愛されることしか考えない男性ほど、好きな女性を遠ざける 2/3
こちらから連絡しなくてもいつも変わらず言葉をかけてくれる女性に、男性はどんどん惹かれていきました。
会えばどこに行くかも彼女が決めてくれているし、美味しいお店も知っている。会話もリードしてくれるし、ささいなことで笑いあえる。
そんな女性は男性の人生で初めてで、男性は「こんな俺でも愛されるんだ」と大きな喜びを感じていました。
ですが、彼女を好きになればなるほど、気になるのが彼女の人間関係です。
男性以外にも親しくしている人が女性にはいて、そっちの男は女性の扱いも手慣れているし、彼女を良いところにも連れていけるし、つまり「俺より明らかに格上の男」。
その人との時間を楽しそうに話す彼女に、男性は不審感を覚えます。
どうして俺がいながらほかの男と会うんだろう。
俺のことが好きなんじゃないの?
やっぱり俺じゃダメなの?
俺のことが好きなんじゃないの?
やっぱり俺じゃダメなの?
その不安は、男性に絶望感を与えました。
どんなに仲良くなっても、最後は選ばれない自分。こんなに親しいのに、俺はこんなにあなたのことが好きなのに、どうして俺だけにしてくれないの?
やっぱり、俺は人から愛されない人間なのだろうか。彼女もいずれ俺を捨てるのだろうか。
その悲しみは、男性から「彼女の気持ちを確かめる」勇気を奪います。
彼女に「俺のことをどう思っているの?」と尋ねれば、答えがわかります。ですが、もし「ただの友達でしょ」と言われたら。
「ほかに好きな人がいるの」と言われたら。
ふたりの関係が終わることを恐れた男性は、彼女の気持ちを無視することにしました。
答えを知りたい自分から逃げたことで、男性は前よりいっそう彼女の言葉や態度に敏感になります。
週末、ふたりでランチしているのに「この後あの人と会うんだ」と言われれば、「ああ、そうなんだね」としか返せない。でも胸の中は「俺よりそいつを選ぶのか」と真っ黒い感情が渦巻いてしまう。
「今朝ね、あの人がわざわざ私の好きなお菓子を届けてくれて」と聞けば「ふうん。良かったね」と言えるけど「俺にはそんなこと思いつかない」と大きく落胆してしまう。
それなのに、彼女から連絡が来れば、それを断ることはできない。
苦しいけど会ってしまう。
だって好きだから。彼女の顔が見たいから。
愛されたいから。
会えば彼女は俺だけを見てくれるから。
でも、彼女の口から出てくるのは、「俺じゃない男と楽しく過ごしている話」。
不安定な感情は、いつしか男性の中に憎しみを生みます。
「俺を苦しめるなんて、ひどい女性だ」
「この人さえいなくなれば、俺は楽になれるのに」
「この人がいなければ何の問題もなくなる」
「この人さえいなくなれば、俺は楽になれるのに」
「この人がいなければ何の問題もなくなる」
最初は純粋に好きだと思っていたのに、「愛されない現実」を目の当たりにしたとき、男性にとって彼女は「俺を苦しめる厄介者」にすり替わります。
それまで、彼女に愛される努力を何もしてこなかった自分のことなど、すっかり忘れて。