「愛されたい症候群」な男性の特徴
愛するより愛されたい。常に先に求められないと恋愛できないのが「愛されたい症候群」です。特に男性の場合は、プライドが邪魔するせいで余計に愛情を伝えることができません。もしこんな男性を好きになってしまったら、良い関係を築くためにはどうすれば良いのでしょうか。「愛されたい症候群」な男性の特徴についてお話しします。
■「負け戦」はしたくないのが「愛されたい症候群」
「相手に好かれてから好きになる」。
これが、「愛されたい症候群」の男性のスタンスです。
いいなと思う女性がいても、自分から告白することはありません。相手の中に自分への好意が確実にあることをまず求め、その確証が得られない限り、自ら思いを告げるような「冒険」は避けようとします。
誰だって、好きな人とは両想いになることを願いますが、「愛されたい症候群」の男性の場合は愛するより愛されたい欲が強く、そのため気がある素振りは見せても、決定打は打たないことがほとんどです。
告白しても、自分に気がないのなら振られるだけ。そんな「負け戦」はしたくないのが「愛されたい症候群」の男性の本音。
女性より恥をかくことを恐れる男性は、プライドが邪魔するせいで余計に本音を打ち明けるのを避け、何よりまず相手に好かれることを望みます。
かといって、いつも勝てる戦ばかり恋愛でしているのかといえば、そうでもないのが現実です。
思わせぶりな言動はあっても、いつまで経っても踏み込んでこないなら、女性のほうだってしびれを切らして去っていきますよね。「好きだ」と言えていれば関係が進んだかもしれないのに、とにかく相手の愛情を前提にするため、両想いになれる機会を逃しやすいのも「愛されたい症候群」の男性です。
では、こんな男性にはどのような特徴があるのでしょうか。
1.自分のことが好きじゃない
まず、「愛されたい症候群」の男性は自分に自信がありません。
「こんな自分、どうせ誰からも愛されない」「何の取り柄もないし好かれるはずがない」と卑下するだけでなく、周りの男性と自分を比べては自己肯定感を自ら低くしています。
「愛されるはずがない」と思ってしまうのは、そうすることで傷つくことを避けられるからです。好きな女性に相手にされなくても、「ほらね」とあらかじめ諦める道を用意しておけば、本当の痛みから目を反らせていられます。
ですが、実際はこんな自分に自信を持たせてくれる女性を求めていることがほとんどで、愛されることで自分の価値を見出そうとします。
そのため、自分のことは好きになれないのに、相手には愛情を強制するような恋愛になることが多く、最後は振られて終わる交際ばかりになります。