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ダイエットの「我慢」「辛い食事制限」という考え方は今すぐ捨てる【森拓郎】

運動指導者・森拓郎さんによる本『森拓郎の読むだけでやせる言葉』は、さまざまなダイエット方法が溢れる世の中において、本質的な知識や情報を記し、一生続く食習慣を提案してくれる一冊。今回は著者である森さんへインタビュー。前編に引き続き、後編では具体的な食事の取り方や、ダイエットが引き起こすストレスへの対策などを伺いました。

ダイエットの「我慢」「辛い食事制限」という考え方は今すぐ捨てる【森拓郎】

5月に刊行された『森拓郎の読むだけでやせる言葉』には、ダイエットの本質ともいえる内容が記され、私たちの生活の中にある“食事”が、ダイエットをする上でいかに大切なのか、具体的にどうすれば美しく健康的な体へとたどり着けるのかを、綴っています。

先日公開したインタビュー「健康的なカラダを目指すなら、安易なダイエット情報に惑わさてはいけない【森拓郎】」に続き、後編ではダイエットにおける食事の摂り方、そして、無理な減量によって多くの女性が抱えているであろうストレスへの対策方法など、著者・森拓郎(もり・たくろう)さんに詳しく伺いました。

■DRESS読者にダイエットに関するアンケートを実施

前編にも引き続き、DRESS読者やライター陣の方々の協力を得て調査したダイエットに関するアンケート結果をもとにインタビューを進めていきます。

■ダイエット指導をするのが嫌になって本を出版した

――森さんがダイエットへの関心を持つようになったきっかけってなんだったんですか?

僕はダイエットの指導をできればしたくないんですよ。もともと苦手ですし、運動指導がしたくて業界に入ってきたので。

今でこそ、「痩せるためには、食事を変えないといけないんだな」という考えがジワジワと浸透してきましたけど、以前なんて「食事が大切なんですよ」なんて言っても、まともに聞いてもらえませんでした。

そもそも、お客さんがフィットネスクラブに来るのは、“食べ物のことを気にせず運動でなんとかしたいから”なんですよ。運動したら痩せるだろって期待している人に、「やっぱり食事が大事なんですよ」と伝えても、「金払ったんだから運動でなんとかできないの?」って言われる。それが嫌だから、僕は当時からダイエット指導を専門としてやっていないんです。

――そうだったんですか。今ではダイエット専門家としての印象が強いような気がします。

「食べすぎちゃった」とか「どうしてもお菓子がやめられない」とかって、もう運動面はほぼ関係ないし、運動以外のメンタルカウンセリングに近いですよね。フィットネスクラブに来てもらっているのに、1時間の大半を食事の話に費やしていると、僕はなんのためにこの仕事を始めたんだろうって思えてくる。それがきっかけで、本を出したんです。

そうすれば「本を読んでください」で済むじゃないですか。本を読んで、納得してもらってから来てもらわないと、僕にお金を払うのがもったいないですよって。

お客さんに膝の角度や姿勢がどうとか指導して、それをきちんとできるようになっても、普段食べすぎていたら脂肪は落ちませんから。

――やはり痩せるためには、食事が大切だと。

運動というのは、体の形を変えるためのもの。だけど、痩せるか太るかは食事の問題です。そこの部分は分けて考えてほしいんですって伝えていますね。

■大切なのは“食事”であって“食事制限”ではない

――「痩せるためには食事が大切」という考え方は、アンケート結果を見ても、浸透しているのかなとは思います。多くの方々が減量をするときに、“食事”へと意識を向けているのではないでしょうか?

でも、それがまた間違って広まってしまっているようで。「ダイエットは食事が9割」っていうのは「食事が大切だよ」ってことなのに「食事制限が9割なんだ」と勘違いしている人がいます。食事を我慢して減らさなければいけないんだ、という考え方ですね。だから今回のアンケートでも「食事制限」が1位になってしまっているんだと思います。

食事がダイエットにおいて大きな影響を持っていることは浸透したけれども、まだ本質的な部分が理解されていないのが問題なんですよ。

■自分の体をコントロールする感覚が必要

小林航平

株式会社DRESS代表取締役。ウェブメディア『DRESS』編集長。マーケティング/コミュニティ/社会問題、生きづらさ、ジェンダー、恋愛をテーマとした取材・編集・企画制作など。

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