結婚、転職、トラブル……手相で人生の転機がわかる! 「流年法」の見方
手相には、そのときの状態だけでなく、未来に起こることも描かれています。いつ転機が起きるのかを知る方法が「流年法」。生命線、運命線、結婚線など、それぞれの線によって見方が異なります。今回は流年法の基本的な見方を紹介します。
流年法とは
手相には、才能や運気の流れ、健康状態などが描かれています。「いつチャンスが訪れるのか」「結婚の時期はいつか」「トラブルが起きるのはいつか」など変化の時期も描かれているので、それを読み取ることで、転機が何歳ごろに起きるのか知ることができます。その運命の転機がいつ起きるのかを知る方法が「流年法」です。生命線や運命線など、それぞれの線によって見方が異なります。
生命線の流年法
生命線は、活力や生命力、健康状態、寿命などが表れるところです。流年法によって、ケガや病気、トラブルが起こる時期を読み取ることができます。
生命線が大きくカーブし、親指の付け根まで伸びている方は、平均寿命以上となります。
親指の付け根まで伸びる生命線(紫)
生命線の流年法の見方
生命線に島(丸い印)や横線、切れ目などがある場合、それらが出ている年に事故やトラブル、体力の衰えがあることを示しています。
障害線、島(丸い印)のある手相
たとえばこの手相の場合、30歳ごろに障害線(横線)がありケガや事故、トラブルの暗示。45歳ごろに島(丸い印)があり、体力の衰えや病気の可能性を示しています。
しかし、悪いサインがあるからといって、必要以上に恐れないでください。
手相は、「今のままの生き方をしているとこうなりますよ」という未来を教えてくれているのです。あなたの行動が変われば手相は変わり、未来も変化していきます。
生活を見直し、ストレス発散や体質改善を心がけ、生き方、考え方を変えていきましょう。
運命線の流年法
運命線の流年法では、結婚の時期や、転職、環境の変化、トラブルが起きる時期やチャンス到来の時期などわかります。運命線が数本出ている方は、太くしっかりしたほうの運命線で年齢をチェックします。
月丘(※)から伸びている運命線の場合は、手首からの位置を目安に判断します。
(※)「手相の丘」についてはこちらの記事をご参照ください
手相にある8つの“丘”って? 膨らんでいる場所でわかる性質と運勢
月丘から伸びる運命線(紫)
運命線の流年法の見方
横線が出ていたり線がズレて食い違っていたり、線に変化がみられる場合、その年齢のときに環境の変化が起こることを示します。
障害線が出ている手相
たとえばこの手相の場合、30歳ごろに障害線が出ています。この時期、何かしらのトラブルが発生し、物事が停滞しがちです。また、45歳ごろに線がズレて昇っています。これは、何かの理由で仕事が変わる、または転勤など環境の変化が起きることを示しています。
トラブルや環境の変化の後、運気がどのようになるかは、そのあとに昇る線の状態で判断します。
障害線の後、線が太くしっかり刻まれていれば、障害を乗り越えてピンチをチャンスに変え、運気が向上することを示します。
反対に、細く切れ切れになっている場合は要注意です。
その年齢に差し掛かる時期は用心し、慎重に行動しましょう。重要な決断や人生を賭けるようなチャレンジは、やめておくほうが良いでしょう。
結婚線の流年法
結婚線の流年法は、男女で見方が異なります。
結婚線の流年法:女性の場合
結婚線の流年法:男性の場合
結婚線の流年法の見方
この結婚線の場合、4分の1と4分の2の間にあります。24歳か25歳ごろに結婚の可能性が高いことを示します。
※ 入籍しなくても、人生に影響を与えるような人との出会いも、結婚線に表れます。
結婚線が何本もある方は、その中で一番強くハッキリ出ている線が、結婚の時期を示します。
短い線は、出会いはあるがなかなか結婚に結びつかない、または、惚れっぽい性格を表します。この手相の場合、女性であれば35〜36歳ごろに結婚の暗示です。男性だと40歳前後です。
以上、「流年法」の基本的な見方を紹介しました。障害線があるからといって、必要以上に恐れる必要はありません。手相を参考に、普段の行いや考え方をゆっくり見直してみてくださいね。
手相、顔相、体相を吉相にし、運気向上を目指すからだ風水を行ってます。
著書:「幸運体質をつくる!からだ風水」