美容家・岡本静香さんが実践する、運気を上げる習慣を5つご紹介します。今回はビューティから掃除まで「きれいに生きる」を実践する習慣です。
心と体を整える5つの習慣【岡本静香 連載 #6】
美容家・岡本静香さんが実践する、運気を上げる習慣を5つご紹介します。今回はライフスタイルに関係した「心と体を整える」を実践する習慣です。
寒い時期、いかがお過ごしでしょうか。2月も私が実践している、運気を上げる習慣をご紹介していきます。前回コラムきれいに生きる6つの習慣【岡本静香 連載 #5】に続き、今回は「心と体を整える」をテーマにした習慣を5つ取り上げます。
■1.日記を書く
私が昔から続けている習慣のひとつに「日記」があります。いろいろなアプリを試してきましたが、近年はアプリ「DAY ONE」一択に。
日記は、SNSやブログなど、見る人を意識して書くものとは違い、自分の内側を深く掘っていくもので、かなり私的な内容を綴っています。何よりも、自分の思いを言語化できると、自分自身が落ち着くことに気づきました。
■2.自然にふれる
東京に住んでいると、ときに「自然が足りない……」と息苦しくなることがあります。東京で生まれ育った私でもそう。人間も動物だから、地球を欲しているというか。
そんなときは、都内でも木々の多い場所へ行ったり、大好きな鎌倉や箱根に日帰りで行ったり、自然にふれる時間を作るようにしています。
鎌倉なら恵比寿などから湘南新宿ラインで1本で行けます。箱根も近いです。
たとえば、新宿から箱根・九頭龍神社へはバスが出ていて、日帰りで十分行ける距離感。私の定番コースは参拝後、箱根プリンスホテルの温泉に寄って、都内へ戻るというもの。
そこまで遠出できないときは、普通に散歩をするのでも十分、心身を回復させることができます。外に出て「木を見ながら歩く」散歩を20〜30分するだけで、リフレッシュできるはず!
昨年末(2016年12月)にも自然たっぷりの場所に身をおいてきました。2〜3年前から12月という慌ただしくなりがちな時期を乗り切るのがキツいと感じるようになり、12月終わりに旅行の予定を入れるようになったんです。
この前の行き先は宮島。友人と自然を満喫してきました。自然を求めて旅をすると、びっくりするくらいリセットできます。ふっと深呼吸をしたときに、まったく違う考え方と出会えることもありますよ。
■3.誰が作っているかわかる食事をいただく
自宅で料理をするのが好きな私ですが、外食をする機会も多いですし、お惣菜を買うこともあります。3食すべて自分で作るというのは、なかなか難しいことですよね。
ただ、外で食事をとったり、お惣菜を買ったりするときには、なるべく「誰が作っているか」わかるものを選ぶよう心がけています。
逆に言うと、誰が作ったのかわからない(見えない)ものは食べない、ということを徹底しています。というのは、誰が作ったかわかるものを食べると、「気」が入っているせいか、「きちんと食べた感」があるからです。
作り手の姿が見えるものを食べるほうが、心身ともに元気でパワフルでいられる、と信じて、今日もどこかでランチを食べるときは、個人でやっている定食屋さんに立ち寄ると思います。
■4.音楽で気分を上げる
Apple Music の「For You」を活用して、いろいろな音楽を聴いています。とくに好きな曲はお気に入りに登録して、いつでも好きなときに聴けるようにしているんです。
朝起きたときは無音のときもありますが、気分を上げたいときには、かわいくて優しい声をした女性の曲を選びます。好きなアーティストのひとりは手嶌葵さん。
料理中はジャズを聴くことが多いです。私の場合、ジャズは料理する気にさせてくれるんですよね(笑)。もう一品作っちゃおうかな、という気分になるから不思議(笑)。
街歩き中や仕事中はハイテンポな曲を選ぶ傾向があります。そのときは英語の歌詞が多いですね。
聴く音楽次第で気分が楽しいものになったり、晴れやかになったり。音楽の力はすごいです。
■5.心が不調なときは家にこもる
イライラしたり、悶々としたり……自分の心が不調なときは予定を入れません。自分がよくない状態で人に会ってしまうと、愚痴っぽくなってしまい、“負”の記憶が鮮明に残ってしまうから。
気になる相手と会うのも、自分が調子のいいときに限るのがおすすめです。そうすれば、自分のいい状態を見てもらえますよね。
くれぐれも、やさぐれモード、寂しいモードのときは意中の男性に連絡をしないように(笑)。ただの寂しがり屋だと思われて、本命視されない可能性があり危険です。
なんだか不調なとき、私は誰とも会わずに自分を見つめ直す時間に充てたり、その気力さえなければお風呂に入ったり、作ったおつまみとビールを呑んだりして、早めに寝ます。おとなしくうちにこもるのがベストだという結論にたどり着きました。
すべてすぐにできる些細な習慣ですが、生きていく上で欠かせない(笑)ものばかり。
あとは親に電話したり、祖母に会いにいったり、無条件の愛情にふれることも必要です。
大勢の人が集まる場所で仕事していくには学び続ける必要があるし、しなやかな柔らかさにはリラックス時間がかかせないし、うーーーん! と伸びをして手放しで生きていることに喜びを感じるには自然に飛び込むのが一番。
疲れやイライラ、忙しいを理由に不調を放っておかないこと。なんていったって、喜びのために生きているのですから。