セックスレスを乗り越えて妊活を成功させた夫婦の体験談

セックスレスを乗り越えて妊活を成功させた夫婦の体験談

セックスレスに悩んでいた状態から妊活を成功させ、子供を授かった夫婦がいます。結婚して数年、夫婦仲は良い方だけど、寝室を別にしてからセックスレスに……だけど愛する夫の子供がほしい。そんな夫婦にセックスレスから妊活へ到ったエピソードを伺いました。


結婚して数年。夫婦仲は悪くないけど、性生活はすっかりご無沙汰。

だけど愛する夫の子供がほしい。そんな悩みを乗り越えて、見事お子さんを授かったご夫婦に、お話をお伺いしました。

■セックスレス、だけど子供がほしい

ナツミさんがこのままではマズい、と思い立ったのが33歳のとき。高校時代の仲良しグループで子供がいないのがナツミさんだけ、という状態になったのだそう。

「私も子供が欲しい」と思ったナツミさんですが、ここで大きな問題が。ナツミさんと夫のトオルさんは結婚生活3年目。

夫婦仲は決して悪くなく、週末もよくふたりで出かけます。だけどもう1年以上、セックスはご無沙汰でした。

■寝室を別にしてから「きっかけ」を失ったふたり

付き合っていたときも、そして結婚してしばらくも、むしろセックスの頻度は高い方だったナツミさんご夫婦。ただ彼の職場の社宅に空きが出て、2LDKの部屋に住むようになってから、別々の部屋で寝るように。

フリーのデザイナーとして活躍しているナツミさんは、締切前に深夜作業になることが珍しくありません。そのため最初は一時的に寝室を分けたつもりでしたが、いつのまにか夫婦別々に寝るのがあたりまえに。

そうなると「しよう」という一言がなかなか言い出しづらくなりました。またどちらかが「しよう」となっても疲れてたり、忙しかったり、という状況が重なってしまい、いつしか「しよう」と言い出すのがお互いに億劫に。

そして気がつくと、1年以上セックスレス、となってしまったわけです。

■セックスレスについて、話し合いをしたものの……

そんな状況を打破しようと、ナツミさんは勇気を出してトオルさんに、「子供がほしい」と切り出すことにしました。まわりの女友達が皆子持ちになって疎外感があること。年齢的に自分もそろそろほしいと思っていること。

ところがトオルさんは、そんなナツミさんの話に少しイライラしているように見えました。

子供がほしくないわけではない、とトオルさんは言います。ただじゃあどうする、という話は出ずに、話をそらされ、その後トオルさんはぷいと部屋にこもってしまいました。

■「子供がほしいからセックスしたい、は切ない」が男性の本音

トオルさんにも子供をそろそろ……という気持ちはありました。ただ、まずはセックスレスになっている状態を解消したい、というのがトオルさんの思いだったのです。

もう自分のことを異性として見てもらえてないのでは? というのが、セックスレスになってからトオルさんが思い悩んでいたこと。

にも関わらず、ナツミさんがその問題に目を向けることなく、唐突に「子供がほしい」と切り出してきたことが、トオルさんにとっては切なかったのです。

■「“子供を”という理由でもなければ、レスが解消しないと思っていた」が女性の本音

一方、ナツミさんとしても、もう子作り以外のセックスをしたくなくなったわけではありません。長年一緒にいすぎたせいで、トオルさんはもうナツミさんを女としてみてくれないのでは、と不安に思っていました。

だから「子供」を理由に再びセックスできる関係に、というのがナツミさんの思っていたことでした。それなのに「子供」を理由に切り出してもトオルさんにその気がなさそうなことが、ナツミさんにとっては、とてもショックでした。

■「朝帰り」からの喧嘩がふたりの距離を縮めた

しばらくギクシャクした関係が続いた後、なんとトオルさんが朝帰りする日がありました。それは結婚してから初めてのこと。

ナツミさんは一睡もできずに待ち続け、そしてようやくトオルさんが帰ってきた後、大泣きしながら、彼を責めました。もう女として魅力を感じないなら別れてほしい、それがナツミさんが訴えたことでした。

そこで初めてトオルさんは、ナツミさんもセックスレスについて悩んでいたことを知ったのです。お互いセックスレスで悩んでいたことがわかり、ふたりは一気に打ち解けました。

そして、セックスレスがその日を境に解消され、ほどなくしてナツミさんは妊娠したのです。

■妊活の前に、まずはセックスレス状態を解消しよう

セックスレスの状態にある中、女性から「子供を作るためにセックスしよう」というのは、多くの男性をがっかりさせてしまうようです。

そのため「妊活」を切り出す前に、セックスができなくて寂しいという気持ちを女性からきちんと伝え、まずはセックスレス状態を解消するように努めましょう。

ポイントは、相手を責めるのではなく、愛されているか不安である、自分はしたい、というあなたの気持ちをわかってもらうこと。

「なんでしてくれないの」と相手を責めるのは絶対にNG。男性をセックスについてより一層身構えさせてしまい、逆効果になってしまいます。

■セックスレスを乗り越えて、妊活を成功に導くには

妊活には男性の協力が不可欠。そして大事なのは、あなただけががんばるのではなく、パートナーとの間でも「子供がほしい」の気持ちを共有すること。

そのためにはまず、お互いに信頼し合える関係を取り戻すのが重要です。ポイントは「セックスしたい」という自分の気持ちを、男性を責めずに素直に伝えること。

安心して体を預けられるような関係を、まず取り戻しましょう。

この記事のライター

1977年生まれ、宮城県仙台市出身、早稲田大学卒。大学在学中から大手女性誌やムック本などで占い、美容、投資、セックスなど多岐にわたるジャンルの記事を執筆。 結婚、離婚を経て、現在は外資系企業でのマネージャー業務のかたわら、...

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