こちらもおすすめです
・「女性は地方移住で幸せになれる? 田舎暮らしの実態を3人の女性に聞いてみた」・「起業や独立をしなくても、自由な働き方を選ぶ方法がある」
・「自分の人生は自分でデザインする - パラレルライフワークスタイルとは 」
靴を脱いで過ごせる社内(写真提供:CRAZY)
そのような経験から、今ではきちんと仕切られた保育スペースでシッターさんに見てもらっています。子連れ出勤といっても、お母さんが子どもを抱えながら仕事をしているわけではなく、ママも周囲も仕事に集中できる環境を確保できているのです。
シッターの手配も、福利厚生の担当者がやってくれるようになりました。もともと自宅のように社員が過ごせるように、と作られたオフィスの中の靴を脱ぐスペースは、今では子どもたちが床を這い回るのにも大活躍しています。床材は社員皆でつるつるに磨いていて、素足でも心地よいです。
ちなみに、こんなに便利で会社が前向きでも、実際に子連れ出勤を選ぶのは半分以下だとか。通勤方法や距離には個人差があり、子連れ出勤が負担になることもあるのです。やはり一律ではなく「自分にとってのベスト」が選べることが大事なのですね。
ベビーシッターを雇う選択肢も、保育所に預ける選択肢も、自宅勤務の選択肢もある。同じように、子連れ出勤ができる環境が選択肢のひとつとしてあることは、確かに悪くありません。うまくバランスが取れる形になればいいのですが。
画像/Shutterstock
2019年3月5日 公開
2020年5月12日 更新