『人は見た目が9割』といいますが、見た目の中でも、顔とその他の部分が占める割合は、7:3と言われています。 それだけ重要な顔周りですが、そのうちのさらに7割の印象がヘアスタイルで決まるってご存じでしょうか?
白髪を改善したい。“頭皮の血流アップ”から始める簡単セルフケア
白髪の改善に役立つ、自分でできる方法をご紹介します。一見、白髪なんてなさそうに見えるものの髪をかきあげると実は白髪が多い、頻繁にリタッチしないと頭頂部の白髪が目立つ、本人は気づいていないけれど後ろ姿に白髪が目立つ、など、現れた瞬間から、女を一気に老けさせ・悩ませる白髪。今日からでもできる方法で改善にもっていきましょう。
白髪を改善したい。そう思うようになったのは最近のことです。
20代後半の頃、会社の先輩に「30代になったら前髪に白髪が増えてくるよ」と脅されていたのですが、どうやら私はそれほど白髪体質ではないようで、アラフォーの今になってようやく、前髪に少し白髪が見られるようになりました。
一方で、同世代の友人・知人の中にはすでに長年白髪と戦っている猛者もいて、
・髪をかきあげると実は白髪が多い
・頻繁にリタッチしないと頭頂部の白髪が目立つ
・本人は気づいていないけれど、後ろ姿に白髪が目立つ
・子どもの頃から白髪があった
・40代だけど、まだ白髪なんてほとんどない
など、そのお悩みレベルにかなり個人差があるのが白髪。
さてこの白髪、増える原因はいったいなんでしょう?
■白髪が増える原因は?
白髪が増える原因は、
・栄養不足
・ホルモンバランスの乱れ
・喫煙
・ストレス
・老化
・薬の副作用
・遺伝
などだと言われています。
遺伝や薬の副作用、老化については、自分ではどうにもできない部分ですが、それ以外の原因であれば、ある程度セルフケアで対処できそうですね。
■白髪を改善するための方法は?
とはいえ、セルフケアで白髪を改善するための一番の方法は、残念ながら一発逆転というようなものはなく、「規則正しい生活と、栄養バランスのとれた食事」という、至極当たり前のこと。
栄養不足についていえば、たんぱく質やビタミンCやE、マグネシウムや亜鉛などのミネラルをしっかりバランスよく摂る。
ホルモンバランスの乱れを防ぐためには、規則正しい生活を送ること。
ストレスは、ホルモンバランスを乱し、ビタミンCなどの必要な栄養素も消費してしまうので、なるべくストレスを感じない環境をつくる、また、自分なりのストレス解消法を見つける。
喫煙は血管を収縮させてしまうため、頭皮の血液循環が悪くなり、髪に栄養や酸素がいきわたらなくなるので、禁煙をおすすめします。
■白髪の改善方法・原因を東洋医学的に見ると
白髪の改善は、当たり前のことを当たり前に習慣化するに尽きるものの、そんな改善方法をお伝えするだけでは面白味がないため、今回は私の専門分野である東洋医学的な視点から、白髪の原因と改善方法をご紹介します。
東洋医学の観点から見たときの白髪の原因は、おもに3つのタイプに分かれます。
熱こもりタイプ
フケやかゆみ、ニキビができやすく、頭皮も髪も乾燥して切れ毛が多いタイプ。
生命力不足タイプ
頭皮も髪もハリがなく、髪にはコシがなく、細くて抜け毛が多いタイプ。
ストレスタイプ
ストレスとともに急に白髪が増え、頭皮がつっぱったように固くなるタイプ。
ご自身がどのタイプか診断できるチェックシート、また、それぞれのタイプ別の白髪の改善法を、サロンのコラムに掲載していますので、こちらでチェックしていただければと思います。
■白髪の改善は、頭皮の血流を良くすることから
白髪の改善には「規則正しい生活と、栄養バランスのとれた食事」――そんな当たり前の習慣以外にできる、白髪に対する手っ取り早いアプローチは、頭皮の血流を良くするためにマッサージをすること。
みなさん、首や肩のコリには意識がいきやすいのですが、実は首とつながっている頭もかなりこっています。
シャンプーのときに、指の腹で適度にマッサージするだけでもコリは違ってきますので、頭皮の血流アップを常に意識しましょう。
また、首・肩のコリによっても頭皮の血流は悪くなるので、頭だけでなく首・肩のコリをほぐすことも有効です。
そんな頭皮の血流改善、手前味噌ですが、美容鍼でもかなり血流アップが見込めます。
鍼は血行促進効果が高いため、施術直後から頭皮の血行が良くなったことを実感される方や、後日ヘアサロンで頭皮の状態を褒められる方などもいらっしゃいます(もちろん個人差はあります)。お試しの際は、ぜひ当サロンへお越しください(笑)。
2017年7月12日公開
2019年4月20日更新