素直になれない元彼の心理を理解することが“復縁”への近道 2/2
■すぐに済む用事を作る
別れた後でも彼女と良い関係になれるとわかれば、元彼の気持ちは落ち着きます。ですが、自分の方から進んであなたを誘うことはまだできません。それは、「別れた女を誘うのは図々しい」という思いが元彼にはあるからです。やはりプライドが邪魔をするのですね。
なので、先に進むのもこちらから。言葉だけのやり取りから会えるように誘うタイミングは、「すぐに済む用事を作れる」ときです。
元彼が観たい映画のDVDを自分が持っているとか、貸したい本があるとか、また返し忘れたものを持っていくなど、短時間で終わる用事を作れば、元彼も気楽に承諾できます。食事は、時間がかかる上にその最中の会話に気を使ってしまいます。気が重くなるような約束は避けましょう。
渡すついでにカフェでお茶するのも良いのですが、そこは元彼の気持ちに任せて。もしためらうようなら、コンビニの駐車場で待ち合わせるなど「この後どうする?」という状況にならないようにしてください。
徹底して元彼の様子に合わせることで、かたくなだったプライドがほどけていきます。「別れても居心地の良い関係が作れる」という安心感を与えることができれば、自然と会う約束も増えていくでしょう。
■元彼が復縁したいと思うのは、あなたが幸せそうなとき
気持ちを抑えて元彼に合わせるのは、根気が要ります。ときには思いを伝えたくなることもあるでしょう。
ですが、男性は女性が思っている以上にカッコ悪い自分を嫌うものです。弱い自分、臆病な自分を人に知られるとプライドが折れてしまいます。
まして別れた彼女が相手だと、付き合っていた頃の「彼女を幸せにしていた自分」を思い出してしまい、余計に気持ちを伝えづらくなるもの、と思ってください。
元彼が復縁したいと思うのは、自分と一緒にいるあなたから幸せそうな様子が伝わるときです。
ふたりで過ごしているときに笑ったり、楽しんでいたり、会ったあとは必ずお礼のLINEがあったり、「自分はまた彼女を幸せにできる」という実感が元彼に勇気を与えます。過去のことを蒸し返さず、「今の私はあなたといて楽しいよ」というサインを元彼に送り続けてください。どんな言葉で未練を伝えるより、あなたの笑顔が元彼にとって一番のメッセージになります。
「復縁」に焦りは禁物です。よりを戻した後、以前より良いお付き合いをするために、今から元彼の心を尊重する姿勢を持ってくださいね。