あなたはサイコパスビッチ？

好きな人でも恋人でもない相手と、快感を得る目的でセックスをするタイプの「サイコパスビッチ」。彼女たちの特徴とは。セックスで性やセックスにまつわる率直なツイートで人気の“もちこ”さん（ @mochikodayoyo ）のコラム第12弾。

こんにちは。もちこです。

一般的にセックスは、恋人や好きな人とする愛情表現の延長線上にあるものですよね。

好きだからもっと触れたい、特別な関係になりたい――そんなふうにお互いを求め合って快感を得る行為だと思います。

「好きだから酔った勢いでセックスしてしまった」
「セックスしてしまったけれど、彼女になりたい」
「セフレに本気で恋してしまった」

という相談をよくいただくのですが、これは人の心理的にごく自然なことです。

特別な信頼関係がある者同士がする行為をしているのですから、セックスをして快感が蓄積されるほどに情も蓄積され、そのうち愛情になっていくのはおかしなことではありません。

でも、ごくたまに、好きな人でも恋人でもない相手と、快感を得る目的でセックスをするタイプの人がいます。その場合、何回セックスしても情が愛情に変わることはありません。それが「サイコパスビッチ」と言われる人たちです。

寂しいからセックスするし、セックスした後ひとりで寂しくなる――愛情と性欲がいつも隣り合わせなタイプのビッチとサイコパスビッチとは違います。

連載コラム第12回目ではサイコパスビッチについて書きます。

■サイコパスビッチの特徴

サイコパスビッチは、恋人がいても何の罪悪感もなく他の人とセックスをし、浮気の自覚もとくにない。

別に好きだからセックスをするわけでも、その人の中身に惹かれているわけでもないからです。

サイコパスビッチにとって一番好きなのは恋人で、別れるつもりも傷つける意図もないのに他の人とのセックスがやめられない。

一般的には浮気のジャンルに入るし、恋人が知ったら傷つけることもわかっているのに、そのリスクに対して危機感がありません。目先の快感を簡単に優先してしまうのは、サイコパス性が高いからです。

サイコパスビッチは、セフレ間でよくある「セフレに恋しちゃった問題」に陥ることがないといえます。セックスした相手の中身に興味がないので、セックスをしたからといって相手を好きになることがありません。

つまり、「好き」という感情と「気持ち良い」という性的反応がきちんと切り離されていて、「好きだからセックスをする」「セックスをしたから好き」という相互関係がまったくないのです。

そのためサイコパスビッチは、恋人とセックスレスであることも珍しくありません。セックスをするために付き合っているわけではないし、愛情がセックスによって深まらないからです。恋人とセックスをする必要性も欲もあまりないのです。

■サイコパスビッチがセックスしたくなるとき

サイコパスビッチがセックスしたくなるシーンがいくつかあります。例を挙げてみます。

・サイコパスビッチは、ニキビができるとセックスしたくなる

セックスを女性ホルモン促進のための美容活動だと思っているため、サイコパスビッチはニキビができたり肌のくすみを感じたりすると、セックスで肌の調子を整えようとします。

・サイコパスビッチは、食べすぎるとセックスしたくなる

セックスをスポーツの一種であると考えているため、食べすぎたり運動不足を感じたりすると、「騎乗位しまくってカロリー消費しよ。お尻引き締めたいし」と考えます。

・サイコパスビッチは、暇になるとセックスをする

日常に刺激を感じなくなると、セックスで快感を得て刺激を得ようとします。

このようにサイコパスビッチは、一般の人がセックスしたくなるような「人肌寂しい」「好き過ぎてもっと触りたい」といった思考回路になりません。セックスを美容活動や運動、刺激を得るためのエンターテインメントだと思っているからです。

あなたにはサイコパスビッチの要素はありましたか。または、周りに「あの人はきっとサイコパスビッチだな」というような人がいたでしょうか。

もし自身がサイコパスビッチだった場合は、セフレと楽しい関係を築けるのは強みだといえますが、恋人や大切な人に愛想を尽かされないように気をつけてくださいね。

もちこでした。次回もお楽しみに！

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