さそり座の性格や特徴「人情を大切にする刑事」- 星座占い 2/2
■闇の面
物事にこだわる人に嫌悪感を持ちます。
さそり座の人は確定的で堅実なため、こだわりに対して敏感になってきます。
また、自己信頼の念が強く、自分の弱点をよく知っていて自制できるため、
ひとつのことにこだわり、とことん追求することを我慢してしまうのです。
■結婚観
晩婚の傾向が多く、結婚に対して焦ることはないです。
チャンスが到来するまでじっくり待ちます。腐れ縁の恋人と仕方なく結婚という形が多いのもさそり座です。
結婚生活においては、独占欲が強く一途なため、自由は少なくなりそうです。子育てと仕事の両立には向いてない方が多く、一点集中が得意ということもあり、複数のことを同時に抱えることは苦手なところがあります。
生活を共にするには、役割をしっかり作ることなどが、とても重要になりそうです。
■好きなもの嫌いなもの
好きなものは、落ち着いた静かなところやプライバシーが守られているところです。
表面的な綺麗さでなく、苦しみや悲しみといった、背景を感じさせる奥行きのあるものを好きになるようです。
嫌いなものは、感情のこもっていない言葉や屁理屈などで、中身のない人脈も嫌う傾向があります。喜びの裏には苦しみがあるといった真実に目を向けないなど、単純な真理には興味が持てません。
■相性
パーソナルスペースを大切にできる方、細かい気配りができる方とは相性が良いです。
土足で踏み込んでくるような無礼な方や、軽率なことを好む方とは相性が悪いでしょう。
星座でいうと、かに座、うお座の方とは相性が良いです。しし座、みずがめ座の方だと、相手に振り回されてしまいそうです。
■さそり座の性格の背景
占星術における、さそり座は黄道12宮の第8級です。
冬の枯死に備えて植物の種子を大地の懐深く蔵する星座であり、自然界の生命の輪廻転生の秘義を司ります。
メソポタミア神話では、日の出と日没の門を守るさそり人間であり、バビロニアの始祖神ティアマトが作り出した怪物の一つともなってます。
古代エジプト死者の書によれば、さそり座はエジプト最高神オシリスの玉座であり、オシリス神は冥府で死者の裁きを行うとされております。
極限状態に置かれても生存への確固たる意志を失うことなく、破壊の中から新たな可能性を探ること。そんなところにさそり座の使命が置かれたのです。
さそり座のキーワードは
「私は求める(欲望)I desire」
先人の業績や遺産を受け継ぎ、次の世代に伝えていこうとする壮年期であり、
人間の避けられない死の運命と、個人の野心や能力にも限界があることを悟らせるのです。
さそり座の守護星は冥王星です。
冥王星は始まりと終わり、破壊と再生、絶対的な権力、強制的な変化などを司る惑星です。
潜在している事柄を支配し、無から有を生む力があるのですが、空想的な面は少なく現実的で、物事の本質を根本から覆すような徹底的な変化を生み出すところが特徴とされます。
冥王星の元で起きる出来事は、人格が一変するような発展を遂げることもあれば、どうすることもできない事件からすべてを失うようなこともあります。
冥王星は、そうした人の力ではどうにも操ることのできない力の存在を教えてくれるのです。