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キスにも相性がある? 大切なのはキスの上手さとかじゃない 3/3


キスの相性

キスに相性があるのなら、相性がいいキスのほかに、相性が悪かったキスもあるはずです。どのようなキスが“相性が悪い”といえるのでしょうか。相性が悪かったキスの経験談を聞いてみました。

体験談1:ニオイが自分に合わない

「相性が悪いキスは、キスしていて少し不快なニオイを感じます。最初は口臭かな? と思ったのですが、もしかしたら口臭ではなくフェロモン的なものなのかもしれません。

私には合わないニオイだったので、この人とのキスはもうないなぁと思ってしまいました。本当に、口がくさいという感覚とはまた別なんです。ニオイの何かが合わないんです」

口臭や体臭は個人差がありますが、くさいとは別次元の、フェロモン的なものが存在するのでしょうか。もしも存在するのなら、香りの相性の影響がキスにも及ぶようですね。相性が良い要因には「このニオイ、たまらない!」と思えるような感覚があるのかもしれません。

体験談2:どっと疲れる

「濃厚なキスを長時間したわけでもないのに、触れるだけのキスでどっと疲れたことがありました。あんなに疲れたのは初めてです。おそらく、これが“キスの相性が悪い”ということなんだなと思います。

他の人とのキスは、うっとりしたり、元気が湧いてきたりするものなんです。この人のときだけ、本当に毎回疲れてしまいました……。相性の悪いキスって体力がいるんだとそのときは思いましたね」

濃厚なキスをしなくても疲れるということは、精神的な要因が大きいのかもしれませんね。相性が悪いと、キスひとつでも精神的な労力をたくさん使ってしまうのでしょう。キスは心に大きな影響を与えると思うので、疲れてしまうのも納得です。

体験談3:タイミングが何もかも合わない

「キスをしようと思うタイミング、息継ぎのタイミング、キスをしながら首を傾けるタイミング……数多くのタイミングが、どれもこれもまったく合わない人がいました。あそこまでタイミングが悪く、毎回お互いに戸惑ったことはありません。

キスに関するあらゆるタイミングはキスの技術・経験うんぬんだけで調整できるものではないと思います。キスの相性が悪い相手だと、何もかもタイミングが合わずお粗末なキスになってしまうんだなぁと強く思いました。あれはよほど話し合ってタイミングを練習しないと、いいキスはできないと思います」

キスに関するタイミングは最初から打ち合わせるものでもないので、お互いの感覚に任せる部分が大きいですよね。そのタイミングがピッタリと合えば相性ばっちり、合わなければ相性が悪いと判断できそう。タイミングが合わないと気持ちも冷めがちになってしまいます。

最高のキスのタイミングは? 興奮高まるキスの体験談も紹介

■キスの相性が良いと身体の相性もいいの?

キスの相性は、体の相性にも影響する?

キスの相性がいいというのは、お互いの行為に対するタイミングやニオイ、気遣いなどが合うということでしょう。キスの延長線上にはセックスがありますから、入り口であるキスの相性が良ければ、身体の相性もいいと考えられます。

キスの相性がいい人は、キスだけで気持ちよくなれるもの。きっとその先の行為でも、より大きな快感を得られるはずです。キスも性行為のひとつと捉えれば、身体の相性にも大きく関わる要因であると解釈できますね。

■キスの相性は、お互いの関係性にも繋がる

キスの相性が悪いからといって、相手が運命の人ではないというわけでもないでしょう。キスの相性はひとつの目安なだけです。相性が悪かったとしても、ふたりの愛がしっかりしていれば、きっといい恋愛になると思います。

ただ、相性が良ければもっと素敵な恋になるのも事実。キスの相性が良い人とめぐり逢えたら、今まで以上に相手を慈しみ、大切にしてくださいね。

※ この記事は2019年6月13日に公開されたものです。

神之 れい

関西在住のフリーライター。1984年11月5日生まれ。ライターとは無関係の短大へ進学、一般企業で5年ほど勤めた後にライターへ転身。女性向けウェブメディアを中心に執筆。もやもやを抱える女性のヒントになるような記事執筆を目標に活...

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