抱きたいカンケイ/ＤＶＤ/DHNE-120085
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セックスシーンが美しい映画４選
アダルトビデオを観るのはちょっとだけ抵抗があるし、エロティックな映画には共感しづらい……。そんな皆さんにオススメの、セックスシーンが美しい映画をセレクト。ひとりで家で過ごす日や、パートナーとちょっとエッチな気分になりたいときに……。
■「抱きたいカンケイ」
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セフレの関係を選んだ男女が、互いに愛し合うようになる葛藤を描いたコメディ。主演はナタリー・ポートマン。ハリウッドを代表する大女優が、セフレと激しいセックス重ねるシーンの数々は、大きな話題を呼びました。
でもこの映画、ただセックスシーンを楽しめる映画じゃないんです。男女は体の関係だけで続くのか？ どちらかが好きになってしまうことはないのか？ という、大人の女性なら一度は経験する究極の選択が描かれています。そんなに過激ではないので、彼と一緒に観るもよし、気になる男性と一緒に観るもよし。見終えたあと、彼のセックス観がわかるかも？
■「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」
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全世界で１億2500万部以上を売り上げ、「ハリー・ポッター」シリーズを越えたといわれたこともある、大ベストセラー小説の映画化作品「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」。現在三部作が公開されています。
本作、表向きはIT企業のCEOである超セレブのグレイと、ジャーナリストを目指すアナの、身分差をこえた恋愛映画なのですが、官能的なSM映画でもあります。
日本の少女漫画か！ とツッコミたくなるほどの、イケメン大富豪のツンデレ対応に負けじとむきあうジャーナリスト志望のアナ。やがてふたりは惹かれ合いますが、アナはグレイに「秘密保持契約書」を結ばせます。その「秘密」とは、グレイに案内された部屋にならぶ、ある「モノ」のことで……。彼とのセックスにマンネリを感じている方は、本作で繰り広げられるSMプレイを、映画を観た後に楽しんでみるといいかもしれませんよ。
■「蛇にピアス」
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金原ひとみさんの芥川賞受賞作「蛇にピアス」を、故・蜷川幸雄監督と、今や日本を代表する女優となった吉高由里子さん主演で映画化した本作。
目的なく生きてきた19歳のルイは、渋谷のクラブで出会った男にいざなわれ、舌にピアスを開けたことをきっかけに、自らの体を「改造」してゆくことに目覚めはじめます。本作の見所は、吉高由里子さんが大胆なセックスシーンを演じていること。吉高さんの美しい体を、演劇界の巨匠、蜷川幸雄監督が美しい映像で描き出しています。
配信では、今もなお、邦画の再生ランキング上位に入り続けている本作。高良健吾さん、井浦新さんら、イケメン俳優の体当たり演技も必見です。ただし、観終わった後のなんとも言えない余韻は……覚悟して。
■「アデル、ブルーは熱い色」
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セックスは、男女だけの営みではありません。
第66回カンヌ国際映画祭で、最高賞であるパルム・ドールを受賞した本作。青色の髪をした美大生エマに惹かれた文学少女アデルの、同性を愛する心理を繊細かつ美しい映像で描いた本作は、主演女優ふたりの濃密なセックスシーンが大きな話題を呼びました。
美しい女性の身体を、クローズアップで映し出す、絵画のような映像は、同性同士のセックスも、自然な営みであることを伝えてくれます。最近では、大蔵忠義さんと成田凌さんが共演した「窮鼠はチーズの夢を見る」の、イケメン俳優同士のセックスシーンも素晴らしかったので、オススメです。
■セックスは心のつながり？ 身体だけのつながり？
セックスを見せることがメインのアダルトビデオや堪能映画と違い、今回ご紹介した映画はいずれも、パートナーとの心と肉体の葛藤をドラマチックに描き出したものばかり。
あなたはパートナーと、精神的なつながりだけで満足できますか？ 反対に、肉体だけの関係を続けられますか？
セックスを考えることは、心と身体、双方の結びつきを考えること。名作映画を楽しみながら自身のセックス観について、見つめなおす時間をつくってみてはいかがでしょうか。
恋愛ライター。LINE記事を得意とし、自立した女性へ向けた恋愛記事を多数執筆。