秋冬服の毛玉、ホコリ対策に! 必携お手入れグッズ4選
月曜日のファッションコラムは、輪湖もなみさんが担当。今回はニットやジャケットなど、秋冬もののお手入れに欠かせない4つのグッズを紹介します。
ドラマの撮影現場で「生活に疲れている役柄には、毛玉のカーディガンを着せておけ」と言われるほど、毛玉のついた服はどんなに高価な服もぶち壊しにしてしまう破壊力があります。
春夏ものに比べ秋冬ものは、ちょっとしたお手入れが必要な服が多いですね。そこで今回は、私がおすすめするお手入れグッズをご紹介します。
A:毛玉取りブラシ、B:仕上げブラシ、C:かぎ針、D:エチケットブラシ
A:かんたん毛玉取りブラシ・匠(浅草アートブラシ)
ニットを平らな机の上などに置き、滑らせるようにブラシを動かすだけで、毛玉が簡単に取れます。電動シェイバーのような毛玉取りは楽ですが、毛玉と一緒にニットの生地も刈り込んでしまうので、長く着たいニットのお手入れにはおすすめできません。
添付の小さいホウキのようなもので、ついた毛玉をかきとると、ごっそり毛玉が取れて驚きますよ!
B:仕上げブラシ(天然馬毛)
ウール生地のジャケットやコートのお手入れには仕上げブラシがおすすめです。1カ月に一度ぐらいでいいのでささっと全体にブラシをかけると、生地の光沢がよみがえりホコリや花粉も落ちます。
C:かぎ針
ニットの糸を引っ掛けて、糸が生地から飛び出してしまったのを直すのに使います。
D:エチケットブラシ
黒っぽい服に、白い糸くずやペットの毛がついてしまったときに。私は仕上げブラシで取れないホコリを取るときに使っています。
家でちょこちょこお手入れをすることでクリーニングの回数が減り、服の傷みは少なく、服の持ちは良くなります。お手入れ道具は壊れることがなく一生ものですから、少しずつ揃えておくといいですね。