【手相占い】運命線の見方！ 枝分かれや二股、島が意味するものとは？

運命線とは

手首側から中指に向かってまっすぐ伸びる線が運命線。この運命線は「仕事運」を表す手相です。また、プロの占い師・星健太郎さんによれば「人生の道」のようなものなんだとか。

あなたが社会の中で、どのように人生と向き合い、どのような方向へ進んでいくのかがわかります。

運命線の流れを、おおよその年齢期ごとに見る

運命線は手首を０歳、中指の付け根を100歳として、以下のようにそれぞれの年齢期ごとに見ることができます。

・頭脳線と運命線の交点を「35歳」

・感情線と運命線の交点を「55歳」

運命線がない、もしくは薄い人もいますが、あってもなくても、手首から中指にかけて線を引いて年齢期を考えてみてください。

運命線が長い人、短い人など長さによる違い

先ほどもご紹介した通り、手首から中指に向かって伸びているのが運命線。手首側からであれば、どこからスタートしていても構いません。

運命線の長さは、あなたがどのような仕事・社会貢献・やりたいことに時間を費やしていくのかを表しています。

運命線が長い人

運命線が長くまっすぐ伸びている人は、目標に向かってブレずに進んでいく人。

長い期間をかけて、何かひとつのことに人生を費やしていく傾向にあります。

運命線が短い人

一方で、運命線が短い人はこの先、目標や人生をかけて取り組んでいきたいことが見つかる人です。

また、短い線が途切れながら伸びていく運命線は、仕事が頻繁に変わることを意味しています。

こうした手相の方は、現状をスキルアップや昇進のための準備ととらえて、力を貯めておくと目標が明確になったときに役立つかもしれません。

運命線の始まる位置（起点）による違い

運命線の始点は手首側にあります。このスタート地点がどこにあるかによって、あなたがどのような人生を進んでいくのかがわかるのです。起点のある場所によって、その人の人生が大きく変わるので、これはぜひともチェックしておきたいポイント！

運命線が始まる位置は大きくわけて以下の４つ。

・小指側から始まる

・手首の真ん中から始まる

・生命線の内側から始まる

・生命線から始まる

このような始点の違いには、どのような特徴があるのでしょうか。

小指側から始まる人

運命線が小指側から始まる人は、周囲の環境から応援されるタイプ。人気商売などに向いている方なので、どういう人が周りにいるかによって、仕事運が大きく変わります。

人から注目され、活躍していくタイプですが、だからこそ周囲の環境を大切にすることが重要です。

中指側（真ん中）から始まる人

運命線が手首の真ん中部分からまっすぐ中指へと伸びている人は、自分の力で仕事を切り拓いてタイプです。

生命線内から始まる人

運命線が生命線の内側（手首の右側）からスタートしている人は、親族・身内から助けられることが多いです。家督の後継ぎなどによって、仕事を切り拓いていく傾向にあります。

家庭環境に恵まれていることが多いので、そのアドバンテージを生かして人生を進んでいくタイプとも言えます。だからといって「家族のために……」と気負いすぎないよう注意しましょう。

生命線の途中から始まる人

運命線が生命線上から中指に向かって伸びている人は、成功までに時間がかかるタイプです。努力型・大器晩成型とも言えます。

運命線がない、薄い手相が意味すること

運命線がない人は、一見して「働くことがあまりできない」という意味に間違われやすかもしれません。ですが、運命線がないという手相にも意味があって、これは、仕事をあまりせずに生きていけることを表しています。

例えば、主婦（主夫）が向いている人などがそうです。こうした人は、結婚した方が自分を生かした人生を歩めるということ。ですが、「結婚をしない」という選択をした場合は、苦しい人生を歩んでしまうことも。また、事務職に就いている人もこのパターンの手相の持ち主であることが多いです。

このように、サポート的な役割が向いている人には、運命線が薄かったり、なかったりします。

例に挙げた、主婦や事務職が向いている人のほかにも、企業やグループなどにおいてナンバー２の人はこの手相を持っていることが多いです。自我が強い方ではなく、周囲の環境や状況に応じて柔軟に対応できるタイプとも言えます。

