【数秘術】誕生数７の結婚～理想の相手・仕事との両立・結婚を遠ざけるポイント～

生年月日をそれぞれの数字に分解し、一桁になるまで足し込んだ数字をライフパスナンバーと呼びます。基本性質をあらわすものですが、「ライフパス（Life Path）」の言葉のとおり、命（人生）の道筋を決める基になります。

例）1986年４月15日生まれの場合
１＋９＋８＋６＋４＋１＋５＝34
３＋４＝７
→ライフパスナンバーは「７」

また、一桁になるまで足し込む過程でゾロ目になった場合はその時点で計算をやめます。同じ数字が重なることで独自のパーソナリティが現れるためです。「11・22・33」はマスターナンバーと呼ばれ、世代的に出やすい数字もあるので、マスターナンバーを持つ場合は、「11/2」「22/4」「33/6」と一桁まで足し込んだ数字とあわせて見ることが大事。自分をより深く理解できるでしょう。

例）1997年９月30日生まれの場合
１＋９＋９＋７＋９＋３＝38
３＋８＝11
→ライフパスナンバーは「11」

■誕生数７の結婚観

誕生数７は良い意味でクールな結婚を望みます。干渉し過ぎない夫婦関係を好み、パートナーとはつかず離れずの距離感で同じ空間にいることを望むでしょう。お互いの仕事や交友関係に口出しすることは嫌い、“一般的な家庭のあり方”にとらわれることもありません。家事分担や家の中のルール決めでは効率の良さを重視します。

ただ、誕生数７は素っ気なく見えてもパートナーを心から大切に想います。結婚には深い愛と信頼を求めるので、本質的な心のつながりを大切にするでしょう。そのため、相手選びには慎重で自分と同じ感覚でわかり合えるタイプを求めるはず。直感で「この人だ」と感じたら電撃婚もあるかもしれません。

■理想とする生涯のパートナー

誕生数７にとって理想的なパートナーは本音で語り合える人です。そもそも恋愛には深い心のつながりを求めるので、不満や疑問をスルーしないで冷静に話せるタイプとの関係が長く続くでしょう。
また、誕生数７はこだわりが強く独特な視点を持つため、生涯のパートナーには共通点が多い相手を選ぶと良さそうです。多くを語らなくても通じ合える人との結婚生活は馴染みやすく、ひとつ屋根の下に一緒に暮らしても違和感が少ないはずです。

一方で、誕生数７は得意分野を追求するストイックさが強みでもあり、弱みでもあります。できることとできないことがハッキリしているので、結婚するなら自分の不得意分野を補ってくれるパートナーが合うでしょう。

■仕事と結婚を両立させるために

集中力が高い誕生数７は好きな仕事に没頭しやすく、家庭よりも目の前のビジネスを優先したくなるかもしれません。いったんのめり込むと家のことまで気が回らなくなるので、パートナーや実家（義実家）のサポートが必要になるでしょう。
できないことはできないと明言して、「ここまではできるけれど、これ以上は手伝って」と具体的なヘルプを出せばパートナーも助かるはずです。

ただ、裁量労働が可能な専門職だったり、在宅ワークが可能なスキルを持っていたりすれば、仕事と家庭の両立はそれほど難しくないかもしれません。パートナーと家事分担はしつつも、バランスの取れた結婚生活が実現するでしょう。

■結婚が遠のくポイント

誕生数７が結婚から遠ざかるとしたら、理由は自分に合うパートナーを見つけられないことにあります。好みやこだわりが強いと自覚しているなら、マッチングアプリや結婚相談所ではなく、自分と似たタイプが集まりやすい場所で相手探しをするといいでしょう。
SNSや趣味のサロン、仕事関係者を見渡したほうが、すんなり馴染めるパートナーを見つけられるはずです。

そして、誕生数７は自分が思う以上に愛に対して貪欲です。「彼氏なんて」「結婚しなくてもいい」と思っても、心は愛すべき人を求めて孤独を嫌うはず。恋愛には積極的になったほうがいいですし、結婚は自分に必要と思うことが大切です。

■幸せをつかむために意識したいこと

誕生数７は、心からわかり合えるパートナーがいるかいないかで人生が大きく変わります。ひとりでも淡々と生きていけそうに見えますが、意外に寂しがり屋で、「誰かが待っている家に帰ること」に安心感を覚えます。
そんな本音が心の奥にあることを自覚して、パートナー探しは地道に根気強く。誕生数７と通じ合える人はそう多くないので、見つけるまでは時間がかかるでしょうが、直感でピンと来たらほぼ間違いありません。トントン拍子に結婚へ進めるはずです。

また、家庭を持つことで誕生数７の仕事や人間関係には安定感が出てきます。パートナーとの暮らしで心の許容範囲が広がり、独身でいた頃より生きやすくなるでしょう。結婚は誕生数７の人生をより豊かに幸せなものにするのです。

数秘術監修者プロフィール／沙木貴咲

占い師/ライター。西洋占星術・数秘術・タロットカードを組み合わせて使いながらも、スピリチュアルに依らない現実的な解釈が特徴的。「数秘術は決してわかりやすくはない。多角的に自分を分析できるツール」というのが持論。Webメディアやアプリにおける占い記事の執筆は数え切れず。占い歴は15年、メール鑑定歴は6年（2021年現在）。