をもっと気軽に、自分らしく探求するための連載『ときめきセルフラブ』をお届けしています。セルフプレジャーブランド「ウーマナイザー」監修のもと、自分の“好き”を見つけるヒントや、商品ごとの魅力・楽しみ方を丁寧に解説していきます。

第1回「ウーマナイザーに男性向けもあるって知ってた?【ときめきセルフラブ #1】」もぜひ読んでみてください。

ときめきセルフラブの第一回

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