あなたはいくつ知ってる? 読むだけで金運アップなお金のことわざ4選
経済的な豊かさは人生のベースになります。お金を知るには、王道を。指針となるお金のことわざをご紹介します。
お金の貯め方や増やし方は親から教えてもらったり、自分で経験しながら学んでいく人がほとんどです。
筆者がファイナンシャルプランナーとして出会ったお金との付き合い方が上手な人は、お金のことわざを体現している人ばかり。お金のことわざは、自分の金回りや貯金を良くしてくれる、非常に素敵な教訓です。
堅実すぎることわざもありますが、昔からの教えは現代を生きる私たちが知っておいても損はないはず。今回は、お金に好かれる人が息をするように体現している”お金のことわざ”をお伝えします。
■「稼ぐに追いつく貧乏なし」は働く女子のスローガン
「稼ぐに追いつく 貧乏なし」
これは、一生懸命働いて稼いでいれば貧乏することはないよ、という例えです。
楽してお金が貯まるなら、それはそれで嬉しいですが、働くことの対価としてお金をもらう楽しみを知っているDRESS世代も多いのではないでしょうか。働く選択肢がある、ということは、経済的なメリットでもあります。
「お金がない……」と嘆いているのであれば、まずは仕事に対して誠実に一生懸命取り組んでみるのもひとつの手段かもしれませんね。
「なんでこんなに働いているんだろう……」と思っている人は、「稼ぐに追いつく、貧乏なし」を胸に乗り越えていきましょう。
■お金の基本姿勢「ないときの辛抱、あるときの倹約」
これは「お金がないときには借金などをしないで我慢をして、お金があるときには使わず倹約して貯めましょう」ということわざ。
毎月の収入を把握して、それに応じた支出を計画しましょう、という意味の「入(い)るを量りて出ずるを為す」という言葉もあります。どちらのことわざも、弁解の余地がないまっとうな意見です。つまり、お金の貯め方には裏ワザはないよ、ということを表しているのです。
大切なのは、毎月の収支を把握をしながら、まずは収入の範囲内で生活すること。当たり前のようなことわざですが、ついついクレジットカードで買い物をしすぎたり、毎月いくら使っていて、いくら貯まっているのかもわからない人も多い様子。
まずは、通帳を記帳してお金の流れを見てみましょう。クレジットカードでの買い物は、ボーナス払いや分割払いをせずに、毎月の中でやりくりする習慣をつけましょう。
■「金は天下の回り物」で未来につながる
「ないときは我慢して、あるときも倹約するなんて、一体いつ楽しんだらいいの?」と思った人もいるかもしれません。いつも我慢していたら、働く楽しみは半減してしまします。いつも我慢できないから、お金がもっとあればいいなと感じるんですよね。
そんなときはこんなことわざを思い出して。「金は天下の回り物」です。お金は常に世の中を巡り、いつまでも同じところにとどまっているものではないので、今お金に困っていても悩まなくてもOK、ということわざです。
お金は循環するものだからと、未来の自分にエールを送るつもりで、たまのご褒美も楽しみましょう。
■「見切り千両、損切万両」でバッサリいこう!
「見切り千両、損切万両」は投資のことわざです。損が出た株には早めに見切りをつける、また、損を拡大しないために損切をすることの重要性を伝えています。
このことわざは、私たちの生活に置き換えて考えることができます。
たとえば、動画サービスや、ショッピングサイトの会員登録など、「お金を払って今まで契約していたんだから、途中で解約するのはもったいない」と考えてしまうことはありませんか。ほとんど使っていないサービスを「もったいない」を理由に続けるのは「損」です。契約を見直してみましょう。
この言葉は、「損を見切って、新しい決断をして前に進むこと」も教えてくれます。
■お金に好かれる私になる
収入が多い人は、「稼ぐに追いつく貧乏なし」を感覚的に知っていますし、貯蓄上手の人は「ないときの辛抱、あるときの倹約」で家計を管理しています。
生活をガラリと変えるのは難しいことかもしれませんが、今まで気に留めていなかった人は、心がけてみてくださいね。
お金に好かれる力が、ぐっと上がりますよ。
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