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返信に困るLINE実例。こんなやりとりはしないで!

「こんなLINEをもらうと、どう返信していいかわからなくて困ってしまう」。そんなLINE事例をご紹介します。どうか皆さんは、こんなLINEをしないで!

返信に困るLINE実例。こんなやりとりはしないで!

メールに電話、手紙……いろいろな連絡手段はありますが、スマホを使用するほとんどの方が、連絡はLINEで行うようになったのではないでしょうか? LINEは会話のようにテンポよく送ることができて、画像や写真を簡単にアップできるので、送った相手との距離感をグッと縮められるような気がしますね。婚活市場でも、LINEは必須になってきました。

私の経営する結婚相談所では、交際中の会員さんから「私たち、うまくお付き合いできているでしょうか?」とよく聞かれます。そんなときは「よかったらLINEを見せてくれる?」とお願いします。

何を見るかというと、話している内容ではなく、お互いの息が合っているかです。LINEの画面を数日前までスクロールして、やりとりしている文章のボリュームやスタンプの数などを比較します。それによって、ふたりの気持ちに大きなズレがないかどうかがわかるからです。相談者自身が押せ押せモードになっている場合は、相手が負担になっているかもしれないため、送る頻度を少し控えるように伝えます。

テクニック的なことを書くと、「6:4の法則」といって、相手が6で自分が4のボリュームになるように意識すると効果的です。「もう少し連絡がほしいな」と相手に思ってもらうくらいがちょうど良いでしょう(だからといって、駆け引きばかりに気を取られないように注意してくださいね)。

それでは今回も、会員さんから教えていただいた、実際にあった困ったLINE事例と対応策をご紹介します。

■目的をはっきり書かない「いま何してますか」LINE

30代男性に届いた、女性からのLINE

返信に困るLINE

「『いま何をしていますか?』って、聞いてくる人がいますよね。聞いてどうしたいのでしょうか? 雑談したいのか、電話したいのか? または暇だったら会いたいのか? こちらも迷ってしまうから、はっきり書いてほしいです」

こうすれば良かった

これはよくある相談です。女性はこの男性に興味を持っています。何とか連絡を取りたい、という気持ちが伺えますね。本当は、お互いに暇だったら会いたいなと思っているのでしょう。でもそこまでは書けない。なぜなら、断られたらショックだから……。わかりますよ。できれば男性に察してもらって、「いまから会う?」と言ってもらいたいですね。

しかし、男性の気持ちも考えてみましょう。気をまわして「会う?」と聞いたものの、「いや、そういうつもりじゃないんだけど」なんてことになったらカッコ悪いから誘いにくいです。お互い腹の探り合いみたいで、一向に前に進みませんね。悶々とスマホを見ているくらいだったら、勇気を出して聞きましょう。

「いま何をしていますか? お時間があるようでしたら、会えませんか?」と。ダメだったら、「またお願いしま~す」と明るくお返事すればOKです。

■「自分の何がダメでした?」答えづらいにも程があるLINE

30代女性に届いた、男性からのLINE

返信しづらいLINE

「初デートの後にこれが届きました。会社の報告書を書かされるみたいで困ります。正直に書けるはずがないでしょう?」

こうすれば良かった

これはキツいですね。初デートのフィードバックをもらうことで、次のデートをもっと良いものにしたい、という向上心は感じられますが、プライベートなお付き合いに仕事モードで来られると興ざめします。

これから何かをする度に「どうだった?」「どこが悪かった?」と確認されそうで引いてしまいます。

また、女性は“相手を傷つけたくない”と気を使いますから、当たり障りのない回答が来るだけで本音は聞けないでしょう。こういうのは「聞くだけ野暮」というものです。

もし仮にフィードバックをもらったところで、それを次の恋愛に活かせるかはわかりません。人は一人ひとり好みも違えば、嫌いなものも異なります。生身の人間相手だからこそ、「Aさんにとって良かったこと、悪かったこと」がBさんにも該当するとは限らないのです。

■1日1挨拶。「生存確認」から進展しないLINE

20代女性と30代男性のLINE

返信に困る LINEの実例

「お見合いで好印象だった相手と親しくなるために、1日に1度はLINEをしようと約束したのですが、こんな調子です。これ、続ける意味はありますか?」

こうすれば良かった

わぁ、まるで“生存確認”になっていますね(笑)。

婚活中のLINEは少し特殊です。出会って間もない、それほど親しくない相手とLINEをしなければなりません。結婚するかもしれない相手ですから、真面目できちんとした部分を見せておきたい。

だから、羽目をはずすような内容を最初から送れない。そして「1日1回はLINEしよう」と約束をしたのだから、勝手にやめて不誠実な人だと思われたくない……。

その結果が、この状態ですね。まずやるべきことは、次のデートの日程と場所決めです。これに集中してください。

次の予定が決まったら、あとは会う日までのつなぎでご挨拶LINEになってもかまいません。交際が進めば共通の話題が増えて、自然なやりとりができるようになっていきます。

婚活は短期間でお互いの関係を深めようとするので、LINEの使い方が独特です。また、普通の恋愛でもLINEでいきなり仲良くしようとしすぎるから、トラブルになるパターンをたくさん見てきました。

LINEであなたのすべてを伝えることはできませんし、相手の本当の気持ちを知ることもできません。文字には温もりや感情がなく、心を乗せることができないからです。だから誤解や行き違いが生じるのです。

気持ちは直接会って伝え合うもの。LINEはあくまでも連絡手段のひとつだということを忘れないでくださいね。

※ この記事は、2019年3月12日に公開されたものです。


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忽那 里美

東京日本橋で結婚相談所「キュートピア」を経営。20代~80代の男性女性が会員。メイクレッスン、トータルコーディネート、メンタルコーチングを取り入れることで、ワンランク上のお相手との結婚をサポート。婚活が終了するとき「人間的に...

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