ETVOS代表・尾川ひふみさんがきれいのために夜していること

ナチュラルサイエンスなスキンケアとクレンジングいらずのミネラルメイクの組み合わせを提唱するブランド「ETVOS」代表の尾川ひふみ（おがわひふみ）さん。きれいのために夜していることは何ですか？

夜、眠る前にすることは、翌朝のきれいにつながること。明日からのきれいを作ること。美しく生きる人に、「きれいのために夜していること」を聞きました。

■石けんでメイクを落とす

もう10年以上、クレンジング剤は使わず、石けんでメイクを落とす習慣を続けています。クレンジング剤を使うと、肌に必要なNMF（天然保湿因子）やセラミド
までも落としてしまい、肌が乾燥し、皮脂がたくさん出て、結果的ににきびができてしまう。そんな良くないループがあります。落としすぎないことを大切にしています。

■湯船に浸かっている間は必ず何かする

バスルームは1日30〜40分くらい過ごす、私にとって大事な美容空間。それだけに、お風呂にはかなりこだわっています。機能的にどうしても譲れなかったのは、パナソニックの「酸素美泡湯」。

酸素を含んだミクロの泡が湯船から出る仕組みなんです。ミクロの泡が毛穴に入り込んで、肌の細かい汚れを落としてくれる効果が期待できます。この湯船に浸かっている間はボーッとせず、必ず何かしています。

たとえば、ヤーマンのキャビスパ（エステサロンで人気のキャビテーションを自宅で再現可能なボディケア美容器）は、湯船の中で常に使っています。凝りやすい首やフェイスライン、むくみやすい脚などを中心につぼ押しをしたり、リンパを流したりすることも。

・おまけ（水はすべて軟水に）
家中の水を「軟水」にしてくれる、「軟水器」という機械を、昨秋から自宅に導入しました。水道水にはマグネシウムや金属イオン成分などが入っていますが、軟水器はそれらを除去してくれるのです。

とくに私が住んでいる滋賀県は、日本の中でも水の硬度が高い場所。硬水でシャンプーすると髪の毛がキシキシするのは有名な話ですが、たしかにシャンプーの泡立ちも良くなかったんです。

でも、軟水器を入れてから、シャンプーの泡立ちが激変。髪の毛の質にも変化が見られるようになりました。いつもの水を軟水に変えることで、美容面だけでなく、食事面でもメリットが！　

嬉しかったのは、ごはんも美味しく炊けること。月3000円程度のわずかなメンテナンス料で、いいことばかりでした。東京出張時に宿泊したホテルで軟水器が使われていて、それがすごく良かったので、我が家にも入れてみよう、となったんです。

■顔も体もオイルで保湿する

お風呂からあがる前に、ボディはETVOSのスリミングオイルを使ってオイルマッサージをします。顔にはETVOSのアルガンオイルを。子供とお風呂に入ることが多く、すぐに化粧水を濡れないため、先にオイルで保湿します。

オイルだと洗い流す必要もないですし、お風呂あがりに水気を軽くオフするだけでOK。潤い感が出てきます。オイルでケアする習慣があれば、冬場でも乾燥することはありません。

■美髪ドライヤーで髪、ついでに顔を引き締める

ヘアケアで一番こだわっているのはドライヤーかもしれません。濡れた髪にETVOSのヘアオイルをなじませた後、HAIRBEAUZERのドライヤー「レプロナイザー 3D Plus」を使います。

美髪作りに役立つのはもちろんのこと、冷風でフェイスラインがキュッと引き上がる効果も期待できるのだとか。髪の毛を乾かしながら、時折顔に冷風を当てています。

■コリをほぐす

美容グッズ好きなほうだと思います。コリをほぐすための美容グッズとして愛用しているのはリファ。ボディ用の「カラット」とフェイス用の「エスカラット」を持っていて、眠る前に10分くらいゴリゴリします。とくに頭皮はコリやすいので念入りに。顔はフェイスラインや眉間を中心にコリをとります。

■バランスボードに乗ってスクワットする

円盤のような形の「バランスボード」に乗ってスクワットをします。回数は決めずに、その日の気分や体調によってまちまちです。1000円もしない、お手頃価格のアイテムですが、びっくりするくらい良い品です。

バランスを取りながらスクワットをすることで、体幹が鍛えられるような気がします。子供たちに人気で、私が乗っていたら「次、ぼくが乗る！」みたいに、すぐ取られてしまうんですが（笑）。