ちなみに、将来があまり見えていない大学生なども、仕事が定まっていないために、運命線が薄いことが多くあります。こういった方々は、生きていくうちに、自然と線が浮き出てくることになります。

ですが、30～40歳で運命線が薄い人は、仕事に対するモチベーションが低い状態を表します。こうした場合は、転職したり・社内での働き方を変えてみるなどの変化を起こす必要があるかもしれません。

運命線が切れている手相が意味すること

運命線が途中で切れて再スタートしている手相には、どのような意味があるのでしょうか。

運命線が切れていること自体は問題ありません。これは、人生が切り替わるタイミングであるということを示しています。わかりやすくいうと転機のタイミングです。３回切れていれば、仕事の転機が３度訪れるということ。

ちなみに、芸能人は途切れた運命線を持っている人が多いです。タレントの方は、アイドルになったり、俳優をしたり、ときには飲食店やファッションブランドを立ち上げたりと、活躍の場を変えていっていますよね。運命線が切れて、再出発しているような（複数の運命線が立ち上るような）手相の方は、このようにさまざまな仕事にチャレンジすることに向いています。

「二重運命線」や「運命線が二股に枝分かれしている手相」が意味すること

運命線が二股に分かれているケースや、二重運命線が出ている手相は少ないですが、これらは、ふたつの仕事を同時並行で進めていく状態を示しています。

ひとつは仕事、もうひとつはボランティアの場合もあります。また、パラレルキャリアを進むことも。

２本の運命線が両方とも色濃く手のひらに刻まれていれば、どちらのキャリアもうまくいきます。反対に、どちらの運命線も薄ければ、仕事の選択に悩んでしまい、結果として定まらないことに。

２本だった運命線が、途中から１本になる手相などは、副業でやっていたことが本業になることを意味しています。副業で文章を書いていたら、いつのまにかこちらが本業になっていたというケースです。

ちなみに、運命線に枝線（二股）があるということは、開運のタイミングを表します。どの年齢期で二股に分かれているかを確認すれば、開運するおおよその年齢も予想できますよ。

運命線に「フィッシュ」「島」がある手相が意味すること

運命線に「フィッシュ」：仕事運が良い状態を示す

基本的にこの魚のような形をした「フィッシュ」と呼ばれるマークは、幸運を意味しているもの。この手相が運命線に出ている人は仕事運がいいということです。

運命線に「島」：仕事がうまくいかない時期

運命線上に楕円形を描くような線が出ているものを「島」と呼びます。これは、スランプで仕事がうまくいかなくなる時期を示しています。

「島」がどの運命線のどの部分に出ているかによって、悪い時期がいつ訪れるのか見極めることができます。こうした仕事運の悪いときは、我慢するしかありません。この時期は、何か新しいことにチャレンジするのは控えたほうが吉かも……。

会社を起ち上げたり、なんてことはせず、次のステップのために、勉強をしたり自分を磨いたりするタイミングだということです。

運命線はあなたの人生の羅針盤となる

運命線は、あなたの人生がどのような方向に進んでいくのかを示す羅針盤のようなもの。この線が表す意味を知って、自分が社会とどのような関わりを持っていくのか、思いを巡らせるのも楽しそうですよね。

運命線は、生涯をかけてやりたいことや、取り組みたい仕事などが見つかると、より強い線となって表れることがあります。夢や目標がまだ明確になっていない人も、今を準備期間として、スキルアップや情報収集に励んではいかがでしょうか。

「運命線」以外の手相占い

手相占い師・星健太郎さんプロフィール

占い師として日本全国を巡り、２万人以上の鑑定を行う。その経験の中で、数多くの女性の恋の悩みに触れ、女性のための占い婚活イベントを主催し、女性を結婚に導いた実績をもつ。若き男性占い師の視点を生かして、TV・雑誌・Webなど多数メディアに出演し、人気を博す。台湾・シンガポール・アメリカなど、海外でのイベント出演や雑誌連載を行い、活動の幅を広げている。占い師ユニットnot for sale.のメンバー。