モラハラ男との別れ方。まずは「自覚」することから

モラハラ男との別れ方。まずは「自覚」することから

モラハラ男と付き合っているけれど、別れ方に悩んでいる……。そんな人は自分が今被害に遭っているのだと、自覚することからスターとする必要があります。モラハラ男と訣別した女性に話を聞きました。


モラル・ハラスメント、通称「モラハラ」という言葉を聞いたことがありますか? モラハラとは簡単にいうと「言葉の暴力」。今回はそんなモラハラ男の男捨離に成功したカナコさんにお話を伺いました。

■出会った日に意気投合。相性抜群だと思っていたが

カナコさんがミノルさんと出会ったのは、共通の友人アイさん主催のバーベキュー。出会ったその日に意気投合し、お互い恋人がいなかったのもあり、ほどなく付き合うことになりました。

ミノルさんは趣味が筋トレやマラソンというスポーツマン。カナコさんも週1を目安にスポーツジムに通うなど、もともと体を動かすことが好きな方。ふたりで一緒にジムに通ったり、時にはランニングイベントに出たりと、周囲からは理想的なカップルだと思われていました。

■実は彼、モラハラ男だった

ところがカナコさんは、ミノルさんと付き合い始めてからすぐに、「違和感」をおぼえるように。たとえば一緒に公園をジョギングしているだけでも、ミノルさんは「フォームが汚い」「体のバランスが狂ってる」と辛口の評価をします。

アドバイス通りに走っても、「せっかく教えてるのに飲み込みが悪い。全然よくない」といった調子。
普段は温厚でやさしいのですが、「運動」に関してだけはこだわりがあるのか、とにかく言葉がきついのです。

最初は我慢していましたが、だんだん彼と運動するのがつらくなり、付き合い始めて半年後からは、彼と一緒に運動するのを避けるようになりました。

するとミノルさんはカナコさんの体型について、辛らつな言葉を浴びせるようになりました。

「デブ」「後ろ姿が醜い」「体型がたるんでる」など、そんな調子。

最初はカナコさんも「ひどい!」なんて笑いながら受け流していたのですが、あまりにも頻繁に口に出されるので、だんだんイライラするように。

ただ、たまりかねて「そんなに私の体型が気に入らなければ別れて」と切り出しても、「そういう発想だから、いつまで経ってもデブなんだよ」と言い返されてしまいます。

そして「デブ」といったひどい言葉を頻繁に浴びせられているせいで、カナコさんは自分にどんどん自信がなくなってしまいました。

■友人に相談したことで、モラハラはさらに悪化

そんなカナコさんの異変に気づいたのは、ミノルさんとの共通の友人、アイさん。何だか浮かない様子のカナコさんに何か悩んでいるのかと聞いたところ、カナコさんがミノルさんから「デブ」「醜い」といった心ない言葉を、頻繁に浴びせられているのを知りました。

それはひどい、と思ったアイさんは、カナコさんが悩んでいるので、ミノルさんにこれ以上カナコさんにひどい言葉を投げかけないように、と忠告しました。が、あいにくそれがきっかけで、ミノルさんは、カナコさんにますますつらくあたるようになりました。

「デブ」や「醜い」といった体型に関する言葉の暴力だけではなく、その後「口の軽い最低な女」という悪口も、面と向かって言われるようになりました。

■心療内科で初めて「モラハラ」被害に遭っていると気づいた

そんなカナコさんがどうやってミノルさんを「男捨離」できたかというと、心療内科の受診がきっかけでした。

体調がしばらくすぐれず、内科で診てもらったところ、心因性の可能性があるということで、心療内科を勧められたのです。医師に事情を話すと「あなたの体調の悪さは彼が原因。言葉の暴力がおさまらないなら、あなたが参ってしまうから、別れることを勧めます」とはっきりと断言されました。

また、言葉の暴力もハラスメント行為に該当するので、警察に通報もできる、ということを知り、ようやくカナコさんも、ミノルさんの異常さに気づくことができたのです。

そしてもうあなたと一緒にいたくない、とミノルさんにはっきり言うことができ、「そんな根性だからデブなんだ」と言われても、毅然とした態度で、そういう物言いが嫌だ、これ以上言うと警察に相談する、と伝えることができました。

■モラハラ男との別れ方、悩んでいる方は参考にして

たとえ事実であったとしても、パートナーからの心ない言葉をあなたが不快に思い、それをやめてほしいと訴えても改まらないようであれば、それはモラハラに該当します。モラハラは証拠さえあれば相手を訴えられるくらい、重い罪です。

モラハラの厄介なところは、言葉の暴力を受けるのが日常化してしまうと、それがあたりまえになってしまい、ストレスの原因になっていても気づきにくいところです。

最近気分が優れないな、憂鬱だな、と感じたときには、パートナーとの関係が負担になっていないのかを見直してみましょう。

この記事のライター

1977年生まれ、宮城県仙台市出身、早稲田大学卒。大学在学中から大手女性誌やムック本などで占い、美容、投資、セックスなど多岐にわたるジャンルの記事を執筆。 結婚、離婚を経て、現在は外資系企業でのマネージャー業務のかたわら、...

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