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フランス女性の恋愛観から学ぶ、女であり続けるためにしたい4つのこと

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フランス女性ブーム到来か――!? 昨今「フランス女性の生き方を学ぶ本」がいま人気を集めています。下着選びのテーマはセクシーかどうか、恋愛が人生の根幹にあるなど、フランス女性特有の恋愛観や性格は日本人とは少し異なった特徴を持ちます。今回は、そんなフランス女性の生き方についてみていきます。

フランス女性の恋愛観から学ぶ、女であり続けるためにしたい4つのこと

■フランス女性から学ぶ、女であり続けるためにしたい4つのこと

フランス女性ブーム到来か――!? 昨今「フランス女性の生き方を学ぶ本」が人気を集めています。ベストセラー『フランス人は10着しか服を持たない~パリで学んだ“暮らしの質”を高める秘訣~』(ジェニファー・L・スコット著、神崎朗子訳)を筆頭に、特設コーナーが作られている書店もすくなくありません。

そのなかでひときわ目を引くのは、ピンク×ゴールドのエレガントで重厚感のある1冊。『パリのマダムに生涯恋愛現役の秘訣を学ぶ』(岩本麻奈著)です。タイトルもしかりですが、帯の「不倫って言葉、訳せないわ だってそもそも存在しないから」にも着目。フランスが恋愛至上主義の国とも呼ばれる所以でしょうか。手に取らずにはいられませんでした。

アジア圏と欧米圏では文化・思想に大きな差があるように、日本女性とフランス女性の性格や考え方にも当然、違いや相容れないものはあります。すべての秘訣を実践するのは難しいですが、本書から私たちでもお試しできるものを、いくつか選りすぐってご紹介します。

1.緊張感を失わないカップルはいつまでも男と女の関係を保てる

「恋愛」が人生の根幹にあるフランス人。これには結婚という枠組みが「個人と個人の結びつき」で形成されている、といった背景があります。「結婚=家と家との結びつき」と捉える日本とは、前提から異なっているのです。そのためカップル(夫婦)の流動性はとても高いのだとか。

社会保障制度が手厚いこと、婚姻子と婚外子の間に社会保障上・社会身分上の差がないこと、ゆえに経済的に自立した女性が多いことなどが、その主な理由です。結婚においてパートナーの経済力を最重要視する日本とは違い、本能のままに恋愛し、結婚に到るケースが大半だと聞きます。

だからこそ、フランスではカップル間(夫婦間)には常に、いい意味での緊張感が漂っています。周りに広がっているのは弱肉強食の恋愛世界。つまりは既婚・未婚に関係なく、恋愛市場に放り出されている状態です。

自分の魅力が下落していくと、パートナーがほかの人に惹かれ、離れていく可能性もあるシビアな世界。結婚=落ち着いた=もうほかの同性と戦わなくていい、とホッとしてはいられないのです。著者の岩本麻奈さんは「カップルが馴れ合いではなく本物の恋愛で結びついているのだとすれば、なんと潔いことでしょうか」と記しています。

パートナーとコミュニケーションを図っている瞬間は、互いに全力で愛を注ぎ合い、冷めないための努力を怠らず、男と女であり続ける――それがフランス人たるもの。ステディな間柄になると忘れてしまいがちな「緊張感」は微量でも維持したいところです。

2.日常生活に「非日常のスパイス」を取り入れる

あるとき岩本さんが凱旋門近くのバーで見かけたのは、若干マンネリムードが漂う中年男女カップル。長年連れ添った夫婦のように見えます。ほかのカップルは顔を寄せ合ったり、手を握り合ったり、微笑み合ったりして、各々でラブラブな世界を作っているのに、ふたりだけは白けた印象に見えたのだとか。

でも、ここで日本のバーをイメージしてみてください。そこにいるのは大抵、仕事仲間的な男性陣や(彼らに付き合わされた)女性陣、不倫関係に見えるカップルくらいではないでしょうか。最近バーに行っていないという方は、今日明日にでも立ち寄ってみてください。ふたりでバーを訪れる中年夫婦は日本ではレアケースですから。

その後も岩本さんが観察を続けていると、アルコールの効果か周囲のムードに刺激を受けたせいか、次第にふたりは微笑み合って、おしゃべりに花を咲かせ始めたといいます。意識して沈黙を埋める必要のない強固な関係性のふたり、だったのかもしれません。

夫婦やカップルが長く一緒にいると、刺激はどんどん失われ、安定感が蓄積されていきます。これは健全で素晴らしいことでもありますが、彼らの前に見えるのは「日常」だけ。彼らがふたりでバーを訪れる習慣が一般化すれば、ときどき「非日常」に迷い込んで、マンネリとは対照的な世界に浸れるはずです。

3.下着選びのテーマは「セクシー」で

私たち日本女性は「下着=体型を美しく整えるもの」と考えがち。補整下着やバストを寄せて上げて、谷間を作るブラジャーも根強い人気です。一方、フランス女性にとって「下着=服を脱いだときのためのもの」というくらい、「下着姿の自分をいかに美しく魅せるか」を大切にしています。

彼女たちの下着選びの基準は「セクシーであるか否か」ですから、やわらかい素材で繊細なレースを施した芸術品のような下着を好んで身につけます。でも、それはいわゆる勝負下着ではなく、1年365日毎日身につけるアイテム。彼女たちに「勝負」という概念はなく、美しい下着を身につけるのは、あくまで自分の気分を上げるためです。

確かに「私は今日素敵な下着を身に着けている」と思うと心が華やぎます。気分の高揚や背筋が伸びる感覚、それらに付随して自然と出る女性らしい振る舞いが結果的に、彼女を官能的な雰囲気を持った女性に見せるのでしょう。

機能性を重視しないセクシーな下着を、毎日身につけてみようとは言いません。週に1〜2回程度は、自身のセクシーな魅力を発見できそうな、エレガントな下着を選んでみてはいかがでしょうか。

4.チョコレートをデートの必携アイテムに

欧米ではショコラティエの作る高級チョコは人気の贈答品。日本ではバレンタインデーの贈り物といったイメージが強く、日常的に購入しているのは真のチョコ好きです。フランス女性からすると「このチョコを恋愛シーンで使わないなんてもったいない」と思うはず。

チョコの原料・カカオは、恋愛しているときに出るPEA(フェニルエチルアミン)という脳内伝達物質を分泌させることで知られています。また「快楽物質と呼ばれるドーパミン、癒やし効果のあるセロトニンを放出する物質も含まれますから、まさに媚薬!」と岩本さん。

うれしいことに美容成分もたっぷり含まれます。抗酸化作用のあるカカオポリフェノールを豊富に含み、高血圧や脳梗塞、動脈硬化などを防ぐ効果も期待できるのです。さらに、マグネシウムや食物繊維もたっぷりなので、美肌の大敵である便秘解消にも◎。

ムーディーな雰囲気作りに一役買い、さらには美人を作る食べ物でもあるのです。ただし、太っては元も子もないので、糖分高めなミルクチョコではなく、カカオ60%以上配合のダークチョコを選ぶことが鉄則。今日から早速、ダークチョコをバッグに1箱忍ばせて。

いつまでも女性として現役であり続けたい――そう願うならときには負荷をかけることも必要です。年齢を重ねるにつれ魅力や輝きを増す女性にとって、緊張感や非日常は何者にも代えがたい心と体の栄養分。それらを進んで取りに行くことをおすすめします。


Text/Sonoko Ikeda

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DRESS編集部

いろいろな顔を持つ女性たちへ。人の多面性を大切にするウェブメディア「DRESS」公式アカウントです。インタビューや対談を配信。

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