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・「別れ際に『何もかも壊さないと気が済まない』男性の弱さ」・「音信不通から突然ホテルに誘う男性の心理」
結局、ふたりは疎遠になりました。
彼女から男性に連絡する頻度は減り、男性のほうもひねくれた気持ちから愛想のない対応しかせず、久しぶりに会ってもぎくしゃくした空気で、以前のような親しみのある時間は消えてしまいました。
でもそれは、男性からすれば「俺を愛さないんだから当然」のこと。
俺を好きじゃないあなたに親切にする理由などない。
裏を返せば、
俺のことが好きなら俺を大切にするべき。
という極端な思考しか男性の中には残っていなかったのですね。
常に受け身でいることしかなかった男性は、自分から愛情を伝えて彼女を振り向かせることをせず、ただ不機嫌な自分を見せることでしか彼女を引き止める術を知りませんでした。
曖昧なつながり、「友達以上恋人未満」のようなグレーな状態は、確かに不安になるし相手の気持ちが気になります。
ですが、本当に相手のことが好きなら、まず自分から心を開いて愛情を伝えていくことが、関係をまっすぐに育てていくためには必要です。
「まず相手の気持ちを知って、それに合わせて自分の気持ちを決める」ような姿勢は、相手にとって負担となります。自分ばかり努力を強いられても、対等でないと感じれば愛したい気持ちもしぼんでしまうからです。
※ この記事は2018年12月4日に公開されたものです。