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女の人生が潤う「笑い上手」に! 沈む心は”芸”で明るく

最近、笑ってる? 退屈な毎日が続いている女性こそ、笑いが大切だと常々思う。あたりまえだが、笑うだけで楽しい気分になってくるし、生活に充実感さえ感じることができる。

女の人生が潤う「笑い上手」に! 沈む心は”芸”で明るく

■笑いは大事……だけど笑えることがない!

女にとって笑うことは大切だ! と張り切って書いている筆者だが、そうそう毎日笑える出来事がないことも承知している。笑えることがあれば、最初から笑ってるよ! というツッコミがたくさん寄せられそうだ。

とくに、ひとり暮らしの筆者は、休みの日は人と話さないこともザラ。平日、人に会ったとしても笑いが起こるとは限らない。そもそもこの猛暑では、街に出たとて、元から眉間にしわが寄った状態だ。

では、どうすれば毎日笑えるような生活を送ることができるのか。

■独身女、ひとり部屋でお笑い動画を見る毎日

一日一笑いをモットーとする筆者は、YouTubeやDVDなどでお笑いの動画を見ることを習慣としている。年頃の独身女がひとり、暗い部屋で動画を見てプククと笑っている。ネクラすぎッ……! と思う人は、どうぞ笑ってやってください。

お笑いなんてくだらないと一刀両断する人もいるだろう。しかし、このくだらないことに価値を見出している。

キャリアを積んで、本気で仕事に取り組んでいる女性ほど、芸人たちを見てほしい。彼らを「プロフェッショナル」として見ると、新たな視点が見つかる。求められている仕事(笑い)を、きっちりこなす。彼らも私たちと同じように「ビジネスマン」なのだ。

■味付けのないネタを素材のままでいただく

筆者が動画を見る場合、バラエティ番組以外を見るという”こだわり”がある。

ただただ芸人のネタが流れる動画か、舞台でのパフォーマンスを録画したものを見るようにしている。要するに、芸人を素材のままを見る。

精巧に作られたテレビらしいバラエティ演出は、「やりすぎだな……」と思うことがある。例えてみると、獲れたばかりの京野菜にアレコレ細工して味付けするのもいいけど、シンプルに生でかぶりつきたい! という感覚に似ている。

ネタがあってこその芸人。客を前にネタを披露する芸人たちは、バラエティ番組に出るときとはまったく違うことに気づく。バラエティ番組では「おもしろくないキャラ」の人も、ネタを見れば腹を抱えて笑ったりもする。そういった発掘も楽しい。

■プロの笑いに触れて、笑いのツボをやわらくしておこう

お笑いにも、いろんなジャンルがある。センターマイクの前で掛け合いをする「漫才」に、シンプルな芝居で客を笑わす「コント」。伝統文化の「落語」や、舞台をしっかり作りこんだ「喜劇」などもある。

まずはYouTubeやDVDで、いろいろな動画を見てみよう。知っている芸人、たまたまテレビで見かけた芸人からでもいい。探してみると、さまざまなネタを発掘することができる。

つまらないと思ったら、次。面白いと思ったら、続行。まさにDon't think, feel. である。いろんな芸人のネタを見ていけば、自分の好みがわかってくる。

推し芸人が見つかったら、彼らのネタ動画を見ることを習慣にしよう。メイクをしながらでもいいし、お風呂に入りながら見てもいいだろう。BGMがわりに流しておくのもいい。

そうすることで、いつの間にかクスクス笑っている日常になる。ひとり暮らしの女性でも、家で笑顔でいられる。こうして笑いのツボをやわらかくしておくこと。これが「笑いやすい体質」になるためのポイントなのだ。

東 香名子

あずま・かなこ。1983年生まれ。元女性サイト編集長のコラムニスト。テレビ・ラジオ出演多数。著書に「100倍クリックされる超Webライティング実践テク60」(パルコ出版)。趣味は鉄道一人旅。

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