京都国立博物館開館120周年記念・特別展覧会「国宝」が、2017年10月3日より開催。
「国宝」も京都国立博物館も120周年に企画された特別展覧会。4分の1もの国宝が、京都国立博物館に集結。約200件の国宝を一挙公開します。
「国宝」も京都国立博物館も120周年に企画された特別展覧会。
1897年5月に帝国京都博物館(現・京都国立博物館)が開館した翌月、現在の文化財保護法の先駆けにあたる古社寺保存法が制定され、その中で初めて「国宝」という言葉が使われました。2017年は、文化財を守り伝える拠点としての京博誕生と、古社寺保存法制定から、ともに120周年の節目を迎える年なのです。
4分の1もの国宝が、京博に集結!
2017年、国宝に指定される美術工芸品は885件です。本展では、そのうちの約4分の1にあたる、約200件の国宝を、展示期間を大きく4期に分けて一挙に公開します。普段であれば数年、数十年に一度、出会えるかどうかの貴重な国宝を、1カ所にこれほど集まることは、まさに奇跡といえます。
桜図壁貼付 長谷川久蔵筆 桃山・16世紀 京都・智積院 10月24日~11月12日展示
国宝 雪松図屏風(右隻) 円山応挙筆 江戸・18世紀 東京・三井記念美術館 10月31日~11月26日展示
松林図屏風(右隻) 長谷川等伯筆 桃山・16世紀 東京国立博物館 10月31日~11月12日展示
国宝 小葵浮線綾文様衵(熊野速玉大社古神宝のうち) 南北朝・14世紀 和歌山・熊野速玉大社 10月31日~11月26日展示
国宝 青磁鳳凰耳花入 銘 万声 中国 南宋・13世紀 大阪・和泉市久保惣記念美術館 10月3日~10月29日展示
超豪華な12ジャンルは、すべてみどころ満載。
京都国立博物館には、考古、彫刻、絵画(仏画、絵巻物・肖像画、中世絵画、近世絵画、中国絵画)、書跡、染織、金工、漆工、陶磁と、12のジャンルを支える研究員がいます。今回、総力を結集し、本展だからこそ実現する、夢の取り合わせをご覧いただきます。「画聖雪舟、全6件の国宝を1室で公開」、「長谷川等伯・久蔵、奇跡の親子共演」など、各ジャンル全ての展示室に、豪華すぎる夢の空間が出現します。
開催概要
京都国立博物館開館120周年記念・特別展覧会「国宝」が、2017年10月3日(火)~11月26日(日)に開催。約200件の国宝を一挙公開!
Ⅰ期 10月3日(火)~10月15日(日)
Ⅱ期 10月17日(火)~10月29日(日)
Ⅲ期 10月31日(火)~11月12日(日)
Ⅳ期 11月14日(火)~11月26日(日)
※会期中、展示替を行います
休館日:月曜日(※ただし10月9日(月・祝)は開館、10日(火)休館)
開館時間:午前9時30分~午後6時(入館は午後5時30分まで)
※金・土曜日は午後8時まで夜間開館(入館は午後7時30分まで)
会場:京都国立博物館 平成知新館【東山七条】
主催:京都国立博物館、毎日新聞社、NHK京都放送局、NHKプラネット近畿
お問合せ
TEL.075-525-2473(テレホンサービス)