愛するより愛されたい。常に先に求められないと恋愛できないのが「愛されたい症候群」です。特に男性の場合は、プライドが邪魔するせいで余計に愛情を伝えることができません。もしこんな男性を好きになってしまったら、良い関係を築くためにはどうすれば良いのでしょうか。「愛されたい症候群」な男性の特徴についてお話しします。
遊び目的で女性を誘う男性の特徴って? 2/2
■遊び目的で近づくときは自分の都合が最優先
上の女性のように、普段はLINEのグループ内でだけ会話していたり、個人的なメールのやりとりなどしていなかったりする男性から急に声をかけられると驚きますよね。
ですが、男性のほうは女性が自分に気があることをわかっているので、誘うことに抵抗がありません。
簡単に事を運ぼうとするのは、女性のことを尊重していないから。自分の都合を中心に考えるので、相手の気持ちは無視したまま約束を取り付けようとするのが特徴です。
こんな男性は、実際にどんな言葉で近づいてくるのでしょうか。
こちらの予定に合わせてくれない
「○○日は空いてる?」「明日の夜はどう?」など、積極的に会う日を提案してくるけれど、こちらの都合には合わせてくれない。
「○○日しか時間が取れそうにないです」と答えると、「じゃあ○○日に2時間でもいいから!」など自分の予定ばかりゴリ押ししてくるような男性は、女性のために自分の時間を割くつもりがありません。
提案してくるのは自分が空いている日。そこを埋められれば良いのであって、女性の予定に合わせるのは面倒なのですね。
女性のことが大切なら、まず「空いている日はある?」など、女性の都合を優先する姿勢が見えるはずです。
「一度だけでいいから」「今夜だけ」
「一度だけでいいからさ、食事に行こうよ」「今夜だけ付き合ってよ」のように、「だけ」を強調してくるのも危険なサイン。
つまり、「次はない」ことをあらかじめ伝えているわけですね。
お願いされると「1回だけならいいかな」と心が動きがちですが、実際に会うと今度は「一度だけ」の約束でベッドに誘われます。
いざセックスが終われば、「お互い了解していたんだし」と元の関係から変わる気がないことがわかってがっかり、なんてことも。
男性も女性に好意を持っているなら、必ず「次」を考えます。一度きりで済ませようとするのは単純に遊びたいだけ、と思いましょう。
連れていくお店は居酒屋など安く済むところ
遊び目的で誘う女性を連れていくのは、大衆的な居酒屋やレストラン。
本命なら楽しく過ごしたいため個室のあるお店などお金をかけますが、自分の欲望を満たすためだけの相手であれば、なるべく安く済ませてしまいたいのが、男性の本音です。
上の女性の場合も、男性が連れていったのはデートには不向きの居酒屋でした。
女性をもてなす意思があるなら、もっと雰囲気の良いお店にするのではないでしょうか。
誘われたときに、提案されたお店が安上がりなところであったりデートで連れていくようなお店ではなかったりした場合は、男性の意図を疑ってみる余地があります。
周りに秘密にしたがる
本当は彼女がいる男性など、遊び目的で女性と会おうとするときはほとんどの場合「みんなには内緒にしてね」「ふたりだけの秘密ね」のように、周囲に知られないよう気をつけます。
彼女がいないとしても、ふたりで会うことくらい隠す必要はないと思いますが、男性からすれば限定された関係を持ちたいだけなので、下手に周りに話をされると後が面倒くさいと感じます。
「あれから関係はどうなったの?」なんて突っ込まれるのは避けたいのですね。
後ろめたくないなら堂々と誘えるはず。変に隠したがるときは、彼女がいることを疑ってみる必要があります。
また、周りに言えないようなことを考えている可能性があることを忘れないでください。
■女性として尊重されているかどうかを見極めて
異動や退職の前になって急に接近してきた男性。ふたりきりで会うことをほのめかしてくるし、一体何を考えているのだろう?
まず、本当に純粋な好意を持たれているなら、男性はあなたの都合や予定を最優先して会う日を決めようとします。
自分に好感を持ってほしいので、無理に付き合わせようとしたり、短い時間で済ませようとしたりはしません。
連れていくお店も、あなたの好みを確認したりゆったり過ごせるところを選んだりと、どこかで配慮があるものです。
遊び目的で誘ってくるのはこの逆。
自分の都合にこちらが合わることを平気とし、あなたの好みや行きたいお店など関係なく安く済ませられるところを提案し、周りに内緒にすることをお願いしてくる。
こんなときは、まず「ふたりよりみんなで行くのはどうですか?」と男性の誘いをはぐらかしましょう。あなたにその気がないとわかればあっさり引き下がるのも、遊び相手が欲しいだけの男性にはよくあることです。
女性の気持ちを尊重して誘うのが、誠意ある男性の姿。疑わしいときは、すぐに約束を取り付けるのではなく、冷静に考える時間を持つことを心がけたいですね。
ネガティブな言葉を吐いては、女性に自分を追うように仕向ける男性。彼らは追わせる恋愛をすることで自分の価値を確認したがります。ですが、いつも従っていては相手も甘えるだけ。一度放置してみて、追わない自分を見せましょう。痛みを実感してもらうことで、無駄な「追わせたい病」を止めることができます。