【体験談】糖質制限ダイエットのやり方と、気をつけたほうがいいこと
糖質制限ダイエットは、始めからハードなやり方をしてしまうとなかなか続かず、リバウンドにつながりがちです。今回は、実際に糖質制限ダイエットにチャレンジし、変化を感じたという人たちの体験談を集めました。
ダイエットと聞いて、一番はじめに「糖質制限ダイエット」を思い出す人は多いのではないでしょうか。主流なダイエット方法なだけに、たくさんの人が挑戦してみたいと思っているはず。今回は、糖質制限ダイエットを実際に体験した人たちに、その体験談を聞いてみました。
■糖質制限ダイエットとは?
普通に生活しているだけで、私たちは日々「糖質」を摂取しています。
糖質は炭水化物から食物繊維を除いたもので、おもにエネルギー源として利用されます。糖質の摂取量が多すぎると、エネルギーとして使われるはずだった糖質が、脂肪になってしまいます。逆にエネルギーとして利用する量のほうが多いと、その分だけ身体に蓄積される脂肪は減り、体重も減ります。
摂取する糖質の量を制限するダイエット方法のことを「糖質制限ダイエット」と呼びます。
■糖質制限ダイエットの体験談
DRESSでは5月に会員さまを対象にしたアンケートを実施。「あなたが効果を実感したダイエットの体験談を教えてください」という質問に寄せられた回答の中から、糖質制限ダイエットにまつわる体験談を集めました。
MMさんの場合
妊娠5カ月の頃、体重増加を指摘されダイエットを決意しました。3食中、1食分のごはんを抜く「炭水化物ダイエット」に挑戦することにしました。また、チーズ、牛乳、ヨーグルトなど乳製品も摂りすぎると太りやすいとの指摘を受け、1日に摂取する乳製品はどれかひとつだけに決めました。
間食も多かったのですが、なるべくやめるようにしました。体重計も購入し、毎日測定して、その日その日の体重チェックも欠かしませんでした。それ以降、体重制限で引っかかることはなくなりました。
MIさんの場合
ひとり暮らしを始めてから、ふと思い立って炭水化物を抜くダイエットにチャレンジしてみました。
主食は鶏肉やブロッコリーなど。体重は落ちましたが、ただ"痩せた"だけで不健康になってしまった感覚がありました。それからは、食事は食べすぎないことにだけ注意して好きなものを適量とり、ウォーキングやストレッチなど無理のない範囲で運動もするようにしています。健康が一番大切だと思いました。
KSさんの場合
地道にヨガや筋トレを毎日おこない、大好物のパンをはじめとする炭水化物を控えたら、見る見るうちに痩せていきました。
自分を省みて思うことは結局、食べていないのに痩せないと言っている人は、それなりに間食をしたりかなり食べてます……。それがわかっただけでよかったです。
MOさんの場合
私は糖質制限と筋トレの両軸でダイエットを始めました。
両方を同じ時期に始めたのは、筋トレと食事制限のどちらかだけをしても、偏った身体になってしまうと思ったからです。私は平日は糖質制限で炭水化物は一切食べず、お味噌汁などにはMCTオイルを使っていますが、週末はスイーツなどを摂って、身体が糖質のない生活に慣れないよう、バランスよく食事をするようにしています。
筋トレは自重トレーニングメインで、週1でジムに通うようにしています(膝を悪くしたくないためあまりランニングなどはせず、その代わりにHIITをすることはあります)。 とてもストイックに聞こえるかもしれませんが、平日でもスイーツなどは小麦粉の代わりにインスタントオーツを使ってクッキーを作ったり、カカオ分が高めのチョコを食べたりとバランスを保っています!
■長期的な無理のない糖質制限を
糖質制限ダイエットを始める際、いきなり完全に糖質を抜くなどのハードなダイエットをしようとすると、体を壊してしまったり、結局途中でやめてしまってリバウンドすることになりがちです。
ダイエットにおいて重要なことは、できるだけストレスを溜めず、長期的に続けること。
食べることを常に我慢するのではなく、糖質制限中でも息抜きをする日を作ったり、食べてもいい食材に目を向けたりしてみましょう。
いろいろな顔を持つ女性たちへ。人の多面性を大切にするウェブメディア「DRESS」公式アカウントです。インタビューや対談を配信。